論文の最後に「この技術はこれから様々な場面で役に立つだろう」と書いてあるのを読んだり、実際に書いた人がいると思います。研究者の視点からは「十年に一度のすごい発見が起きた」場面に出くわし、世の中にどのような影響を与えるのだろうと思うこともあります。しかし殆どの技術は世の中で活かされることはありません。なぜなら技術を実用化するには非常に多くの困難が必要とされるからです。 そもそも、殆どの技術は誕生したとしても人の頭に留まっています。ものすごくいい手法を思いついた、としてもそれを言語などで外在化させない限り、その技術がその人以上に世の中に広まることはありません。有名な例でBurrows-Wheeler変換という今のゲノムシーケンシングを支える技術はWheeler氏が「あまりにも当然である」ことから論文化していませんでした。Burrowsの勧めでこの技術はDECの社内報として発表され、現在のように
Shin x blog Advent Calendar 2013 の 10 日目です。 Vagrant 1.4 がリリースされました。Docker Provisioner を中心に新機能をざっくりと見てみました。 ダウンロードページの変更 さあ、1.4 をダウンロードしよう、と今までのダウンロードページに行くと 1.4 のリンクがありません>< 新しいダウンロードページからダウンロードしましょう。 Download Vagrant – Vagrant Docker Provisioner Docker 対応として Docker Provisioner が追加されました。 このプロビジョナを使うと Docker 自体のインストールが自動で行われ(!)、その後、docker pull や docker run を実行することができます。 下記の Vagrantfile では Docker Pr
複数台のサーバーやクラウド環境を組み合わせてのサービス運用においては、ログの収集方法に工夫が必要となる。こういった場合に有用なのが、さまざまなログの収集手段を提供するfluentdだ。今回はfluentdのアーキテクチャやそのインストール/設定方法、基礎的な設定例などを紹介する。 さまざまな方法でログを収集できるfluentd 今回紹介するfluentdは、Treasure Dataが開発するログ収集管理ツールだ(図1)。オープンソースで公開されており、Linuxや各種UNIXで動作する。 図1 fluentdのWebサイト ログ収集のためのソフトウェアとしてはsyslogdやsyslog-ngなどが有名だが、fluentdがこれらと異なる点としては、以下が挙げられる。 さまざまなソースからのイベントをさまざまな媒体に出力できる fluentdの大きな特徴としては、ログの収集方法やログの記
日本で最初の神前結婚式は、明治33年(1900年)に東京大神宮で行われた。神道は日本古来の伝統的なものだと考えられがちだが、組織宗教として体系化されたのは明治以降だ。現代の私たちにとって当たり前の常識や習慣は、ほんの少し昔まで常識でも習慣でもなかった。 「現代」を理解するためには、過去を知ることが欠かせない。 病気にならなければ健康の大切さが分からないように、過去と照らし合わさなければ現代がどのような時代か分からない。現代を理解するための過去の知識のことを、教養という。 教養を身につけるには、相応の本を読むのがいちばんだ。が、いまの私たちは膨大な文献を読めるほどヒマではない。そこで威力を発揮するのがWikipediaだ。たしかにWikipediaの情報は正しいとは限らないし、どんなに読み込んでも「つまみ食い」程度の知識しか身に付かない。しかし、聞きかじりの知識であっても、何も知らないよりは
全くゲームプログラミング経験が無い初心者(主婦)が30日間の間でUnityを使ってMikuMikuDanceのキャラでゲームを作っていこう!という企画です。 Unityのインストールから完成までを目指します! <<現在リアルタイム進行中>> 続きを読む
アルバイトがTwitterで悪ふざけした写真を投稿する“バイトテロ”や、相次ぐ食品偽装に対し、「日本人のモラルが低下した」と嘆く人は多い。なかには「戦後の民主主義教育のせいだ」「戦前の日本人はすばらしい道徳心を持っていた」と言う人もいる。だが、それは果たして本当なのか。そう疑わずにいられなくなる本が、『「昔はよかった」と言うけれど 戦前のマナー・モラルから考える』(大倉幸宏/新評論)だ。というのも本書には、現代人なら仰天必至の、戦前の日本人のマナーの悪さ、モラルの欠如が露わになっているからだ。 たとえば、多くの人が行き来する駅や電車の中でのマナー。現代は混雑するホームで列をつくって電車を静かに待つ日本人の姿に、外国人から「さすが礼儀正しい」と称賛の声があがるが、大正時代のその光景は“傍若無人の見本市”。1919(大正8)年に発行された電車でのマナー向上のための小冊子には、「無理無体に他を押
見せて楽しむ絵本収納・絵本棚(3ページ目)絵本の収納は片付くだけでは不充分です。子どもたちのためには、毎日の生活の中で、いつも絵本を身近に感じられる環境を作る必要があります。そこで絵本収納では、インテリアとしての見せる収納でなく「読むために見せる収納」を考えます。 図書館から、絵本収納のアイデアを学ぶ 図書館は、限られたスペースでたくさんの本を紹介できるよう、様々な工夫を凝らしています。そこには、大型絵本の収納方法や安全性に対する考え方など、ご家庭での絵本収納にも役立つヒントがいっぱいです。ご家庭で本格的な本棚を用意するなら、図書館からお知恵を拝借。知恵の詰まったこだわりの本棚なら、1冊ごとに絵本の表紙を見せなくても、その存在がまるごと絵本を意識させる特別なアイテムになりますね。 絵本収納の2つの悩みにこたえる本棚
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