2014.01.28 ブルーシートはなぜ青いのか? 災害時や工事現場などで活躍しているブルーシートですが、名前の通り、ほとんどが青色をしています。青色でなければいけないのでしょうか。 合成樹脂が出てくる前は綿布や帆布が使われており、オレンジ色が主流でした。その名残で、合成樹脂製に変わった直後もオレンジ色が主流だったのですが、1965年頃に「オレンジ色の顔料に人体に悪影響を及ぼす重金属のカドミウムが含まれている」という話が広まり、次第に青色に変わっていきました。 ちなみにその後の調査で、オレンジ色の顔料にはカドミウムは含まれていなかったそうです。 オレンジ色の代わりに青色が選ばれた理由は、空や海の色に近く、景観を損ねないことや青色の顔料が一番安かったことなどいろいろあるそうですが、「青はさわやかな色」というのが一番の理由だそうです。 現在のブルーシートは、ポリエチレンの糸を織ってシートにし、