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ブックマーク / newswitch.jp (14)

  • なぜ電線は雨ざらしでも平気なの? 知ってるようで知らない電線の秘密 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    雪にも負けず 風にも負けず 自然現象に立ち向かう助っ人たち 裸電線は、その名のとおり、自然からの影響に対して無防備で、ただ襲ってくる自然現象を黙って受けるしかありません。そういった無抵抗な電線ですが、電線に作用する現象からの影響を緩和するために働く助っ人たちが多くいます。 送電線の周りに雪が降って着氷してしまうと、着氷した電線の断面が非対称になるため、そこに風が当たると揚力が発生し、電線が上下に運動する現象が発生します。それをギャロッピングと呼びますが、その現象は振幅が大きく持続時間も長いので、相間の離隔距離が保てなくなる危険性が生じます。そういった事態を避けるため、相間スペーサが設置されます。また、着氷によって生じる電線自体のねじれ防止に対しては、ねじれ防止ダンパが活躍します。さらに、電線に着氷した氷が脱落する際には、電線が跳ね上がる現象が生じます。それをスリートジャンプと呼びます。この

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  • 「データサイエンス・AI」で新学部、お茶の水女子大ならではの独自教育とは? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    お茶の水女子大学は2023年度に人文科学のデータサイエンス(DS)・人工知能(AI)活用と、人の暮らしに役立つ生活工学などを学ぶ「共創工学部」を設置する。言語や地理などのデータ分析や研究を「文理融合AI・データサイエンスセンター」の活動から発展させて行う。旧来の価値観などを基にした機械学習によるデータの偏りを改め、ジェンダー視点を取り入れた独自の教育とし、DSやAIなどに興味を持つ女子生徒のニーズに対応する。 文部科学省の設置認可の手続きを経て、共創工学部を新設する計画だ。まず23年度に「人間環境工学科」を立ち上げる。環境や建築、医工学や材料など人の視点でモノづくりを捉える生活科学部人間・環境科学科を基に、理学部情報科学科のリソースも活用する。奈良女子大学との共同設置による大学院生活工学共同専攻で蓄積したノウハウを生かす。 25年度には人文科学と情報学を融合させた「文化情報工学科」を設け、

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  • 実は100年間人口が減らない唯一の都道府県、それが埼玉。データで見る知られざる実力 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    埼玉県と言えば、2019年に映画『翔んで埼玉』の実写化が話題となった。埼玉県民である筆者は、埼玉県民にしか伝わらないような細かいご当地ネタが所々にちりばめられていて非常に楽しく観たが、あの作品で埼玉県について意識した方もいるのではないだろうか。 毎年、ブランド総合研究所が行っている「地域ブランド調査」の2020年版が2020年10月14日に公表されました。7年連続で最下位だった茨城県が過去最高順位の42位と躍進し話題となったが、実は埼玉県も38位と過去最高順位に上昇した。今回はそんな埼玉県について、人口や商業、観光などの状況をみてみる。 1世紀近く人口が減ったことがない 総務省が公表している人口推計の人口増減率をみると、2019年(2018年10月~2019年9月)に人口が増えている都道府県は全国で7都県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、沖縄県)のみとなっているが、実は埼

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  • “純国産”のドローン、できました!12月をめどに量産目指す ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    エアロジーラボ(大阪府箕面市、谷紳一社長、072・722・3350)は14日、搭載パーツを全て日製で構成する“純国産”の飛行ロボット(ドローン)の試作機「エアロレンジ・プロ=写真」を開発したと発表した。一般的なドローンは搭載パーツの多くを中国製に頼る。米中貿易摩擦など調達リスクが高まる中、純国産の信頼性をアピールする。12月をめどに小ロットの量産開始を目指す。 オープンイノベーション拠点を運営する成光精密(大阪市港区)、量産化を支援するコバシロボティクス(岡山市南区)、試作から量産まで包括的にベンチャーを支援するリバネス(東京都新宿区)と連携。関西などの町工場と協業して、スピード感を高めたモノづくりを進めている。 エンジンと電気モーターを組み合わせるハイブリッド型ドローン。同分野での純国産化は業界初という。今後、岡山県和気町で実証実験を予定。谷紳一エアロジーラボ社長は「物流や災害対応など

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  • 普通のデータサイエンティストと世界トップクラスのデータサイエンティストの違い ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    「データサイエンティストと名乗るのは厚かましいというか、自分はむしろ外れ値です」そう切り出した小野寺和樹さんは現在、DeNAのAI部データサイエンス第一グループに所属している。 確かにデータサイエンティストには数学や物理学の修士や博士といった理系のバックグラウンドを有する人が多い中、小野寺さんは経済学部出身で数学の知識も「二次関数の頂点がわかるくらい」だという。 そんな小野寺さんだがKaggle Grandmaster(カグル グランドマスター)という称号を持っている。世界では163人、日では10人程度しかいない(2019年11月現在)。 【補足説明】Kaggle(カグル)とは、データサイエンティストや機械学習エンジニアが集まる世界最大のコミュニティ。大きな特徴は、誰でも参加可能なコンペティションがあることだ。世界中の企業や研究機関などが提供したビッグデータと課題に対し、モデルの精度を

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  • デンソーがソフト開発、24時間体制へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    デンソーは2025年までに全世界のソフトウエア開発人材を、現状比約3割増の1万2000人にする。自動車業界の新たな技術潮流「CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)」への対応力を強化し、開発を加速させる。世界各地の拠点を活用し、24時間体制で大規模ソフトウエア開発を行えるようにする。 24日に開幕した「第46回東京モーターショー」の会見で、有馬浩二社長が明らかにした。現在は約9000人がCASEに関わるソフトウエア開発に携わる。今後、インドやベトナムをはじめとした世界中の拠点で人材を拡充する方針だ。 電動化に関わる25年頃までの技術目標も公表した。例えば暖房で電力を多く使う冬期や、バッテリーを冷却しにくい夏場などを想定し、電気自動車(EV)の航続距離を25%、バッテリー寿命を20%延長し、充電時間を3分の1に短縮する。ECU(電子制御ユニット)などから発生する熱を効率的に制

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  • DJIが構築したクレイジーなロボコンエコシステムの中身 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    DJIが主催するロボットコンテスト「RoboMaster」は11日、中国・東北大学の優勝で幕を下ろした。ベスト16に残った大学はいずれも技術的な差はほぼなかった。その中で東北大学は空中ロボ(ドローン)の射撃精度が頭一つ抜けていた。この差が戦略を大きく変え、ゲームを支配した。東北大学は決して資金力のあるチームではなかった。ドローンの可能性に賭け、世界大会の頂点に立った。 RoboMaster2019は世界から173大学・約7000人の大学生らが参加した。大会を通して技術者の卵を育て、彼らのネットワークを築く目的がある。競技自体はタワーディフェンスゲームをロボットで具体化したような内容だ。各チームは歩兵ロボや哨兵ロボ、ドローンなどの5種類7台のロボットを操作して、相手の基地を攻める。個々の機体性能を加味した連携技や戦略が求められるためゲーム性は高い。子供が観て楽しめるゲームとして競技を設計して

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    koma_g
    koma_g 2019/08/13
  • 日本のハッカー元祖が語る、花形プログラマー育成に必要なこと ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    子どもたちへのプログラミング教育格的に始まる。日ハッカーの元祖と呼ばれる竹内郁雄東京大学名誉教授は、プログラミング能力と言語能力は関係があると話す。その理由と求められる人材像について聞いた。 国語力とプログラミングの関係 ―国語ができる人じゃないとプログラムは書けないと言及されています。 「国語力は広い枠組みで言えば、『情報伝達力とそれに伴う情報理解力』のこと。相手がコンピューターというだけで、プログラミング言語も言語の一種だ。論理的に固い機械が相手のため、プログラマーには明晰(めいせき)な言語表現が求められる。全ての側面ではないが、人間のコミュニケーションにも共通する」 「一方、現在の入試を念頭に置いた国語教育は読解が中心で、ある事柄を明晰に伝える訓練をしていない。自分で身につけるしかない。大学生を見ていると、よい文章を読むことで明晰に伝える力がついている。また、数学について英語

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  • 【松尾豊】ディープラーニングでビジネスチャンスをつかむために必要なこと ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    人工知能(AI)の中で最も多くの技術革新を起こしているディープラーニング(DL、深層学習)で、ビジネスチャンスをつかむために必要なことは何か。日ディープラーニング協会(JDLA)理事長を務める東京大学の松尾豊特任准教授は、「やったもの勝ちだ」と強調する。今、必要なのは、ただ知ることではなく、行動するための知識だ。 薄く広くでは負けてしまう -DL活用の現状をどうみていますか。 「DLは数十年に1度の技術革新だ。画像や音声などの処理に強みを発揮し、医療や監視カメラで活用が進む。ロボットや機械は対象を認識する目を持ち、動きが高度になる。言葉にひも付けて理解できるようになり、言葉から知識を獲得できるようになる」 -日の現状は。 「多くのビジネスチャンスが転がっているが、日ではDLの活用が進んでない。やらない理由を探しているようにも見える。産業の戦いでは、『どうやって稼ぐか』を考え、逆算して

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  • 「統計数理」から見たAIブームをすべて話そう ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    統計数理研究所は大学共同利用機関として統計やデータ科学の人材を養成し、研究基盤を支えてきた。近年のビッグデータ(大量データ)と人工知能(AI)ブームで日の人材不足が鮮明になっている。樋口知之所長に打開策を聞いた。 -AIブームをどう見ますか。 「AI技術が日々進化する状況だ。年や月ではなく、日単位でアイデアが共有され、技術が更新されている。従来の研究や学術界を揺るがしかねない流れだが止まらないだろう。この背景には三つの要因がある。まずディープラーニング(深層学習)が圧倒的なパフォーマンスを実現したことだ。深層学習の中身はブラックボックスになるが、それを上回る利点があった。画像やテキスト、音声データの学習はめどが立ち、動画への対応が進む。人間がコミュニケーションする情報のほとんどを機械で扱えるようになった。情報系研究者は誰でも使えるほど使い勝手が良い」 「次に計算プラットフォームが広く提供

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  • 成果のオープン化でAI研究者の評価法が変わり始めた! ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    人工知能(AI)などの情報科学の研究領域で、成果のオープン化が広がる。国際学会に投稿する前に論文を公開し、さらに開発したプログラムをネットで公開してユーザーを集めている。論文の査読結果を待たなくても、プログラムを動かせば使い勝手がわかり、コードを読めば開発者の実力が分かる。その結果、使える技術は拡散し、ユーザーやアプリ開発者が自然に集まる。研究者の評価法が変わる局面が迫りつつある。 囲碁最強のAIがチェスや将棋でも最強に―。米グーグルの親会社アルファベット傘下の英ディープマインドが2017年12月、AIアルゴリズム「アルファゼロ」の論文を、米コーネル大図書館が運営する論文投稿サイトに投稿すると、すぐにニュースが世界を駆けめぐった。 内容は囲碁AIのアルゴリズムを将棋やチェスに転用すれば、AIは無垢(むく)な状態から独学でゲームを学習し、他のチャンピオンプログラムを破る力をつけたものだ。専門

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  • ノーベル生理学・医学賞受賞の大隅氏「視野の狭い研究者ほど客観指標に依存する」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    **日のイノベーション政策の中に科学はない ー科学にも実用志向が求められるようになりました。生命科学は薬剤設計に反映しやすく、基礎と応用が両立しやすい分野です。 「生物学が医学に従属してしまった。医学に役に立たない生物学は存在しないことになっている。生物学は動物を扱う学問と思っている学生は多く、その学生にとっては植物を扱う研究は生物学に位置づけられていない。日教育の偏った部分なのだろう」 「科学にとってサポーターの存在は重要だ。天文学はとても多くのファンがいる。宇宙に憧れ、宇宙やその成り立ち、基礎物理を知りたいという思いが研究を支えている。そして人間は生き物であり、自分の存在を知りたいと願う人は多いはずだ。なぜ生物が生きているのか、その成り立ちやメカニズムに迫る研究は多くの人が興味を持つ。来、生物学はものすごい数のファンがいて良いはずだ」 「一方で、人間に結びつかない生物学を意味の

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  • 新たな埋蔵エネルギー"下水発電”の可能性 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    下水処理場に眠るエネルギーを活用しよう―。水処理設備やエネルギー関連機器を手がける機械メーカーが、下水処理中に発生するエネルギーの有効利用に寄与する技術の開発や普及に挑んでいる。一方で処理にかかる電力消費の低減が課題となっており、IoT(モノのインターネット)を駆使して省エネを後押しする技術革新にも取り組む。 2011年の東日大震災発生以降、節電意識の定着や再生可能エネルギーの利用推進に伴い、いかにエネルギーを生み出すかは下水処理場でも大きな課題だ。 バイオマスである下水汚泥は重要なエネルギー資源で、15年には下水道法の一部改正により汚泥を燃料や肥料として再生利用するよう下水道管理者に努力義務が課せられた。 汚泥の処理過程で発生する消化ガス(バイオガス)の約3割は活用されていないとされる。こうしたエネルギーの有効活用に向け、ヤンマーエネルギーシステム(大阪市北区)はバイオガスを燃料とする

    新たな埋蔵エネルギー"下水発電”の可能性 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • ファナック、パナソニックも注目した東大発の深層学習ベンチャーの実力 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    ファナックとプリファード・ネットワークス(PFN)は10日、機械学習の一つであるディープラーニング(深層学習)技術を産業用ロボットに適用するための共同研究を始めると発表した。ロボットによる自律的な学習を可能にし、予防保全や画像認識などを高度化するのが狙い。事業化の時期は未定だが、ロボット用監視システムやビジョンセンサーなどでの応用を想定する。PFNの持つIoT(モノのインターネット)技術を活用し、複数のロボットによる協調学習も実現する。 ファナックはディープラーニング、IoTの技術を持つPFNと技術開発に関する基合意を交わした。当面の対象事業はロボットと射出成形機で、ロボット事業部長の稲葉清典専務は「製造業に革新をもたらす非常に大きなプロジェクト」としている。ディープラーニングは機械学習の一種で、人が他者を識別する際のパターン認識に近い手法。ロボットによる学習機能を高度化し自律性を高め

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