[TGS2022]VR向けのボディスーツ「OWO Haptic Gaming System」で,銃弾が胸を貫通し,ナイフで腹を突き刺される感覚を体験してきた ライター:奥谷海人 スペインのマラガを拠点にするOWOが2022年内の正式リリースを目指して開発中のハプティックデバイス「OWO Haptic Gaming System」を,東京ゲームショウ2022のスペインパビリオンで体験してきた。 「OWO Haptic Gaming System」公式サイト 「OWO Haptic Gaming System」は,一見するとサイクリングジャージのような外観の,前部にジッパーが付いた薄手の上半身向けボディスーツだ。内側には,独自開発したという電極センサーが胸部2か所,腹部2か所,腕2か所,そして背中に4か所付けられており,その振動や波長の組み合わせで,30種類にも及ぶさまざまな感覚を再現できる。
“Sense Glove Nova”は、小指以外の各指の甲に張られたワイヤーで、さまざまな形状、硬さの物体の触感をフィードバックする、グローブ型のインターフェイス。各指に2キログラムのレンガ相当の重量を加えることが可能、ボタンクリックや衝撃の感覚をエミュレートできる高度な振動アクチュエータ・テクノロジーを搭載……ということで、将来的にVR世界、メタバースを満喫するための必需品となる可能性を秘めている。 ブースでは“Sense Glove Nova”を実際に装着し、いくつかの物体の質感を体験できた(※片手のみ・使い捨て型のビニール手袋の上に装着)。用意されていたフィードバックは“固めの立方体”、“やわらかい球体”、“卵”の3種類。関節が一定以上曲がるごとに「カチッ」とした手ごたえこそあるものの、触っているものの形状がしっかりとイメージできる圧力は、そのつど感じられた。とくに“やわらかい球体を
笑って許されるならUnityチートもOK。カジュアルすぎるバトロワワールド「VERTEX」 #VRChat2022.08.23 22:0017,815 武者良太 もちろんレギュレーションをきちっと決めてのプレイも楽しめますよ。 マーク・ザッカーバーグがMetaのメタバースHorizon Homeをプレゼンしたとき、アバター姿の友人と一緒にバーチャル自宅からVRゲームの世界に一瞬で移動して、遊び楽しんでハイタッチ、というシーンが流れました。 Oculus Questストアで売られているVRゲームとHorizonの間でアバターの相互運用ができるようになるなら、メタバースの理想に近づくのでは。と思っていたけど、考えてみればもう、VRChatでその環境が整っていた。ゲームが楽しめるワールドもたっぷりあるんですよVRChatって。 気軽に対よろ対ありできるVRバトロワゲーム現在、この夏に新たにオープ
記憶と感情2018年6月、僕は大学時代のラグビー部の先輩と会社を起こした。 商社で働いていた先輩とゲーム会社で働いていた自分が合わされば最強で、自分達の成功は疑う余地もないように当時は感じていた。 会社の運命を何に賭けるか、ホワイトボードに色々と書き殴りながら議論していた起業前の5月、OculusGoが発売になった。ゲーム会社でOculusRiftDK2を触っている人を少し訝しげに見ていた僕も、体験してすぐVRの魅力に取り憑かれた。二人ともずっとスポーツをやっていたこともあって「VRを使って世の中全ての人を健康にする」僕らはそれに人生を賭けることにした。 プロトタイプを作ってはターゲットユーザや投資家に見せて検証し、ボツにしてはまた作った。まだ前の会社にも籍があった(しかもリリース前プロダクトの担当だった)僕には体力的にしんどかった、でも疲れを感じたことはなかった。成功が約束された未来に向
足踏みし続け9時間30分。過酷すぎるVR登山で心が折れた男の話 #VRChat2022.07.22 22:0046,025 武者良太 えっ。今はまだ、確実に登れる登山ルートがないんですか!? VRChatにはさまざまなワールドがありますが、過酷さランキングNo.1の座に輝き続けているのがKarl Kroenenさんが作った「Eternal Ash」です。 ワールド全体のデータ量は58.19MBというのに超広大。過去に戦争があったのでしょうか。剣が突き立て放置され、櫓や教会の遺跡が沈み込む荒野から、遙かな高みにそびえる山&山。最も遠くに見える城はサイズ感から近そうに見えるんだけど、話によればそこにたどりつくまで少なくとも10時間はかかる。 Photo: 武者良太アサシンクリードなどのゲームの観光モードで、風景を、建造物を見て回るのが好きな方なら、荒野にある遺跡を巡るだけでも満足できるワールド
IDCのAR/VR市場レポートによると、VR機器のシェアの半数以上を占めるのはメタという。2020年にローンチされた同社の「Meta Quest 2(旧Oculus Quest 2)」が巣ごもり需要の追い風を受け、販売が急増、それまで市場トップだったソニーを押しのけ1位となった。メタはこの市場基盤をもとに年間100億~150億ドルを投じ、VR市場での存在感をさらに強める姿勢だ。しかし、メタバースに対する期待が膨らむ中、ソニーやアップルなどの大手企業だけでなく、TikTok運営バイトダンス傘下のPico、フランスのLynxなどのスタートアップもVR市場への攻勢を本格化しつつあり、市況は今後大きく変わる可能性もある。
概要 VRChatをはじめたばかりの初心者の方へ、とりあえず行っておいて見ておいて間違いのないワールドやイベントについてまとめました。 また、ワールドやイベントを見るにあたって必要な予備知識であるワールドとインスタンスの関係性についても補足します。 【予備知識】インスタンスとワールドの関係 VRChat初心者にありがちな間違った認識 初心者の多くの人がイメージするのは「ワールドというのは1つであり、そこに参加すれば同じ場所に集まれる」だと思いますが実際は違います。 VRChatのワールドとインスタンスの関係性 実際は「同じワールドであっても、別のインスタンス(入れる空間)であればそれぞれ別の場所に集まる」ことになります。 「ワールド」とは、インスタンスを構成するのに必要な空間の3Dモデルやシステムをまとめたもので、「インスタンス」とはワールドを元に実際に作成された入れる空間の事です。 例え
Metaが次世代VRヘッドセットの開発中デザインなどを一挙公開。現行世代を超える性能と外見が実現 日本時間2022年6月17日、Metaは研究開発部門の情報公開イベント「Inside the Lab」を開催した。メディア向けに定期的に開催が行われており、第4回目となる今回のテーマは「VRヘッドセットのディスプレイ」。MetaのReality Labが「Oculus」だった時代からこれまでに取り組んできた概念実証や最新技術、そして数々のプロトタイプが明らかにされた。 「ビジュアル・チューリング・テスト」をクリアするために 「Inside the Lab」はMetaのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏が「今日はVRとARに向けた、次世代ディスプレイの構築に必要なことについて話したいと思います」と語るところからスタートした。 続いてOculus時代からチーフサイエンティストを務めるマイケル・エイブ
クリエイターはオリジナルのホームをデザインできるようになるという。ホームやそこに置くアイテムの販売も可能にする計画だろう。 Metaはビジネス向けの「Horizon Workrooms」も提供しているが、Horizon Homeはよりパーソナルなスペースという位置付けだ。同社は2017年に同様の「Facebook Spaces」を立ち上げたが、2019年に「Facebook Horizon」の発表に伴い、終了した。Facebook Horizonは昨年10月に「Horizon Worlds」に改称した。WorkroomsとHomesはWorlds上のサービスと考えていいだろう。 関連記事 Meta、Facebook Gamingで“簡単にメタバース環境を構築できる”「Crayta」を無料公開 Metaはクラウドゲームサービス「Facebook Gaming」でゲーム作成ゲームの「Crayt
ロボットベンチャーのTelexistence(東京都港区)は5月25日までに、コンビニに展開している飲料陳列ロボットを、VRで遠隔操作するオペレーターのアルバイトの募集を始めた。勤務地は東京・勝ちどきの同社オフィスで、時給は1450円~。履歴書を専用サイトから送信して応募する。 コンビニのバックヤードで24時間稼働しているロボットを、VRで遠隔操作する仕事。ロボットは98%は自動で作業しているが、ロボットで対応できない事象が起きたとき、オペレーターが遠隔操作するという。 応募条件は、VR経験がある、または、VRを使う仕事に抵抗がなく、週4日(土日祝含む)以上勤務できる人。 午前8時~午後5時の「早番」、午後1時~午後10時の「遅番」、午後10時~午前8時の「夜勤」(午後10時~翌朝5時は時給が25%アップし、1800円~に)の3シフト制。 関連記事 ファミマ、遠隔操作できる商品陳列ロボを1
Home » VRヘッドセット「Meta Quest 2」の詳細なディスプレイ仕様が学会発表。Metaも“人の目レベルのVR”目指す VRヘッドセット「Meta Quest 2」の詳細なディスプレイ仕様が学会発表。Metaも“人の目レベルのVR”目指す Metaは世界最大のディスプレイ学会「Display Week 2022」の講演にて、VRヘッドセット「Meta Quest 2」の液晶ディスプレイの詳細な仕様を発表しました。「High-PPI Fast-Switch Display Development for Oculus Quest 2 VR Headsets」と題された講演において、Metaのディスプレイエンジニア・Cheon Hong Kim氏が登壇。VRヘッドセットに液晶ディスプレイを導入する際の設計課題について述べています。 Meta Quest 2の“ファストスイッチ”L
今年は長くて11連休と、日々忙しく過ごす人にとって、さまざまな意味で影響の大きい期間になりました。大型連休をエンジョイしている人がいれば、僕のようにGW真っ最中にこの原稿をしたためているような、休みだからこそ仕事が多いみなさんもいたりするでしょう。 そんな、GWの代表的な使い方といえば旅行ですよね。 せっかくの長期休みですから、山や海、さらには海外……は、ご時世的に難しいかもしれないですが、ふだんは行くことのできない場所へ足を運ぶいい機会。なかなか会うことのできない友人や家族に会いに行くといった過ごし方もいいでしょう。 一方で、誰かと会ったり旅行をしたりするのはどうしてもリスクがつきまとうご時世でもあります。 「あぁ……自宅で手軽にお出かけ気分を味わえたり、いろいろな人と飲んで騒いで、みんなと遊べるような、夢みたいな話あるわけないよなぁ」 と、思ったそこの貴方!! よくぞこの記事に辿りつい
本日リリースされた「ルーム」のガイドをご用意しました。 初心者向けの「かんたんガイド」と、詳細な内容も含めた大長編の「ステップアップガイド」がありますので、まずは「かんたんガイド」の方からご覧ください。https://t.co/FkZMMqQBH1https://t.co/YE03XzNE12#バーチャルキャスト pic.twitter.com/fMufH3HxWS — バーチャルキャスト@VirtualCast (@virtual_cast) November 12, 2020 去年の10月にFacebookの社名がMetaになってからというもの…「メタバース」というバズワードが独り歩きして、つい昨日までVRやゲームやアプリだったはずのものまで、とにかく「メタバース」という事になってしまっている。 そこにNFTやWeb3の話が盛り上がってきて「バーチャル経済圏」だの「仮想空間での市場」だ
「メタバース」という言葉が流行る以前から、「VR睡眠」と呼ばれる文化が存在している。大多数の人には信じ難いことかもしれないが、VR世界の中では、睡眠を取ることを目的としてVR世界にログインしているユーザーが一定数存在する。ゲームをしながらそのまま“寝落ち”をしてしまう感覚とは少し異なり、VR世界で友人と一緒に過ごし、そのままVR世界で一緒に眠るのである。 VR睡眠のメリット・デメリット VRヘビーユーザーにとってはVR睡眠が当たり前となっており、毎日のようにVR世界で睡眠を取っている。VR睡眠にはメリットもあれば、デメリットとなる部分もある。彼らがVR睡眠に惹きつけられる理由はなんだろうか。 ●メリット1 さまざまな場所での睡眠 VR睡眠は場所を選ばない。VRの世界に一度入ってしまえば、さまざまな場所で睡眠が可能である。ネット環境下であれば、VR世界に構築されたさまざまな空間に一瞬で移動す
「東京クロノス」や「ALTDEUS: Beyond Chronos」などのVRゲームを手掛けるMyDearestは、「#メタバースくそくらえ」を合言葉とした新規ゲームプロジェクト「PROJECT: GATHERING」を4月26日に開始しました。 メタバースくそくらえ 動画が取得できませんでした キャッチコピーの「#メタバースくそくらえ」には、昨今のメタバースを取り巻く状況に対する同社の“違和感”が込められているといいます。 ……本当は、こんなことは言いたくないし、言うべきでもないのかもしれません。 しかし、黎明期から VR 業界で活動してきた人間としては、どうしても今の「メタバース」という言葉を取り巻く状況に対して、違和感を表明せざるをえませんでした。 今の「メタバース」は、何か胡散臭い、ネガティブな言葉として広まりつつあるような気がします。本当は、胸躍る未来を表す言葉であったはずのもの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く