社内資料の管理、従業員や顧客の情報管理などにクラウドサービスを利用することが一般的になりました。自社でも複数のクラウドサービスを業務に応じて利用しているという企業も珍しくないはずです。 クラウドサービスはデータをクラウド上で管理するため、セキュリティ対策に気を配る必要があります。 かつて、従業員や顧客に関する情報資産の管理には社内サーバーを設置して保管していました。しかし、クラウドを介してどこからでもデータにアクセスできるサービスが一般化した中で、セキュリティ面で不安に感じるという方もいるのではないでしょうか。 今回は、クラウドサービスと社内サーバーの特徴を比べ、セキュリティ上のリスクについて解説します。 クラウドと社内ファイルサーバーそれぞれの特徴 クラウドの特徴 「クラウド」とは、「クラウドコンピューティング」の略称であり、ファイルやデータの管理をPCやスマートフォンなどの端末ではなく