全世界に16万人の従業員を抱える富士通。全社的な働き方を見直し、改善するのは容易ではない。そこで考えた富士通ならではの取り組みとは。 現在、自組織のワークスタイルを見直す企業が増えているが、富士通も組織全体の働き方改革に取り組む1社だ。ただ、全世界で16万人の従業員を抱える同社が、全社的なワークスタイル変革を実施するのは容易ではない。富士通オファリング推進本部 ワークスタイル変革オファリング統括部 オファリング企画部 シニアマネージャーの吉田寿也氏は「働き方改革というとツールの導入やICTの整備、ファシリティに目が向きがちだが、それだけでは前に進まない」と言う。そこで、富士通は独自のフレームワークに沿った取り組みを行ったというが、本稿では、その詳細を説明したい。 ツールや設備の導入だけの改革では成果は得られない 働き方改革の推進は人事や総務部門だけの問題ではない。部門を横断し従業員含む会社
![「固定電話も、ムダ残業もやめた」徹底した"富士通流"働き方改革](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2bcc9ceb24634f31f8c030564b23295a156b665f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fkn%2Farticles%2F1810%2F24%2Fl_to1719_30010390_EvtRpt_002_MASK.jpg)