2011年末、ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCE)から鳴り物入りで発売された新型携帯ゲームハードPlayStationVita(以下PSVita)。もうすぐ2回目の年末商戦を迎えようとしています。発売から1年経っての年末商戦となると、新商品としての話題性で売れていいく発売当初とは状況が変わり、ゲームコンテンツの質が吟味されて、このハードで遊びたいゲームがあるというユーザーを捕まえなければなかなか伸ばすことができません。 その実力が試される大事な商戦期、ですが、PSVitaの現状はと言うとかなり苦しい状況にあるようです。苦戦の理由はいくつか考えられますが、そのうちの1つは、同じくSCEから発売されているゲームハード、PS3やPSPとの関係というのが考えられます。ライバルハードのニンテンドー3DS(以下3DS)ならいざしらず、なぜ仲間であるはずのPS3やPSPとの関係で苦戦する
プロフィール 新清士 ジャーナリスト。立命館大学映像学部非常勤講師。1970年生まれ。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。著書に、『ゲーム産業の興亡』(アゴラブックス)。 「PlayStation Vita」は優れた面と、その優れたものをトータルでは混乱させる側面を持っている。 スペックは、現時点での生産できる最高のARMチップセットを無理して搭載している。 しかし、VITA OSという独自OSとPlayStation Suiteの両方を搭載。PlayStation Suiteは、Android OS搭載端末及び、PlayStation Vitaで動作する仮想的なプラットフォームだが、実体として、VitaとAndoroid端末という環境の違うハードウェアと、別の概念を持つ環境を並行的かつ持続的に保ち続けなければならないため、二つのOSのメンテナンスを行い続けなければならない状態に近いこと
2月24日、衝撃的なニュースが流れました。SCE解散です。 「ソニー、SCEのネットワーク部門を吸収合併」 ソニーは2月24日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のネットワーク部門を4月1日付けで吸収合併すると発表した。ネットワーク事業の強化が目的と説明している。 まずSCEをSNEプラットフォームという名称に変更。ゲーム機やソフトの開発、販売部門については「株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント」という商号の新会社に承継する。その後、SNEプラットフォームをソニーが吸収合併する。 現SCEはソニーの100%子会社。2009年3月時点で104億7200万円の債務超過に陥っている。今回の再編はこの債務の解消も狙ったものとみられる。 http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20409284,00.htm PS3が
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は3月15日、携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の新機能を発表した。ファームウェアのアップデートにより、RSSを使ったオーディオキャストやビデオキャストを再生可能とする。また、GPSにも対応し、位置情報を使った新しいゲームの開発を促す。 まず2006年春に、オーディオキャストとMacromediaのFlashに対応する。RSSフィードが取得、閲覧できる「RSSチャンネル」でオーディオキャストの再生が可能となる。Flashについては、PSP向けのFlash Player 6.0を配布する。その後、2006年秋のファームウェアアップデートでビデオキャストに対応する。 また、9月6日にはPSP専用のカメラを発売し、ビデオチャットができるようにする。「ゲームをしながら友達とビデオチャットできるようになる」(SCEI代表取締役
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