損害保険大手の「東京海上日動火災」は、ハンドルの操作がいらない自動運転など次世代の車に対応した新たな自動車保険の在り方について本格的に検討を進めるため、専門チームを立ち上げたことが明らかになりました。 自動車業界では、ハンドル操作がいらない「自動運転」など次世代技術の開発が急ピッチに進められています。 こうした次世代技術が普及すれば、交通事故の大幅な減少が期待される一方で、事故の際の責任は運転手にあるのか、自動車メーカーや通信機器メーカーにあるのかといった新たな問題が持ち上がる可能性が指摘されています。 このため損害保険大手の「東京海上日動火災」は、先月次世代技術が普及した場合の自動車保険の在り方を検討する専門チームを立ち上げました。 チームでは将来、交通事故が減少した場合、契約件数がどう変化するか推計したり、自動車や通信機器のメーカー側の新たなリスクに対応する保険が必要にならないかなどを