第4次安倍内閣の改造はメディアによって情報がさまざまなので確定してからまた何か書こうと思うが、とりあえず片山さつきと平井卓也が入閣内定との報道には呆れた。36年前の「逆噴射」という言葉を思い出してしまったほどだ。安倍政権に「逆スパイラル」が始まる可能性がある。 私は2000年代に7年間香川1区の住民だったので、当時平井卓也の悪口をずいぶん書いた。地元では結構悪評紛々の人物で、一度だったか平井のポスターに「ボンボン」がどうのという落書きがしてあったのを目撃したことがある。その通り、地元のメディア王(四国新聞と西日本放送のオーナー)一族の世襲政治家で、安倍晋三についてもいえることだが、世襲政治家というのは子から孫へと世代を下るほど質が低下する。平井卓也は安倍晋三と同じ世襲三世なのだ。ただ幸か不幸か、平井一族から世襲四世の政治家が排出される可能性はほとんどない。 自民・平井卓也衆院議員の息子が、