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ブックマーク / future-architect.github.io (17)

  • 2024年版のDockerfileの考え方&書き方 | フューチャー技術ブログ

    最近はお客さんとの勉強会でDockerのドキュメントをつまみいして読むというのをやっていますが、改めて最新版を読んでみて、いろいろ思考が整理されました。2020年の20.10のマルチステージビルドの導入で大きく変わったのですが、それ以前の資料もweb上には多数あり「マルチステージビルドがよくわからない」という人も見かけるので過去の情報のアンラーニングに使っていただけるように改めて整理していきます。 仕事Pythonコンテナをデプロイする人向けのDockerfile (1): オールマイティ編で触れた内容もありますが改めてそちらに含む内容も含めて書き直しています。 エントリーの執筆には@tk0miya氏から多大なフィードバックをいただきました。ありがとうございます。 基的なメンタルモデル現代的な使い方を見ていくために「Dockerを使ってビルドする」というのはどのようなものか考えを整

    2024年版のDockerfileの考え方&書き方 | フューチャー技術ブログ
  • Testcontainersを用いてテスト実行前の docker compose up を無くし、Goで並列テストする | フューチャー技術ブログ

    Testcontainersを用いてテスト実行前の docker compose up を無くし、Goで並列テストする 春の入門祭り2024の1記事目です。 はじめにTIG真野です。 Testcontainers を用いて、単体テスト実行前に docker compose up -d 無しで、PostgreSQLにアクセスする単体テストを行う、入門記事です。 恩恵は次のような開発者体感の向上が個人的にあります。 テストを実行するうえで、別プロセスのサービスを起動しておく必要があるといった前提条件を考えなくても済むため、テストを行うビジネスロジックに集中できる docker compose up -d 打たないだけだが、テストに必要なコンテナを考慮しなくても済む 停止し忘れて、別のリポジトリの開発するときに混乱しなくても済む 並列テストしやすくなるので、テストの実行速度が向上する Goにおい

    Testcontainersを用いてテスト実行前の docker compose up を無くし、Goで並列テストする | フューチャー技術ブログ
  • Makefile覚書: Goアプリ開発に役立ちそうな基礎知識 | フューチャー技術ブログ

    はじめにTIG真野です。育休明けです。 フューチャー社内のタスクランナーはmakeやTaskなど複数の流派があり、チームによって使い分けられています。個人的にはmakeで良いんじゃないかと思っていますが、Taskも良いですよね。 makeは細かい記法をいつも忘れる+調べるとC言語向けの情報が出てきて脳内変換に手間を感じたため、makeを用いてWebバックエンドアプリをGoで開発するということをテーマに、役立ちそうな情報をまとめます。 なお、今記事におけるmakeは、GNU Makeを指します。バージョンは以下で動かしています。 MakefileのためのEditorConfigMakefileのインデントはハードタブである必要があります。誤りを防ぐためにもEditorConfigを設定しておくと良いでしょう。 makeは通常、Makefileという名称をデフォルトで認識しますが、同一フォルダ

    Makefile覚書: Goアプリ開発に役立ちそうな基礎知識 | フューチャー技術ブログ
  • Go 1.21連載始まります&slogをどう使うべきか | フューチャー技術ブログ

    Go 1.21は久々の新しいライブラリが大量追加だったり、既存のパッケージへの改良の多数行われたり、あたらしい組み込み巻数が追加されたりで記事などが書きやすいリリースです。残念ながら、フューチャーで一番Goを使っているプロジェクトが山場で今回はちょっと書き手が少ないのですが、今回もお付き合いいただけるとうれしいです。 1.21の更新内容のまとめダイジェスト 1.18の時に入るといって直前にキャンセルになった、ジェネリクスのためのパッケージslices/mapsの復活 新しい組み込み巻数のmin/max/clearの追加 言語仕様の強化 パッケージの初期化順序が仕様化 型推論ちょっぴり強力に 次期バージョンで入る予定のループ変数が共有されちゃうバグ対策が実験実装 ランタイムの性能改善(いつもの) 深いスタックオーバーフロー時のトレースが見やすく(最新100ではなく、最新50と一番外側の50表

    Go 1.21連載始まります&slogをどう使うべきか | フューチャー技術ブログ
  • Goで作ったロジックにWebUIをつけてGitHubページに公開する | フューチャー技術ブログ

    ちょっとしたツールをGoで作ってみたのですが、わざわざインストールしなくてもいいようにWebのUIをつけてブラウザで使えるようにしてみました。作ってみたのは以下のツールで、Markdownのリスト形式でざっと下書きしたテーブルの設計をSQLとか、PlantUMLとかMermaid.js形式のERDの図にします。 https://shibukawa.github.io/md2sql/ ウェブフロントエンド部分はNext.jsの静的サイトで、GoWASMにしてロードして実行しています。WASMを使うのは初めてなのであえて選んでみました。 GoWASM化するもともとCLIツールは作っておりました。CLIのメインはcmd/md2sql/main.goで作っていました。この中でやっていることは kingpin.v2のオプションパース 指定されたファイルを読み込み(あるいは標準入力) パース 指定

  • gRPCがフロントエンド通信の第一の選択肢になる時代がやってきたかも? | フューチャー技術ブログ

    Go 1.19が8/2に早々にリリースされました。個人的にはGo 1.19よりも楽しみだったのが、サービス間通信とIDL(インタフェース記述言語)連載の中でご紹介したgRPCGo実装の新星、Connectのアップデートでした。そしてそれはやってきました。 詳しい内容は↑の記事を見ていただくとして、Connectがその開発元ブログの紹介記事で宣言していたのが次の2つのことでした。 Go 1.19が出たらconnect-goは1.0にして以後後方互換性を守るよ connect-webを出すよ 前者はまだ0.3だったのですが、connect-webはリリースされました。歴史のあるフロントエンドのコードジェネレータはTypeScript対応が後付けだったりするのですが、TypeScriptがファーストシチズンかつ、ネイティブというコードジェネレータなので、開発はかなりやりやすくなることが期待され

    gRPCがフロントエンド通信の第一の選択肢になる時代がやってきたかも? | フューチャー技術ブログ
  • Go 1.19リリース連載始まります GoDoc/ツール周りのアップデート | フューチャー技術ブログ

    まずは、GoDocと、その他ツール周りのアップデートの紹介です。 Docコメントの更新以前、Qiitaの方に、チョットできるGoプログラマーになるための詳解GoDocという記事を掲載しました。 https://qiita.com/shibukawa/items/8c70fdd1972fad76a5ce GoDocの書き方の詳細ですが、以前は空行をあけて段落、インデントをしてフォーマット済みテキスト、URLがあればリンク、という程度のマークアップしかなく、とてもシンプルでした。GitHub FlavorなMarkdownとまでもいかなくても、もうちょっとマークアップが高機能になってほしい、せめてリストだけでも・・・と思っていた日全国1億2000万のGoプログラマーにとって待望のアップデートが1.19で入りました。 セクションタイトル リンク リスト また、gofmtが改善され、Docコメン

  • gRPCのGo実装の新星、Connect | フューチャー技術ブログ

    サービス間通信とIDL(インタフェース記述言語)連載の2日目のエントリーです。 当はGraphQLネイティブなデータベースの紹介をしようとしたのですが、紹介しようとしていたものがまだベータでクライアントライブラリが公開されていない(空っぽのリポジトリしかない)みたいな感じで試せなかったので、急遽2022/6/1に公開されたばかりのgRPC関連のライブラリのConnectを紹介することにしました。 Connectの開発元が公開したブログは次のサイトにあります。 Buf | Connect: A better gRPC 公式ドキュメントはこちらです。 Introduction | Connect なお、gRPCについての詳細はこのエントリーでは紹介しません。ちょうど、H.SakiさんがgRPCの詳しい紹介の記事を書いてくれているので、ぜひ、みなさんこちらを参照ください。 作ってわかる! はじ

  • PlantUMLのテーマ(思わぬ展開) | フューチャー技術ブログ

    秋のブログ週間連載の7目です。 はじめにPlantUMLで使えるテーマについてのご紹介です。 以前、チームで機能設計するためのPlantUML標準化の記事でも書かせていただきましたが、PlantUMLのデフォルトカラーって少しドライですよね。 色の好みは人それぞれで、あれはあれでカッコよさはありますが、複雑な図は少しでも可愛く描きたい・楽しく見たいものです。 この記事ではPlantUMLのテーマについて、いくつかのオプションを紹介していきます。「PlantUMLの色を変えてみたい!」という方は是非ご活用いただければ嬉しいです。 前提 PlantUMLでは、skinparamを利用して図のビジュアル各要素を定義しますが、「テーマ」はskinparamの集合体です この記事ではテーマの作り方や、各運用方法等については触れません この記事で紹介するオリジナルテーマはシーケンス図のために作られた

    PlantUMLのテーマ(思わぬ展開) | フューチャー技術ブログ
  • Java17対応版!Javaコーディング規約の紹介 | フューチャー技術ブログ

    フューチャーのGitHubリポジトリで公開しているJavaコーディング規約をJava17に対応させたのでその宣伝記事です。 Future Enterprise Coding Standards | Javaコーディング規約 Java17先日の2021年9月14日にJava17がリリースされました。 Java17は長期サポートされる(LTS)バージョンです。前回のLTSのJava11からすると、3年ぶりのLTS版のリリースとなります。 Java12からJava17の新機能前回のLTS版から追加されたみてJava17まででどんな機能が追加されたのかを簡単にまとめると以下です。(これら以外にもあります。) switch式とswitch新構文 テキストブロック レコード パターンマッチング シールクラス 次のページが大変参考になります。 Oracle Help Center | Java言語の変更

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  • Go 1.17連載が始まります: コンパイラとgo mod | フューチャー技術ブログ

    また毎回恒例のGo 1.17リリースパーティも開催予定です。ぜひご参加ください。 コンパイラ関数呼び出しが5%高速化1.16の時に予告されていたレジスタベースの関数呼び出しが入りました。呼び出し速度が5%、バイナリサイズが2%改善されました。特にコードの変更なく恩恵に授かれます。 あとはpanic時のスタックトレースの表示が改善され、今まで16進数で表示されていたのが改善されたらしいのですが、よくわかりませんでした。16進数は出なくなりましたが、試したが、…となるだけでした。 クロージャを含む関数がインライン展開されるようにもなりました。これもコード修正必要なく、パフォーマンスアップにつながる可能性があります。 なお、unsafeで怪しく引数を触ったりするとトラブルが発生する可能性がありますが、通常のGoの使用方法では問題になることはなさそうです。 build constraintのコメン

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  • エンジニアが最低限理解しておくべきOSSライセンスの基礎知識 | フューチャー技術ブログ

    フューチャー夏休み自由研究連載15目の記事です。 はじめにシステム開発にてオープンソースのライブラリやフレームワークを利用することは、もはや当たり前となっています。 みなさんはOSSのライセンスについてどの程度理解していますでしょうか。 OSSだから無条件に利用可能だと思っていませんか? 記事では、OSSのライセンスについて最低限エンジニアとして理解しておくべき内容を整理します。 なお、筆者は法学の専門家ではないことを事前にご了承ください。 記事の内容は筆者個人の調査によるものであり、正確であるよう可能な限り努力しておりますが、間違いが含まれている可能性があります。あくまで参考資料としてご活用いただければ幸いです。 前提としてOSSとはオープンソースソフトウェア(OSS)とは、利用者の目的を問わずソースコードを使用、調査、再利用、修正、拡張、再配布が可能なソフトウェアの総称となります

    エンジニアが最低限理解しておくべきOSSライセンスの基礎知識 | フューチャー技術ブログ
  • Goのおすすめのフレームワークはnet/http | フューチャー技術ブログ

    僕としてはGoのおすすめのフレームワークを聞かれたら、標準ライブラリのnet/httpと答えるようにしています。というよりも、Goの他のフレームワークと呼ばれているものは、このnet/httpのラッパーでしかないからです。 Goでアプリケーションを作成する場合のイメージは次の通り。battery includedなアプローチは他の言語でもたまにありますが、ついてくる機能が今時のものが多くて、標準ライブラリで済むことが多いです。ウェブ開発についてもそんな感じです。 PythonとかRubyとかもそうですが、言語組み込みのウェブサーバー機能はテスト用で番運用には機能が足りない、性能が足りない、ということから「プロダクションに耐えうるフレームワークを別に入れないと」と思う人も多いんじゃないかな、と思いますが、Goの場合は組み込みのサーバーで問題なかったりします。Node.jsに近いかも? 世間

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  • Cypress - 書きやすいテストの秘密と独自コマンドの実装 | フューチャー技術ブログ

    @testing-library/cypressの存在を知らずに、それっぽいものを作ろうとしたときにいろいろ調査した記録です。Cypressにはテストコードが縦と横に短くなる工夫がされており、そのメカニズムにしたがった独自コマンドを実装するにはコツが必要です。 実装は次のところにありますが、@testing-library/cypressの方がメンテされているので、こちらは実際には使わないのをお勧めします。 https://gitlab.com/osaki-lab/cypress-aria Cypressのテストが縦横に短く書けるわけCypressはWebDriver系(Selenium)やChrome DevTool Protocol系(Puppeteer)のツールとAPIの粒度が異なります。Seleniumはそもそもウェブサイトのタイトルに「Browser Automation Too

    Cypress - 書きやすいテストの秘密と独自コマンドの実装 | フューチャー技術ブログ
  • どうしてHTML5が廃止されたのか | フューチャー技術ブログ

    フロントエンド連載の5記事目です。 HTML5が2021年の1月に廃止されました。 Webエンジニアとしてバリバリ活躍されてる方やエグゼクティブテックリードのような肩書きを持つ方にとっては「何をいまさら」という話題かと思います。 しかしながら、今年も新人さん入ってきてくださったので、プログラミングを学習中にHTML5という文字列に悩まされないように、そもそもHTML5とは何かや、廃止された経緯をまとめてみます。 HTML5とはWebサイトを作るときに必ず書くことになるHTML。Webサイトのコンテンツ、つまり中身や構造を作るために使うマークアップ言語です。 そして、その最近版として10年ほど前に登場したHTML5。当時は Webニュースなどで盛んに特集が組まれていましたが、このHTML5がついこないだ、2021年1月28日に廃止されました。 広義のHTML5 / 狭義のHTML5HTML5

    どうしてHTML5が廃止されたのか | フューチャー技術ブログ
  • Goの構造体の使われ方の設計 | フューチャー技術ブログ

    Goで構造体を設計する場合、オブジェクト指向的な「型ごとの責務の分担」以外に、「どのように使われるものか」を考える必要があります。 ポインタで扱うのか? 値として扱うのか? 両方許可するのか? 値として扱える場合にimmutable(変更不可能)なオブジェクトとするのか、mutable(変更可能)なオブジェクトとするのか 値として扱える場合にゼロ値での動作を補償するかどうか 他の言語で言うと、C#の構造体とクラスの違い、C++のデフォルトコンストラクタあたりに頭を悩ませたことがある人にはおなじみかもしれませんが、Goでもいくつか考慮が必要になります。 ポインタ型として扱う必要があるケースまず最初に決断できる方針としては、ポインタ型でのみ扱うかどうかです。 内部にスライスやmap、ポインタなどの参照型な要素を持っていれば、基的にポインタ型でのみ扱う構造体になります。これらの要素を持っていた

    Goの構造体の使われ方の設計 | フューチャー技術ブログ
  • GoがApple Siliconにネイティブ対応したのでベンチマークをとってみました | フューチャー技術ブログ

    Goアドベントカレンダーその5です。 ARMなMacが出るとWWDCで発表されてから首を長くしてまっていて、発表と同時にMacBook Proを買って、アプリケーションのARMネイティブ対応がされているかいろいろインストールして試してみたりしています。まだ発売されて2週間足らずですが(といっても、みんな開発キットをつかって以前から準備したようですが)、動作しているアプリケーションは多いです。発売後にも、Erlang、Node.jsあたりはmasterブランチにパッチが入りました。Goも、昨日パッチがマージされました。 業務利用が多い言語のうちの一つということで、手元のPCで軽くベンチマークをとってみました。使った機種は3つです。 2020モデルのM1のMacBook Pro 2020モデルの10th Gen Core i5のMacBook Air Ryzen 9 4900HSのASUSのZ

    GoがApple Siliconにネイティブ対応したのでベンチマークをとってみました | フューチャー技術ブログ
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