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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kurokuragawa (50)

  • タックスヘイブンを勧める総理、金持ちに矜持を説く総理 - 玄倉川の岸辺

    鳩山総理 「国民に税金が課されていないと聞いた。日国民もブルネイに移住したいと考えるだろう」 麻生元総理 (定額給付金について)「貧しい人には全世帯に渡すが、『私はそんな金をもらいたくない』という人はもらわなきゃいい。(年収が)1億円あっても、さもしく1万2000円が欲しいという人もいるかもしれない。それは哲学、矜恃(きょうじ)の問題で、それを調べて細かく(所得制限を)したら手間が大変だ」 鳩山発言が今のところそれほど問題にされず、麻生発言が総スカンをった理由が全然わからない。 麻生氏が総理だったとき「日人は無税のブルネイに移住したいだろう」などと言えば「真面目な納税者をバカにしている」「国の財政を何だと思ってるのか」とマスコミ総がかりのバッシングを受けたのは間違いない。 逆に、鳩山氏が「大金持ちが国から小金をもらいたがるのはさもしい」と言ったとしたらどうだろう。高い支持率に配慮した

    タックスヘイブンを勧める総理、金持ちに矜持を説く総理 - 玄倉川の岸辺
  • 「漆間発言問題」の空騒ぎ - 玄倉川の岸辺

    小沢一郎氏の西松建設迂回献金問題について、いまだに陰謀論で吹き上がっている人がいる。 はじめのうちは「小沢ファンや民主党支持者が取り乱しておかしなことを言ってしまうのも無理はない」と生暖かい目で見ていたけれど、一週間以上経っても相変わらずなので、「ああ、この人たちは結局のところ陰謀論的世界観の持ち主なんだ」と思わずにはいられない。軽蔑と恐怖が入り混じった不快感に襲われる。 かの田母神元航空幕僚長の「論文」も「日はコミンテルンの陰謀に嵌められて日中戦争・太平洋戦争へと引きずり込まれた」という「歴史観」を披瀝して失笑を買った。「国策捜査説」にすがりつく小沢ファンや政権交代論者のありさまは、私の目には田母神ファンと同じく現実から目をそむけた醜態にしか見えない。 特にバカバカしいのは、「政府高官」がオフレコの懇談でなにやらおかしなことを言ってそれが「国策捜査」の証拠だ、という意見。とても正気とは

    「漆間発言問題」の空騒ぎ - 玄倉川の岸辺
  • 田母神氏の守りたかったもの - 玄倉川の岸辺

    田母神前航空幕僚長が著書を出したり年末の特別番組に出演したりしていまだに気を吐いている。いや、怪気炎をあげているというべきか。 田母神氏の言うことははっきりいって無邪気で空想的で浮世ばなれした右翼的ホラ話でしかなく、とうてい評価に値するものではないのだが、「愛国的」であるという一点のみで喜ぶ人もいる。「田母神」でブログ検索すると支持し応援する記事ばかりヒットするので頭が痛い。 田母神氏と支持者のレベルは左側で言えば「福島瑞穂氏が『九条を守れ!』と叫びファンが『そうだそうだ、いいこと言った!』とレスポンスする」ようなものだ。「護憲論はけっこうだが、なにも福島氏をカリスマ扱いしなくてもいいのに… そんなことだと護憲派全体がアホみたいに見られるぞ」と思うのだが、その構図が田母神氏と支持者の関係では鏡写しになっている。田母神氏も福島氏も子供にもわかるような(というか子供だましの)単純で幼稚なことば

    田母神氏の守りたかったもの - 玄倉川の岸辺
  • 田母神元幕僚長の核武装論 - 玄倉川の岸辺

    田母神俊雄という人物について、「名誉ある航空自衛隊で幕僚長になった人物なのだから」とできるだけ罵倒しないようにこらえてきたけれどもう限界だ。いくらなんでもひどすぎる。 なんという愚かさ、なんという無能。こんな男がトップになってしまう自衛隊には大いに問題がある。徹底的な見直しと幹部の再教育が必要だろう。 J-CASTニュース : 核攻撃「やられれば、やる」 田母神氏持論を改めて主張 「非核3原則」に否定的、改憲も主張 さらに、核問題や憲法改正についても言及。記者から 「1945年当時の司令官だったとして、米国に対して原子爆弾を使う能力があった場合、どうするか」 と聞かれると、 「それは、その状況になってみなければ分かりませんが、まぁ、『やられれば、やる』のではないかと思います」 と、核使用を肯定するともとれる発言をしたほか、日が核攻撃を受けた際の対応については 「ほんのちょっとしか準備でき

    田母神元幕僚長の核武装論 - 玄倉川の岸辺
  • うぃらぶあめりか、うぃらぶおばま! - 玄倉川の岸辺

    ここ何日か田母神元航空幕僚長問題を書こうとしているのだが、どうにもうんざりすることばかりで筆が進まない。お気楽な話題で気持をリセットすることにした。 あらかじめ言っておくと、私は田母神氏は無能であり危険人物なので更迭は当然、できれば懲戒免職にしておくべきだった、という考えである。自称「愛国者」が田母神論文を「正論」ともてはやすのは論外であり、言論の自由の観点から更迭に疑問を呈する一部のリベラルは「武力」の管理について意識が甘すぎる。 田母神論文問題で私が大いに同感した批判記事を紹介する。 石破茂(いしばしげる)ブログ: 田母神・前空幕長の論文から思うこと KY空幕長の国益空爆:NBonline(日経ビジネス オンライン) 雪斎の随想録: 田母神論稿の「正しさ」と「愚かさ」 雪斎の随想録: 世論に惑わず政治に拘わらず 田母神氏の「憂国の情」や「正しい歴史認識」とやらよりも、これらのリアリズム

    うぃらぶあめりか、うぃらぶおばま! - 玄倉川の岸辺
  • Rugemor til salg (売買される代理母) - 玄倉川の岸辺

    NHK-BS1で「代理出産」のドキュメンタリーが放送される予定。 BS世界のドキュメンタリー シリーズ 子どもがほしい「闇の代理出産マーケット」 ~2007年 デンマーク DR制作~ 10月13日 月曜深夜[火曜午前] 0:10~1:00 不妊のカップルが第3者の女性に精子を提供して子どもを出産してもらう「代理母出産」。ヨーロッパの国々では代理母出産が殆ど認められていないため、インターネットなどで海外の代理母を捜しトラブルに巻き込まれるケースが増えている。番組では、ペルー人の悪徳代理母に騙されたデンマーク人カップルのケースを追跡取材し、ペルーなどの途上国で見られる、先進国のカップルをターゲットにした闇の代理母マーケットの実態に迫る。 「デンマーク "代理出産"」で検索したら、隣国スウェーデン在住で "BABY BUSINESS" 問題に関心を持つ人のブログを見つけることができた。こういうと

    Rugemor til salg (売買される代理母) - 玄倉川の岸辺
  • 「判決が不当とは思わない」のに控訴? - 玄倉川の岸辺

    懲戒請求煽りだけでも弁護士として恥さらしなのに、意味不明の控訴をしたらまさに恥の上塗りだ。 せっかく "good loser"になれる機会を得たのに、無意味な訴訟を続けるのは愚かである。 asahi.com(朝日新聞社):橋下知事「判決が不当とは思わないが…」控訴の意向 山口県光市の母子殺害事件をめぐり、橋下徹・大阪府知事が知事就任前の07年5月、テレビで繰り広げた発言で2日、知事敗訴の判決が出た。 橋下知事は「原告の皆さん、光市母子殺害事件の弁護団の皆さん、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と頭を下げた。「私の法令解釈、表現の自由に対する考え方が間違っていたとの判断を重く受け止めます。判決が不当とは思わないが、三審制ということもあり、一度、高裁にご意見をうかがいたい」と述べ、控訴の意向を示した。 広島地裁の判決文については共同通信が詳しく伝えている。 弁護団懲戒請求の判決要旨 光市

    「判決が不当とは思わない」のに控訴? - 玄倉川の岸辺
  • お客様目線の「代理出産」議論 - 玄倉川の岸辺

    インドで日人の「代理出産」依頼者によるトラブルが起きている。 代理出産の女児、帰国できず…父母が離婚、国籍なし : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 日人夫婦が、インド人女性に代理出産を依頼して女児が生まれる前、離婚したため、子供の母親や国籍が不明になっていることが7日わかった。 離婚した元夫は子供を引き取る意向を示しているが、外務省は、出産女性を母とする日の民法の判例に従い、日人としての女児の出生届は受理できないという判断を元夫に伝えている。 元夫が、子供を引き取るにはインド、日国内の養子縁組に関連する法律の手続きを踏む必要があり、子供は現在、インドを出国できない状態だという。 代理出産の是非については、日学術会議が途上国への「代理出産ツアー」を問題視し、「代理出産は新法で原則禁止とすべき」との報告書を今年4月にまとめたが、その懸念が現実化した形だ。 私は「代理出産」

    お客様目線の「代理出産」議論 - 玄倉川の岸辺
  • 万能の説明 - 玄倉川の岸辺

    政治的に議論の分かれる問題に対して、簡単に「文化」を持ち出してほしくない。 保岡法相:「終身刑は日文化になじまぬ」 - 毎日jp(毎日新聞) 保岡興治法相は2日の初閣議後の記者会見で終身刑の創設について、「希望のない残酷な刑は日文化になじまない」と否定的な考えを示した。 法相は「真っ暗なトンネルをただ歩いていけというような刑はあり得ない。世界的に一般的でない」と述べた上で、「日は恥の文化を基礎として、潔く死をもって償うことを多くの国民が支持している」と死刑制度維持の理由を述べた。 終身刑を巡っては、超党派の国会議員でつくる「量刑制度を考える超党派の会」が5月、死刑と無期懲役刑のギャップを埋める刑として導入を目指すことを確認している。 保岡法相は00年7~12月の第2次森内閣でも法相を務め、在任中の死刑執行は3人だった。【石川淳一】 文化、それも形のない精神文化を自説の正当化のために

    万能の説明 - 玄倉川の岸辺
  • 死神の仕事 - 玄倉川の岸辺

    鳩山法務大臣が朝日新聞のコラムで「死に神」呼ばわりされて激怒したそうだ。 朝日「死に神」報道に法相激怒 「死刑執行された方に対する侮辱」 - MSN産経ニュース 今月17日に宮崎勤死刑囚(45)ら3人の死刑執行を指示した鳩山邦夫法相を、朝日新聞が18日付夕刊で「死に神」と報道したことについて、鳩山法相は20日の閣議後会見で、「(死刑囚は)犯した犯罪、法の規定によって執行された。死に神に連れていかれたというのは違うと思う。(記事は)執行された方に対する侮辱だと思う」と強く抗議した。 「死に神」と鳩山法相を表現したのは、18日付朝日新聞夕刊のコラム「素粒子」。約3年の中断を経て死刑執行が再開された平成5年以降の法相の中で、鳩山法相が最も多い13人の死刑執行を行ったことに触れ、「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」とした。 会見で、鳩山法相は「私を死に神と表現することがどれ

    死神の仕事 - 玄倉川の岸辺
  • 「凶悪犯を射殺しろ!」 - 玄倉川の岸辺

    「据物撃ちなら誰でもできる」の続き。 gooやYahoo!で「秋葉原 射殺」をキーワードにブログ検索すると何十件もヒットする。 (例 1・2・3・4・5・6・7[コメント欄に批判あり]) どれも判で押したように同じ主張だ。 「秋葉原事件のような凶悪犯は射殺せよ!」 「犯人射殺はアメリカでは当たり前のことだ!」 ああ、バカバカしい!!! 何も知らず考えない人ほど威勢のいいことを言う。人は正論のつもりだろうが恥をさらしているだけである。 前の記事で取り上げた「発砲を期待する」意見のほうがよほどマシだ。あちらは「気持は分かるが認識が甘い」と指摘すればすむが、「射殺煽り」は悪質なトンデモである。 あらかじめ断っておくが、おそらく射殺論者が目の敵にしているだろう左翼人権論(犯人にも生きる権利が~)による批判をするつもりはない。人権を持ち出す以前の認識からして射殺煽りはどうしようもないのだ。 ■ 「

    「凶悪犯を射殺しろ!」 - 玄倉川の岸辺
  • 「所属する」リベラル、「なる」リベラル - 玄倉川の岸辺

    われながらしつこいと思うけれど、どうしても気になるので続きを書く。 「keep changing !」水葉氏の「リベラル」認識は彼女個人のものなのか、それともある程度一般的なものなのか。 実録 連合赤軍(追々記あり)|keep changing ! リベラルという狭い世界で、「知性」や「論理」にこだわり、仲間割れを起こすのは愚かである。 リベラルブログが、今なおそういう世界であるというのなら、私はここを立ち去ることに未練はない。 前の記事で書いたように私は「リベラルという狭い世界」とか「「知性」や「論理」にこだわり、仲間割れを起こすのは愚か」とか「リベラルブログ」から「立ち去る」といった考え方は完全な誤りだと思うけれど、どうやら私以外に水葉氏の言葉に異を唱えた人はいないようだ。 ということは、水葉式の「リベラル」論は意外なほど広く受け入れられているし、もしかしたらいわゆるリベラルな人たちの

    「所属する」リベラル、「なる」リベラル - 玄倉川の岸辺
  • 「靖国 YASUKUNI」と出演者の了承と「女性国際戦犯法廷」番組 - 玄倉川の岸辺

    右のほうで映画「靖国 YASUKUNI」を論じる人たちのなかで刀匠が「出演を了承していない」ことを問題視する意見がある(有村議員とかこちらのコメント欄とか)。 「靖国」出演の刀匠 「出演場面と名前を映画から削って」と明言 - MSN産経ニュース できあがったドキュメンタリーに出演者が不満をぶつける。それを周囲が応援する。 どこかで見たような構図だな、と思ったら、NHKの「女性国際戦犯法廷」番組に対して「期待権」(自分の望むように番組が作られると期待する権利)を主張するVAWW-NET(バウネット)と左のほうの支持者にそっくりだ。 なぜNHKを提訴するのか VAWW-NETジャパン VAWW-NETジャパンと代表の松井やよりが原告になり、NHKの企画内容に合意して取材協力したのに全く別の内容に変えて放送されて信頼(期待)利益を侵害されたこと、NHKがそのような番組内容改編の説明義務に違反した

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  • 「代理出産」禁止を支持する - 玄倉川の岸辺

    「代理出産を法律で禁止すべき」とする日学術会議の最終報告書に安心した。 現実的に考えるとあまりにも問題が多すぎて原則禁止以外ありえない。 産婦人科医の方が起こりうる(実例が増えれば確実に起きる)問題点を具体的に書いてくださっているのでぜひ読んでほしい。 代理母に関するトラブルシューティング|ポンコツ研究日記~悩める産婦人科医のブログ~ そもそも「代理出産」とはマスコミ好みの美談にできるような甘い代物ではない。 依頼者の「強い欲望」と代理母の「身体的・精神的リスク」そして全国民が負担する社会的コストがぶつかりあうキナ臭い話である。依頼者の願望ばかり伝える情緒的な報道は狼の仔を子犬と偽って売りつけるようなものだ。それを知らない、あるいは危険から目を背けた情緒的な「代理出産」賛成・容認論には意味がない。 鴨下委員長をはじめとして誠実に「代理出産」の問題を検討し倫理的・社会的に適切な報告書をまと

    「代理出産」禁止を支持する - 玄倉川の岸辺
  • 「水からの伝言」とカードの城 - 玄倉川の岸辺

    野次馬と呼ばれても仕方ないが、左翼・リベラル政治ブログ界の「水からの伝言」騒動はとても興味深い。 人間性や道徳について考える材料をたくさん与えてくれる。 左のほうの「水からの伝言」騒動を観察する たんぽぽさんと斉藤さん 以前「なぜこれが騒動の火種になるのか不思議」と書いたが、彼らは「批判の存在を否定せざるを得なかった」のである。大切なカードの城を守るために。 らんきーブログ 言葉の結晶 色んな言葉を発せられた水の結晶を見た事がある。 汚い言葉をかけつづけた水の結晶はひどいものだった。 「ありがとう」等の愛のある言葉はダイヤモンドのようにきれいな結晶になります。 水でさえそういうことがあるのですから人間では尚更というのは言うまでも無いでしょう。 思っているだけではなく、やはり口に出して言う事は大事な事なのです。 ※「水の結晶 言葉」とかで検索すると画像も見られるサイトがいくつかありました。

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  • たんぽぽさんと斉藤さん - 玄倉川の岸辺

    左翼・リベラル政治ブログ界の一部で起きた「水からの伝言」騒ぎを見ていて「まるで『斉藤さん』だな」と思った。 「斉藤さん」とは日テレビ系列で水曜10時に放送されているドラマである。 斉藤さん 公式サイトうるさかろうが、煙たかろうが、斉藤さんは正義の道をゆく。 悪いことを悪いと言って、何が悪い? ムレない、へつらわない、絶滅珍種“NOと言える日人” 斉藤さんに今、世の女性たちから大絶賛が寄せられています。 「KY」(空気読めない)という言葉がはやるように、いまの日、何事もまわりの様子をみながら行動するのが無難で当たり前という風潮。そこに斉藤さんは斬り込みます。 「空気なんて読むな」 こんな「斉藤さん」のそばにあなたがいたら… 味方ですか?敵ですか?それとも知らんぷり? このドラマは「斉藤さん」とそのそばにいてしまった人たちの物語です! これでは斉藤さんが「女性たちから大絶賛」される完璧

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  • 代理出産は「使い捨て出産労働」 - 玄倉川の岸辺

    どうやら「代理出産」(私は寄生出産と呼ぶべきだと思っている)を原則的に禁止することを勧告する報告書が出るようだ。代理出産には重大な社会的・倫理的問題があると思ってきた(カテゴリ「代理出産問題」)私にとっては朗報である。 asahi.com:代理出産「依頼者も罰則」 学術会議報告案 日学術会議の「生殖補助医療の在り方検討委員会」(鴨下重彦委員長)は18日、代理出産を原則禁止したうえで、営利目的で行った場合、依頼者や実施した医師、仲介者に刑罰を科す法律をつくるべきだとする報告書案をまとめ、公表した。ただし、研究などで例外的に代理出産を認めることも検討課題として残した。 委員会は、政府の依頼を受けて設置された。報告書案に対し、委員の中には異論もあり、3月末の最終報告まで議論を続ける。 代理出産をめぐっては、日産科婦人科学会が指針で禁止している。しかし、法律はなく、長野県内のクリニックで50代

    代理出産は「使い捨て出産労働」 - 玄倉川の岸辺
  • 左のほうの「水からの伝言」騒動を観察する - 玄倉川の岸辺

    ネット界の片隅でちょっとした揉め事があった。 きっかけは「たんぽぽのなみだ~運営日誌」たんぽぽ氏と、「らんきーブログ」ぶいっちゃん氏の間で起きた「水からの伝言」をめぐる論争だ。 2006.03.09 らんきーブログ 言葉の結晶 色んな言葉を発せられた水の結晶を見た事がある。 汚い言葉をかけつづけた水の結晶はひどいものだった。 「ありがとう」等の愛のある言葉はダイヤモンドのようにきれいな結晶になります。 水でさえそういうことがあるのですから人間では尚更というのは言うまでも無いでしょう。 思っているだけではなく、やはり口に出して言う事は大事な事なのです。 2007年12月29日 たんぽぽのなみだ~運営日誌: 水からの伝言 こんなのを見つけました。 ずばり、「水からの伝言」を、信じていらっしゃるエントリですよ。 (中略) あたりまえのことですが、水には、人間の声を聞く耳も、 文字を読む眼もないし

    左のほうの「水からの伝言」騒動を観察する - 玄倉川の岸辺
  • 根拠なき「逃げ得」論の無責任 - 玄倉川の岸辺

    悪いことをしたあげく「逃げ得」を狙って実行する奴は悪質だ。 そして、必要もないのに「逃げ得」論を吹聴する手合いは無責任である。 福岡の飲酒運転による死亡事故の判決が「世間」の期待したほど重くなかったので「これでは逃げ得だ」「裁判所が逃げ得を推奨するようなものだ」といった意見が出ている。 福岡 飲酒 逃げ得 - Google 検索 Googleで検索すると一万件近くがヒットする。 誰が言い出したのか、自然発生的なものか、「逃げ得」説は多くの人の心を動かしたらしい。 怒っている人たちの気持もわかるけれど、私はこの事件で「逃げ得」を言い立てるのは逆効果であり無責任だと思う。 そもそも人間社会では、と話はいきなり大きくなる。 人間の情報収集能力と認識力に限界があるのは物理的事実である。 神様か仏様でもなければすべての事実を知り確証を得ることはできない。 どんな事件でも事故でも、犯人が逃げて逃げて逃

    根拠なき「逃げ得」論の無責任 - 玄倉川の岸辺
  • 水を飲めば血中アルコール濃度を下げられるのか - 玄倉川の岸辺

    注目を集める裁判の判決が出た。 asahi.com:3児死亡事故、被告に懲役7年6カ月 危険運転適用せず - 社会 福岡市東区で06年8月、幼児3人が死亡した飲酒運転事故で、危険運転致死傷罪と道路交通法違反(ひき逃げ)の罪に問われ、懲役25年を求刑されていた元同市職員・今林大(ふとし)被告(23)の判決公判が8日、福岡地裁であった。川口宰護(しょうご)裁判長は危険運転致死傷罪の成立を否定したうえで、予備的訴因として追加された業務上過失致死傷罪などを適用。業務上過失致死傷と道交法違反の組み合わせでは最高刑に当たる懲役7年6カ月を言い渡した。 「甘すぎる判決だ」と悲憤慷慨する人たちが多い。マスコミでも2ちゃんねるでもブログ界でも大部分が怒りと批判だ。 気持はわかるが、私は今のところやむをえない・適切な判決なのだろうと思っている。 福岡地裁の判断については以下の記事などが参考になる。 2008-

    水を飲めば血中アルコール濃度を下げられるのか - 玄倉川の岸辺