新型コロナウイルスの感染の拡大で、路上生活者や生活困窮者の間でも感染が広がるのではないかと支援団体が警戒を強めています。 横浜市で路上生活者や生活困窮者の支援を行っている「寿支援者交流会」は、月に2回、横浜駅周辺で路上生活者の体調の聞き取りや食料の配布などの支援を行っています。 この日は、ボランティア7人が集まり、路上に座っている人や寝ている一人一人に声をかけながら体調を確認し、用意してきた乾パンや衣類を配りました。 そして、新型コロナウイルスに感染した場合には、宿泊療養施設が活用できることなどを説明していました。 中には、発熱とせきの症状があってつらそうにしている人もいましたが、病院に行くよう促しても断ったということで、団体では引き続き容体を見守ることにしています。 新型コロナウイルスで陽性となった場合には、医療費が無料となりますが、検査の結果、コロナ以外の病気がわかった場合には、治療費