タグ

ブックマーク / number.bunshun.jp (59)

  • 15年の時を経て2009年以来の活動再開が決まった、日産自動車硬式野球部。二人のキーマンが語る、活動再開への想い [PR]

    「日産自動車野球部の復活は野球界にとって久々にいい話だよね。」プロ野球春季キャンプで顔を合わせた野球関係者は口々にこう言った。 新生日産自動車硬式野球部の監督に就任した伊藤祐樹が「運命の通達」を聞いたのは15年目のシーズンを迎えるベテラン選手だった2009年2月9日のことだった。 「いつものように、グラウンド整備を行っている最中に、全員堂に集まるようマネージャーから急遽呼び戻されました。今までこんなことはなかった。しかも普段練習には顔を出さない野球部長が来ていたので、ただならぬ雰囲気は感じていました。そして、部長から今季限りでの休部を告げられました」 前年のリーマンショックの影響で、多くの日企業が苦境に立つ中、日産自動車も卓球や陸上部なども含めスポーツ部の活動を休止することを決めたのだ。 「もちろんショックはショックでしたが、それと同時に残された最後の一年を歴史ある日産自動車野球部とし

    15年の時を経て2009年以来の活動再開が決まった、日産自動車硬式野球部。二人のキーマンが語る、活動再開への想い [PR]
    kosui
    kosui 2024/03/18
    わくわくします!
  • 肩書きは「風゜呂(プロ)サッカー選手」プラチナ世代の元Jリーガー・高野光司(30歳)はなぜ”裸一貫”の覚悟で銭湯をPRするのか?(二宮寿朗)

    名刺にある肩書きは「風゜呂(プロ)サッカー選手」。 プロと風呂を引っ掛けてはみたが、目立たない小さな文字にはちょっと気恥ずかしそうな感じも伝わってくる。 「プロだったのは昔なので実際は“元”なんですけど、(銭湯のスタッフからも)Jリーグでやっていたことをもっと言ったほうがいいんじゃないかとなりまして。でもそのおかげで文化放送の『おとなりさん』に出演させていただいたりして少なからず関心を持ってもらえるきっかけにはなっているのかなと感じます」 プラチナ世代でU-17W杯代表にも 高野光司、30歳。 柴崎岳、宇佐美貴史らと同じ“プラチナ世代”の一人で、東京ヴェルディユース時代にはナイジェリアで開催された2009年のU-17ワールドカップに出場している。2011年にトップ昇格してセンターバックからボランチに転向したものの、ケガに泣かされたこともあって出場機会は訪れず、その後ギラヴァンツ北九州(当時

    肩書きは「風゜呂(プロ)サッカー選手」プラチナ世代の元Jリーガー・高野光司(30歳)はなぜ”裸一貫”の覚悟で銭湯をPRするのか?(二宮寿朗)
    kosui
    kosui 2023/04/10
    大井町・すえひろ湯
  • 《猪木の願い虚しく》プロレスファンは知っている山田邦子の真実…M-1採点騒動で思い出す、35年前の新日・馳浩がキレた日(プチ鹿島)

    『毒舌漫才ウエストランド18代目M-1王者』(サンケイスポーツ) 「おっ」と思ったのは火曜のデイリースポーツ(12月20日)。 『“独自採点”大反響 語ったM-1初審査員の舞台裏 山田邦子 「ブレ過ぎ」批判にあっけらかん「的確にやった」』 審査員を務めた山田邦子のインタビューがドーンと載っていたのである。そりゃ読みますよね。“山田邦子の審査”にどれだけ反響があったのか? M-1終了後のネットニュースのタイトルをいくつか並べてみる。 ・「ブレっブレで最悪」「2度と審査員しないで」 山田邦子、激怒のM-1ファンに真意説明「公正な審査した」 ・山田邦子、M-1での低点数審査に「決勝戦で甘口ばかりもどうかと」 “コメント薄すぎ”の指摘へ「悪いところは言う必要がない」 ・『M-1』山田邦子の審査に賛否…300人に聞いた「見てみたい審査員」お笑いがわかると高評価の女性現役漫才師は? などなどたくさん。

    《猪木の願い虚しく》プロレスファンは知っている山田邦子の真実…M-1採点騒動で思い出す、35年前の新日・馳浩がキレた日(プチ鹿島)
    kosui
    kosui 2022/12/23
    「みんなで漫才を真面目に見ている不思議さ」
  • 佐々木朗希の完全試合直前「ショートがちがちじゃん」の声… オリファンの少年は「やべー、やべー」《生観戦!野球コレクターは見た》(Aki)

    ちょうどこの前の日曜日も佐々木朗希の拠地初勝利を観戦に来ていたので1週間ぶりだが、前週の雨と花冷え、コートにカッパから一転、夏のような暑さだった。 あの寒さの中でも圧巻のピッチングをしたのだから、この暑さなら更に進化した佐々木朗希が見られるのでは? と期待して球場入りしたが、まさかこのあと完全試合を達成してしまうなんて……。 13時45分入場。バックネット裏に陣取る。 お隣さんはロッテファンのカップルで後ろはオリックスファンの子供連れの家族だった。試合前に筆者が注目していたのは、この日2桁奪三振を記録すると伊良部秀輝氏の球団記録3試合連続に並ぶこと。そしてこの時点では25イニング連続で奪三振を記録中、この記録がどこまで伸びるのか? だった。 佐々木朗希が登場曲・あいみょんの『今夜このまま』とともにマウンドへ上がる。初球から161キロ、160キロ、162キロを連発して球場がどよめいた。1回

    佐々木朗希の完全試合直前「ショートがちがちじゃん」の声… オリファンの少年は「やべー、やべー」《生観戦!野球コレクターは見た》(Aki)
    kosui
    kosui 2022/04/12
    オリファンの少年、悔しいだろうがおじさんになっても人に自慢できる記憶を得たな。
  • 羽生結弦も使用した鍵山優真の練習拠点「横浜銀行アイスアリーナ」は、力道山が最後に相撲をとった場所だった?(高木圭介)

    東京方面から出発したJR東海道線や京浜東北線が横浜駅に到着する直前、右側に見える横浜銀行アイスアリーナ(神奈川スケートリンク)が鍵山の練習拠点。ここよりスケートの話からやや脱線してしまうのだが、この横浜銀行アイスアリーナは日のプロレス界にとって、「歴史の分岐点」ともいえる重要な場所であることをご存知だろうか? 日最古の室内リンク「神奈川スケートリンク」の跡地 現アイスアリーナは、日最古の室内リンクであった旧神奈川スケートリンクが2014年6月をもって閉館し、その跡地に建設され、2015年12月21日にオープン。同時に横浜銀行がネーミングライツを取得し、現行の「横浜銀行アイスアリーナ」という名称になった。 この地にスケートリンクが定着した歴史はかなりの紆余曲折がある。まず横浜銀行アイスアリーナと、それを含む現在の反町公園一帯は、関東大震災(1923)後の復興事業とともに、昭和初期に「横

    羽生結弦も使用した鍵山優真の練習拠点「横浜銀行アイスアリーナ」は、力道山が最後に相撲をとった場所だった?(高木圭介)
    kosui
    kosui 2022/02/17
    遊郭→博覧会→体育館→スケートリンク
  • 高校生も帰宅部(約20%)が増えている…現役教師のため息「運動部を減らしたいのにOBOGの反発がすごくて…」(沼澤典史)

    中学で帰宅部の人気が伸びている背景を調べてみると、現在のスポーツ部活が抱える様々な問題が見えてきた。では高校生の部活ではどうなのか? そしてそれらの問題を解決するカギはあるのか?(全2回/前編へ) 高校生でも帰宅部(約20%)が増加中 中学と比べ、高校の部活は甲子園などを始め、規模も注目度もケタ違いだ。大学スポーツと比べても、メディアでの扱いやファンの多さで引けを取らない。 しかし、帰宅部が増加しているのは高校も同様である。高校2年生に対する調査では「部活に無所属」と回答した生徒は平成26年度は19.0%、平成28年度は20.3%と増加している(国立青少年教育振興機構調査)。直近の調査はないが、中学同様に増加傾向にあると考えていいだろう。 実際、20年以上のキャリアを誇る福島県のベテラン高校教師も生徒たちの変化を感じている。 「昔より帰宅部が増えた印象は確実にありますね。私の担任する学年の

    高校生も帰宅部(約20%)が増えている…現役教師のため息「運動部を減らしたいのにOBOGの反発がすごくて…」(沼澤典史)
    kosui
    kosui 2021/06/04
    一方文化部はサクサクなくなる(うちだけかしらんけど)。我々OBが怒鳴り込みに行くべきだったか(笑)
  • 甲子園の真逆をやるべき? アメリカから見た日本スポーツの育成の問題点「10点差で勝ったら怒られる」(高木遊)

    アメリカでアイスホッケーの育成年代の指導に携わっている若林弘紀氏(中央)。世界から見た日の現状は「異質」だと語った 見習うべきアメリカの事例 ――大人が「勝ちたい」と思っている中で、「全国大会をやらない」という選択は反発は生まれたなかったのでしょうか? アメリカでも、育成改革のプログラムが発表された時は非難轟々でした。8歳以下は大会の禁止に加え、“クロスアイス”(スケートリンクの半面、もしくは1/3面)でプレーすることになりました。子どもが小さいから小さなフィールドでやる。ゴールも大きすぎるので、小さなゴールでやりましょう。そんな当たり前の提案に対し、最初はボコボコに非難されました。“そんなのは当のホッケーじゃない”などと専門家の人たちからも反対の意見が飛び交いました。 ただ、アメリカのやり方はすごく合理的でした。目指すべきモデルになるクラブを全国からいくつか募集して、そこに優先的に育

    甲子園の真逆をやるべき? アメリカから見た日本スポーツの育成の問題点「10点差で勝ったら怒られる」(高木遊)
    kosui
    kosui 2020/12/10
    「目指すべきモデルになるクラブを全国からいくつか募集して、そこに優先的に育成のための補助金をつけたのです」
  • アキレス腱断裂を乗り越えて。“ピンチに強い寺本”の決意。(矢内由美子)

    主将をつとめた世界選手権ではメンバーにお守りを手作りした寺(右から2人目)。セルフィーもお手のもの。 新型コロナウィルス問題による緊急事態宣言でナショナルトレーニングセンターが閉鎖されるなど、東京五輪を目指すアスリートたちは厳しい状況下に置かれている。そんな中、左アキレス腱断裂からの復活を誓い、懸命なリハビリを行なっているのが、体操女子の寺明日香(ミキハウス)だ。 衝撃のニュースが飛び込んできたのは2月のことだった。強化合宿中の2月6日に左足首を負傷し、翌7日にアキレス腱を手術。開幕まで半年を切っていた東京五輪は絶望的と思われた。だが、身長141cmの体に宿る不屈の精神は見事だった。手術翌日の8日にはベッドで上半身のトレーニングを開始していた。 そばに寄り添っていたのは、9年間の代表活動で示してきた“ピンチに強い寺”の底力を信じるコーチ陣だ。振り返れば寺は、世界選手権初出場だった'

    アキレス腱断裂を乗り越えて。“ピンチに強い寺本”の決意。(矢内由美子)
    kosui
    kosui 2020/05/28
    11年の東京が世界デビューだったので21年の東京を集大成としてほしい。11年は現地で見たので21年も見たいけどチケットが。。。
  • ノンスタ石田が語る漫才と競技化(1)「M-1の影響でネタ作りが変わった」(中村計)

    その年のM-1が終わると「あの人はどう思ったのだろう」と感想が聞きたくなる人がいる。石田明さんはその代表的な1人だ。 漫才に点数がついて、優劣が決まる。 「漫才で点数を競う」この競技は、2001年に『M-1グランプリ』が始まる前は今ほどメジャーではなかった。 もちろん『M-1』以前から賞レース自体は存在したが、賞を獲ったから売れるというよりは、劇場でウケている芸人に送られる賞という意味合いが強かった。 『M-1』の登場は日の漫才シーンを、漫才のあり方を、芸人の考え方を大きく変えた。 競技化することで漫才はどう変わったか、そして変わらないものは何か。 2008年のM-1王者であり、そして芸能界屈指のお笑いオタクでもある『NON STYLE』石田明さんに話を聞いた。 ――漫才という芸能は来、笑わせさえすればいいものです。なのに、M-1という賞レースになると「キャラ漫才や物まねは評価されにく

    ノンスタ石田が語る漫才と競技化(1)「M-1の影響でネタ作りが変わった」(中村計)
    kosui
    kosui 2020/01/22
    素晴らしい言語化で面白かった。M-1は一度も見たことないけど。
  • 水沼貴史が語るマリノス優勝と秘話。小5の喜田拓也、引退の栗原勇蔵へ。(水沼貴史)

    15年ぶりにマリノスがJ1優勝を果たしました。OBとして誇らしい戦いぶりでしたし、クラブが躍進した要因をこうやって話せるのは嬉しいですね。 最終節はリーグの記録を塗り替える6万3854人の大観衆が日産スタジアムに駆けつけ、最高の雰囲気の中でシャーレを掲げることができました。 「マリノス優勝」がよぎったのは第29節の湘南ベルマーレ戦(3-1)。 ラグビーW杯開催中のためニッパツ三ツ沢球技場で行われたんですが、この日のスタジアムの雰囲気も最終節同様に素晴らしかった。収容は1万5000人ぐらいですが、日産スタジアムに負けず劣らずの熱狂、臨場感。あの試合で選手もサポーターも勢いに乗れたような気がします。 甦ったマリノスサッカーのDNA。 ここまで盛り上がったのは、マリノスが「おもしろい=攻撃的」なサッカーを見せたからではないでしょうか。優勝以上に魅力的な試合を多く見せたことに価値を感じます。 Jリ

    水沼貴史が語るマリノス優勝と秘話。小5の喜田拓也、引退の栗原勇蔵へ。(水沼貴史)
  • マンCというよりリバプールみたい。「楽しすぎる」マリノスが得た栄冠。(井川洋一)

    鮮やかな攻守の切り替えとフィニッシュまでのスピーディーさ。FC東京相手の3-0快勝は優勝に値する美しさだった。 15年ぶりの戴冠を目の前で見たくて、大勢のファンが日産スタジアムに集まった。その数、6万3854人──およそ6年ぶりにJ1リーグ戦の最多入場者記録が更新された。 当然そのなかには、わずかながらも優勝の可能性を残していたアウェーのFC東京のサポーターも含まれている。「日程くん」と呼ばれるJリーグのマッチスケジューラーの功績もある。 けれど、それだけの観衆を集めた最大の要因は、ホームの横浜F・マリノスの披露するフットボールそのものにあったと思う。2年目のアンジェ・ポステコグルー監督が築き上げてきた攻撃的なスタイルによって、日屈指の名門は念願のリーグ優勝を達成した。 大敗の前回対戦で指揮官が語ったこと。 「我々には、遠い敵地にも駆けつけてくれる最高のサポーターがいる。彼らに楽しんでも

    マンCというよりリバプールみたい。「楽しすぎる」マリノスが得た栄冠。(井川洋一)
    kosui
    kosui 2019/12/11
    エリキ「楽しすぎて、試合中に笑ってしまうこともあります」
  • 明治ラグビーに「隙ナシ、油断ナシ」。崩された“名作”と早稲田のメンタル。(生島淳)

    強い! 強すぎる! 25年ぶりの全勝対決となった早明戦(当時の監督は明治が北島忠治御大、早稲田が宿沢広朗氏)。 熱戦が期待され、たしかに前半は見ごたえがあった。スコアは明治が10-7とリード。記者席では「名作」誕生の気配が漂った。ところが……。 後半は明治が圧倒、アンストラクチャーからのスピードあるアタック、ラインアウトモールなど多彩な攻撃で4トライ。早稲田に反撃の隙すら与えなかった。 今季の明治を見ていると、「隙ナシ、油断ナシ」という言葉が浮かんでくる。 ワールドカップが終わって対抗戦が再開した11月は、ライバル校を次々と粉砕、慶応には40-3、帝京大には40-17。そして今回の早明戦では36-7。 まさに、明治無双といった趣である。 ひょっとして、史上最強? 昭和の時代、明治のキャラクターといえば、体も大きく才能にあふれてはいるけれど、憎たらしいほど強すぎるということはなかった。どこか

    明治ラグビーに「隙ナシ、油断ナシ」。崩された“名作”と早稲田のメンタル。(生島淳)
    kosui
    kosui 2019/12/04
  • 五輪連覇がかかる体操男子団体。選考基準の複雑な変更で代表争いは?(松原孝臣)

    11月15日、2020年の東京五輪における体操男子代表の選考基準が日体操協会から発表された。 注目は、五輪連覇の期待がかかる団体総合のメンバー4名の選考方法だ。前回から1名減る選考レースとなるが、東京にむけてこれまでよりも複雑な選考となる。 選考対象となる大会は、来年4月の全日選手権の予選と決勝、さらに来年5月のNHK杯の2日間。 NHK杯は、例年1日のみだったが、来年は2日間開催されることになった。 NHK杯の2日間の試合と全日の予選・決勝と合わせて2試合計4日間の合計得点により、まず上位2名を選出する。 ただし、個人総合で競われる来春までのワールドカップの総合成績で、規定にのっとり内定者が出たときには、1名のみの選出となる。 目をひくのは、Dスコアの扱い。 残る2枠の3人目、4人目の選考は、すでに選出された2名と組み合わせたときに、「団体としての合計得点が最大になる」ことが基準と

    五輪連覇がかかる体操男子団体。選考基準の複雑な変更で代表争いは?(松原孝臣)
    kosui
    kosui 2019/11/25
    Dスコアの合計が35.5点以上であったときは総得点に0.5点がプラス
  • NIPPOが劇的区間V、初山も完遂。ジロで躍動した日本人の舞台裏。(杉園昌之)

    5月11日から6月2日にかけて開催された第102回ジロ・デ・イタリアは、サプライズに満ちたグランツール(世界三大自転車ロードレース)となった。 全21ステージの総距離3537.6キロを最短時間で走破したのは、地元の英雄ビンチェンツォ・ニバリ(総合2位)でもなければ、注目のスロベニア人プリモシュ・ログリッチ(総合3位)でもなかった。ベローナの表彰台で勝者のみに着用が許されるマリアローザ(ピンク色のジャージ)に袖を通したのは小さな伏兵だ。 26歳のリカルド・カラパスは並み居る優勝候補たちを抑え、エクアドル人として初めて個人総合優勝を果たし、三大ツールで自身初勝利を挙げた。 初山に手渡された黒色のジャージ。

    NIPPOが劇的区間V、初山も完遂。ジロで躍動した日本人の舞台裏。(杉園昌之)
  • 異例の日中合同合宿で見せた、男子体操の“本気の呉越同舟”。(矢内由美子)

    なんとも刺激的な光景が広がっていた。 2月13日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター体操競技場では、日中国の男子トップ選手が入り交じりながら練習を行っていた。すなわち、世界のトップが一堂に会した練習光景だった。 世界選手権と五輪で2009年から'16年まで8年連続で個人総合金メダルに君臨した内村航平(リンガーハット)が見つめる中、'17年世界選手権で新王者になった肖若騰が体を動かしている。2人は互いに強く意識し合っている間柄である。 あん馬が置かれているエリアでは、種目別ゆかで「シライ」と名の付く技を3つ持つ“モンスター”白井健三(日体大)のすぐ目の前で、種目別平行棒の“フェノメノン”鄒敬園が旋回練習を繰り返していた。鄒はあん馬も得意で、さすがの身のこなし。あん馬を課題としている白井はその動きをじっと見つめていた。 世界1位を争う国同士。 これぞ「呉越同舟」だ。日中国の交流

    異例の日中合同合宿で見せた、男子体操の“本気の呉越同舟”。(矢内由美子)
  • プリンセス駅伝のトラブルを考える。ルールと連絡体制の再確認が必要だ。 - 陸上 - Number Web - ナンバー

    10月21日に開催されたプリンセス駅伝のアクシデントが、波紋を呼んでいる。 まず、出来事を整理しておこう。 ・岩谷産業の2区を走る飯田怜が、中継所手前、およそ300mの地点から正常な状態では走れなくなり、四つん這いでタスキをつないだ。 ・3区では、先頭を走っていた三井住友海上の岡春美が、脱水症状のため蛇行や逆走をしてしまい、最終的には途中棄権。 このアクシデントを受け、翌日のテレビでも飯田の競技続行に関しての賛否、インターネット上でも「美談にしてしまっていいものか?」といった議論が起きている。 なにが正解だったかは、正直、分からない。 しかし、駅伝のルールを読み解いていくと、よりよい選択肢があったのではないか――と感じている。 ルールブックの中にヒントがある。 私が気になったのは、審判員が選手をケアしたいものの、動くに動けない様子が映像から感じられたことだ。 「選手に触れてしまったら、そ

    プリンセス駅伝のトラブルを考える。ルールと連絡体制の再確認が必要だ。 - 陸上 - Number Web - ナンバー
    kosui
    kosui 2018/10/24
  • 甲子園決勝は本当に明日でいいのか。金足農業・吉田輝星の投球数が……。(氏原英明)

    過去に何度も見た光景だった。 表現としては“末恐ろしいピッチャー”だ。 秋田県大会からすべてのイニングを1人で投げぬいている金足農のエース・吉田輝星がまた、快投を見せた。 準決勝の日大三戦では、2点を先行すると、そのアドバンテージを最大限に生かすピッチングを展開。ピンチに陥ってもしっかりと間を取り、走者のスタートを一歩ずつ遅らせ、打者に対しては変化球を低めにコントロールして、ギアを上げたストレートで強力打線を黙らせた。 5試合連続完投勝利は見事というしかない。 限界を超えていてもおかしくない心身の状態でありながら、それでも快投をみせる。 しかし、吉田のような投手をみたのは過去に1度や2度ではない。 「投げないという選択肢はなかった」 2006年の斎藤佑樹(早稲田実)しかり、2008年の戸狩聡希(常葉菊川)、2010年の島袋洋奨(興南)、2013年の高橋光成(前橋育英)……。筆者が取材現場に

    甲子園決勝は本当に明日でいいのか。金足農業・吉田輝星の投球数が……。(氏原英明)
    kosui
    kosui 2018/08/21
    球数制限ってのは、一律何球じゃなく連投するごとに制限がきつくなるのが一般的じゃない?であれば弱い学校はそんな連戦にならないから大きな問題にならないだろう。
  • 37歳、苦労人アスリートの五輪道。エアリアル田原直哉へ心から賛辞を。(矢内由美子)

    反り返ったジャンプ台の陰から勢いよく飛び出した身体が、漆黒の夜空に吸い込まれていった。 2月17日に行われたフリースタイルスキー男子エアリアル予選。25歳まで体操ナショナルチームの一員として五輪出場を目指していた37歳の苦労人アスリート・田原直哉(ミルキーウェイ)が選んだ技は「伸身後方3回宙返り4回ひねり」。 元体操選手ならではの正確な空中姿勢と手堅いランディング(着地)で1目の演技を成功させた田原は、ストップエリアでガッツポーズを見せた。 ジャンプは雄大に決まったように見えた。だが、及第点が出ると期待したものの、点数は思いの外に伸びず、103.98点で17位。逆転を狙った2目は踏み切りでミスをし、着地で背中をついた。出場25人中上位12人による決勝進出を狙ったがかなわずに、結果は予選落ち。田原の平昌五輪は幕を閉じた。 「ちょっと苦しいオリンピックに」 「悔しいですね。戦える準備はでき

    37歳、苦労人アスリートの五輪道。エアリアル田原直哉へ心から賛辞を。(矢内由美子)
  • トリコロールのロクとハチの伝説。上野と遠藤から、扇原と中町へ。(二宮寿朗)

    トリコロールのロクとハチ。 背番号6の扇原貴宏と背番号8の中町公祐は6月4日ホームの川崎フロンターレ戦、リーグ戦で初となるコンビを組んだ。 目立たなくとも、鑑定士の中島誠之助さん風に「いい仕事してますね~」とつぶやきたくなったほど。ロクが後方に軸足を置いてフロンターレの攻撃をつぶしにかかれば、ハチは後ろをケアしつつもパスの強弱でアクセントをつけて攻撃にメッセージを発する。 チームはフロンターレに勝って、ここから上昇気流に乗っていった。もう1人のボランチ、背番号5の喜田拓也の存在も大きいのだが、あのときふとロクとハチに既視感のようなものを覚えていた。 似て非なる、いや、そもそも似ていないと言われればそれまでなのだが、筆者はダブったのだ。ロクの上野良治と、ハチの遠藤彰弘が。 強力なDFとFWをつなぐ、黒子役。 10年以上も前に見た光景が広がっているような錯覚に陥った。 いぶし銀の名コンビだった

    トリコロールのロクとハチの伝説。上野と遠藤から、扇原と中町へ。(二宮寿朗)
  • 女子選手が必ず直面する思春期問題。伊藤華英が語る生理と競技の関係。(伊藤華英)

    近年女性アスリートの活躍が目立つ。 思い出してみるだけで、沢山のアスリートの名前や顔が浮かぶだろう。 スポーツの起源を辿ると、女人禁制だった古代オリンピックに対し、近代オリンピックでは第2回大会から女性の参加が認められ、近年の参加者は男女半々になっている。 さらに最近は、女性アスリートは新たな地位も確立してきている。「美人アスリート」としてスポーツのアイコンになったり、バラエティ番組で存在感を発揮するなど、親しみやすく、爽やかな印象と華やかな功績でスポーツ界を盛り上げる、まさに強さと美しさを兼ね備えた存在だ。 このように活躍する選手たちの多くは、10代の頃から芽が出て20代後半から30代で引退する瞬間まで、トップを走り続ける。開幕した世界水泳でも世界中から若い才能が集まっているが、特に水泳でオリンピックを目指すような選手は、幼少期から競技を始め、10代の頃から世界のトップで戦う選手がほとん

    女子選手が必ず直面する思春期問題。伊藤華英が語る生理と競技の関係。(伊藤華英)
    kosui
    kosui 2017/07/28