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ブックマーク / gendai.media (22)

  • 「デジタル・レーニン主義」で中国経済が世界最先端におどり出た(津上 俊哉) @gendai_biz

    2017年は日中国経済に対する見方が好転し、ある意味で「潮目が変わった」と感じさせる年になった。そのため「中国崩壊論の崩壊」といった揶揄も現れた。 2つの要因が変化に寄与したように思う。1つは、足元の中国景気が良いことだ。投資・負債頼み、公共投資牽引型の「質に難あり」の好景気だが、日の多くの業界がその恩恵にあずかっている。 もう1つの理由は、「インターネットやAI、EVといった分野では、中国の進化が目覚ましく、日よりずっと進んでいるらしい」と、日人が気付き始めたことだ。 アリババやテンセントなどが運営する電子決済サービスが、新たな事業プラットフォームを中国の零細事業者に提供し、それが新ビジネスの創造を爆発的に促していることが、その先進性の表れと見られている。 しかし、それは皮相な見方に過ぎない。単なるフィンテックの応用ならば理屈の上では、誰にだってマネできる。中国の成功の質は、

    「デジタル・レーニン主義」で中国経済が世界最先端におどり出た(津上 俊哉) @gendai_biz
  • 憲法を自分で作ってみた!明治の日本人が見せたナントも豊かな想像力(畑中 章宏) @gendai_biz

    自分の手で国家の指針をつくる 憲法改正を旗印に掲げる安倍政権にとって、天皇の「生前退位」という課題が立ちはだかったのは、思いがけないことだったろう。 しかし、安倍首相の改憲への意欲が薄らいだわけでは決してない。3月5日におこなわれた自民党の第84回定期党大会でも首相は、憲法改正発議への議論を主導していくことに決意を表明した。 いっぽう、「護憲」を掲げるリベラル陣営では、関連出版物の刊行などはさかんだが、目新しい問題提起を打ち出せずにいるようにみえる。 ここでは、『大日帝国憲法』前夜に遡って、“憲法作成ブーム”というべき現象を顧みたいと思う。いまから130年程前、「憲法」を自分で考え、作ってみることが流行になっていたことは、歴史家や憲法学者以外には、あまり知られていないのではないだろうか。 明治維新から10年が経過し、国会の開設に向けて、自由民権運動の担い手たち、ヨーロッパの国情に精通した

    憲法を自分で作ってみた!明治の日本人が見せたナントも豊かな想像力(畑中 章宏) @gendai_biz
  • アラサー狩猟女子が始めた自給自足のリアル『テラスハウス』生活(畠山 千春) @gendai_biz

    午前中に罠の見回りを済ませ、薪の床暖房に火を入れて、ついでに摘んできた野草でお昼ご飯を作り、Twitterを眺めながらちょっと休憩。午後からはパソコンに向かって仕事を始め、時間ができれば山や畑へ。これが私の普段の1日です。 今、私は福岡県糸島市の小さな集落で“自分の暮らしを作る”がテーマの「いとしまシェアハウス」を運営し、畑、田んぼ、狩猟をしながら暮らしています。今でこそ火を焚いたり山に入ったりという日々を送っていますが、数年前までは都会に暮らす普通の会社員でした。 この暮らしを始めたきっかけは、東日大震災。当時横浜に住んでいた私は、計画停電や水・料の買占めなどを経験し「いざというときお金って役に立たないんだ!」とショックを受けました。 そのときに、これからはどんな環境でも生きていける技術を身につけたい、信頼できる人と一緒に暮らすコミュニティを作ろう、と決意したのです。 特に失うものも

    アラサー狩猟女子が始めた自給自足のリアル『テラスハウス』生活(畠山 千春) @gendai_biz
  • 死者に「更衣」した大勢の若者たち〜仮装が持つ“本当の意味”とは?(畑中 章宏) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    ハロウィンの起源と日での大流行 10月31日の夜、ハロウィンを見物に渋谷に出かけた。 今年のハロウィンは10月29日と30日が土日にあたり、来のハロウィンである31日が月曜日だったため、人出が分散したらしい。私たちは午後5時半頃から8時過ぎまで、仮装した若者たちを観察したが、それでも大変な人混みだった。 渋谷駅の西側一帯、道玄坂、東急店通り、渋谷センター街をメインストリート(メイン会場?)に、入り組んだ脇道や細道、ゆるやかな傾斜を回りながら、死神や魔女や怪物、囚人やポリスやナースの仮装を追った。渋谷の街路のつながりや地形の特性も、格好の舞台であるように感じた。 ハロウィンはもともとアイルランド(ケルト)の伝統社会で、祖先や死者の霊を供養する節句、「万霊節=サウィン」だった。サウィンは日のお盆や大晦日にあたり、この世とあの世の境目が破れて祖霊が蘇る10月31日の夜半が、「新年」の始ま

    死者に「更衣」した大勢の若者たち〜仮装が持つ“本当の意味”とは?(畑中 章宏) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
  • 「準備がすべて」エディ・ジョーンズが明かす"勝者の哲学"(週刊現代) @gendai_biz

    「常にいい準備をしようとしていれば、プレッシャーを感じることはない」。毎朝5時には行動をはじめる名将に、勝者の哲学を訊いた。 敗者のメンタリティを捨てる 昨秋、そして今夏と日のラグビーは2度にわたって世界を驚かせた。 昨秋のW杯では2度の優勝経験がある南アフリカを撃破。世界中のメディアやファンから「世紀の大金星」と称賛された。さらにリオデジャネイロ五輪では今大会から正式種目となった7人制ラグビーで絶対王者・ニュージーランド代表も破り、4強にい込んだ。 日ラグビーが世界で勝つための意識革命を起こしたのは、W杯でヘッドコーチ(HC)だったエディ・ジョーンズ(56歳)だ。 「7人制のチームも、昨年のW杯でも、準備が自信を作りだした。『自分たちは勝つ』と信じて挑んでいました。自信とは自分たちを信じること。そこが際立っていました」 エディがHC就任前の日本代表は、W杯に7大会連続で出場していた

    「準備がすべて」エディ・ジョーンズが明かす"勝者の哲学"(週刊現代) @gendai_biz
  • 日本人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中(貞包 英之) @gendai_biz

    人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中 大都市と地方の、幸福と不幸 文/貞包英之(山形大学准教授) 地方から出ることをためらう人びと 現在の「地方創生」の声の賑やかさには、これまでにない特徴がある。 地方都市の「消滅」に対する危機感があおられ、巨額の税金がそれを回避するという名目で地方に投入されている。しかしその一方で、地方を居心地のよい場所とみなす声も少なくない。 ベストセラーになった藻谷浩介らの『里山資主義』から、ネットで話題のイケダハヤト氏のブログまで、地方はしばしば快適で、金がかからず、ひょっとすれば人情のある場所としてもてはやされているのである。 たしかに地方を理想化する声だけなら、かつてもみられた。魂の故郷として地方を称えることは、たとえば戦前の農主義や、1970年代の第三次全国総合開発計画(三全総)でみられたことである。地方を純朴な場と

    日本人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中(貞包 英之) @gendai_biz
    kosukekato
    kosukekato 2016/05/11
    ここで指摘されてる「移動の階層化」って、なんか意識してなかったけど、ありそうな感じしますね。
  • 福島原発「国会事故調」元委員長の告発「日本の中枢は、いまなおメルトダウンを続けている」(黒川 清) @gendai_biz

    福島原発「国会事故調」元委員長の告発「日の中枢は、いまなおメルトダウンを続けている」 日の脆弱さは、世界にバレていた 国会事故調委員長としての偽らざる思い 志が低く、責任感がない。 自分たちの問題であるにもかかわらず、他人事のようなことばかり言う。 普段は威張っているのに、困難に遭うと我が身かわいさからすぐ逃げる。 これが日の中枢にいる「リーダーたち」だ。 政治、行政、銀行、大企業、大学、どこにいる「リーダー」も同じである。日人は全体としては優れているが、大局観をもって「身を賭しても」という真のリーダーがいない。国民にとって、なんと不幸なことか。 福島第一原子力発電所事故から5年が過ぎた今、私は、改めてこの思いを強くしている。 日人は福島第一原発事故から何を学んだのかー?続々進む原発の再稼働、遅々として進まぬ安全対策。このままでは、日人はまた同じ災いを経験することになるかもしれ

    福島原発「国会事故調」元委員長の告発「日本の中枢は、いまなおメルトダウンを続けている」(黒川 清) @gendai_biz
    kosukekato
    kosukekato 2016/03/14
    こないだの1101のやつとセットで読むとかだと良いな。
  • 世の中に必要とされたいあなたへ――松浦弥太郎が考える「愛される人間」のきほん

    松浦弥太郎。 18歳で渡米。アメリカで集めた古を、道端や代々木公園のフリーマーケットで販売することからはじめ、小さな書店を起業し、や雑誌で文筆業を営む。『COWBOOKS』の代表を務め、「暮しの手帖」の編集長に。そしていま、50歳を前にクックパッドで「くらしのきほん」を立ち上げ、インターネットでコンテンツを発信し、新しいサービスを発明しようとしている。 手段や場所は変わっても、そこにはいつも「松浦弥太郎」という個人の存在があり、そのすべてが“メディア”になっているように思う。 「ぼくらのメディアはどこにある?」のテーマを考えたとき、インターネットがない時代から「メディア化する個人」であり続ける松浦弥太郎さんに話を聞きたいと強く思った。そこで、「くらしのきほん」がスタートして3ヵ月経った頃、松浦さんに会いに行き、真っ直ぐに疑問をぶつけてみた。 松浦弥太郎さん、メディアってなんですか?(取

    世の中に必要とされたいあなたへ――松浦弥太郎が考える「愛される人間」のきほん
    kosukekato
    kosukekato 2015/11/10
    前編と後編とまとめて読んだけど、割と何と言うかメディアを使って情報を発信するということに関して、ああそうだよね、ということが多かった。うちのメディア(ET...
  • 「モノを買わない」先進都市から読み解く、「資本主義の先」の世界の行方(佐藤 慶一) @gendai_biz

    「モノを買わない」先進都市から読み解く、「資主義の先」の世界の行方 編集者・菅付雅信さんが語る『物欲なき世界』 欲しいモノが特別ない世界。シェアという考えが浸透しつつある世界――。はたして、これは消費の飽和なのか、一時的な物欲の減退なのか。欲しいモノがない世界では、どんなことを豊かで、幸せだと感じるようになるのだろうか? 編集者の菅付雅信さんによる著書『物欲なき世界』が11月4日に発売された。インタビューを通じて、ファッション、ライフスタイル、経済、思想、カルチャー……書で編まれた横断的なトピックについて聞いた(文・佐藤慶一/写真・神谷美寛)。 モノではなく「コトやコミュニティを売る」 ――ソーシャルメディアの普及によって誰もが丸裸にされてしまう実情を描いた『中身化する社会』(星海社新書)から2年越しの著書となります。前著とのつながりを教えてください。 菅付:今回の『物欲なき世界』は『

    「モノを買わない」先進都市から読み解く、「資本主義の先」の世界の行方(佐藤 慶一) @gendai_biz
    kosukekato
    kosukekato 2015/10/29
    家賃高かったら嫌でもそうなるよなー。そこなんだろうな根本は。
  • 「家庭崩壊」で行き場を失くした子どもたち~この国に居場所はあるのか?(徳 瑠里香) @gendai_biz

    卓に並べられた絹さやと牛肉の炒め物、水菜と油揚げのサラダ、ごはんと味噌汁…。田崎啓子さん(仮名、45歳)は養子縁組をした息子の龍太くん(仮名、5歳)に手際良くおかずを取り分け、恒良さん(仮名、47歳)も料理に手を伸ばす。ありふれた家族での事風景。里子の安達洋平くん(仮名、16歳)は静かに家族の動きを目で追っている。洋平くんは1年前まで、そんな家庭の卓を知らなかった。 特別養子縁組で家族になる 田崎夫結婚をして10年経っても子どもに恵まれず、2年間の不妊治療を経験。あきらめようとした矢先に「特別養子縁組制度」の存在を知り、里親登録をした。1年の研修期間を経て子どもを受け入れる体制を整えたが、経験者は口を揃えて「ただ待っているだけでは話はこないよ」と言う。 2013年度、養子縁組希望里親登録数2,445世帯に対し、成立件数は267件にとどまっている。管轄する児童相談所が虐待対応に追わ

    「家庭崩壊」で行き場を失くした子どもたち~この国に居場所はあるのか?(徳 瑠里香) @gendai_biz
    kosukekato
    kosukekato 2015/10/04
    カナエールは力のある子どもにロールモデルになってもらう、という問題解決の方法論なのだけれど、反面、カナエールに挑戦できる子が全てではない、というのは何度も現場に近い仲間に聞かされて来ていて、改めて読む
  • 世界最先端の教育はこんなことになっている! 日本とは何もかもが絶望的に違う・・・(田村 耕太郎) @gendai_biz

    21世紀の教育プロジェクト 世界では子どもの教育が加速している。まず英語ができないとお話にならないのだが、半端ではない資金が投下され、世界最強の教師がやってくる。先日、シンガポールの都心部に出来たばかりの学校を訪れた際には、思わずため息を漏らしてしまった。 F1シンガポールグランプリ開幕の日に、ノーベル物理学賞受賞者でオバマ政権でエネルギー長官を務めたスティーブン・チュー氏とジャンクボンドの帝王マイケル・ミルケンに誘われ、ミルケン氏が投資する「21世紀の教育プロジェクト」を視察し、大きなショックを受けた。 ここではなんと、小学校低学年から、コードライティング、ロボット作り、3Dプリンティングを教える。 サマーキャンプでは、ウォールストリートベーシックにいう金融基礎教育経済学、市場原理、地政学等の基礎)、シリコンバレー01という起業家基礎教育を、ウォール街やシリコンバレーを代表するスターか

    世界最先端の教育はこんなことになっている! 日本とは何もかもが絶望的に違う・・・(田村 耕太郎) @gendai_biz
    kosukekato
    kosukekato 2015/09/28
    人が育つ、という意味を考えさせられる。俺、最先端とタレントが看板で出て来る教育環境、あまり信用できないなあ。好みの問題ではあるが。
  • 【ルポ】子どもたちの貧困〜夢なんて持てない。「社会からの偏見」と「進学格差」(徳 瑠里香) @gendai_biz

    【ルポ】子どもたちの貧困 〜夢なんて持てない。「社会からの偏見」と「進学格差」 子どもを絶望させる社会に未来はない! 身近にある子どもたちの貧困 「大人の勝手な都合で不幸になる子どもたちをこれ以上増やさないでほしい。辛い思いをするのは俺たちだけで十分だ。僕はごくごく普通の家庭を築きたい。公園で家族と手をつないで歩いてみたい」 渡辺隆さん(仮名、専門1年生)は7歳のときに両親が離婚。父と家を出たが住む場所がなく車生活を余儀なくされた。3年間学校へも行けず、生活をするために盗みもした。 そんな生活のなかである日父が病に倒れ、その1年半後に亡くなる。ガリガリに痩せた渡辺さんは、やがて保護され児童養護施設で暮らすようになった。「俺が父ちゃんを苦しめたからだ」と自分を責め続け、1人布団の中で泣いた。 日には虐待や育児放棄、親の貧困や精神的な病などが理由で、親と暮らせない子どもたちが約47,000人

    【ルポ】子どもたちの貧困〜夢なんて持てない。「社会からの偏見」と「進学格差」(徳 瑠里香) @gendai_biz
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    kosukekato 2015/09/20
    2014年のカナエール、当日のスピーチコンテストにもいらしてくださった徳さんの記事。...
  • それでもあの五輪エンブレムは”パクリ”ではない!〜そもそもデザインとは何か?(河尻 亨一) @gendai_biz

    「似ている=パクリ」なのか? ついに"幻の五輪エンブレム"となってしまった。五輪史上かなりレアなケースではないだろうか。 私個人は撤回に賛成ではない。なぜなら撤回の合理的な理由が見当たらないからだ。しかし、世の中に愛されてこそのシンボルマークであるという主張は、「表現とは伝わってなんぼ」の観点から理解できる。社会のリアクションが"こう"であればそれも正しいのかもしれない。佐野研二郎氏とそのご家族、関係者に対する「誹謗中傷」が、一刻も早くやむことを願う。 しかし、エンブレムの原案ならびに最終案は果たして当に盗用だったのだろうか?  今回の騒動は、ベルギーのデザイナーによるネット上の告発が発端となり、話題は「似ている=パクリ」の検証に終始した印象がある。 だが、デザインの視点から見た検証は一般メディアにおいてあまりなされていない。佐野氏自身による生の言葉がもっと聞きたいところだが、9月4日現

    それでもあの五輪エンブレムは”パクリ”ではない!〜そもそもデザインとは何か?(河尻 亨一) @gendai_biz
    kosukekato
    kosukekato 2015/09/05
    すげえ総ざらいしようとする力作だなあ、と思って読んでたのだけど、違和感覚えたのが一点だけあって、今、トータルデザインなんて言葉で言うのかなあ(なんか古い時代の言葉のイメージ)という。なんかそこだけしっ
  • 何が勝つかより「何が価値か」──10年前のどん底時代にスマイルズが描いた、数字のない事業計画

    何が勝つかより「何が価値か」──10年前のどん底時代にスマイルズが描いた、数字のない事業計画 Tweet 2015.9.4 FRI 1996年、三菱商事に務める1人のサラリーマンがアーティストとして絵の個展を開いたことがきっかけで生まれた、べるスープを提供する「Soup Stock Tokyo」。2000年、社内ベンチャーとしてスマイルズが立ち上がり、遠山正道さんはサラリーマンのまま社長になった。 2008年に完全に独立した企業となったスマイルズは、「世の中の体温をあげる」ことを目指して、キュートでユニークなネクタイを揃える「giraffe」、使っていた人の顔が見えるセレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、家族の時間を彩るファミリーレストラン「100のスプーン」、そして「新潟産ハートを射抜くお米のスープ300円」というアートを生み出した。 ビジネスとアートの世界を行

    何が勝つかより「何が価値か」──10年前のどん底時代にスマイルズが描いた、数字のない事業計画
    kosukekato
    kosukekato 2015/09/04
    これくらいぼんやりしてていいんだろうなー。のっそのっそ。 -- 未来の可能性は事業計画書には描ききれない...
  • 合理的に説明できないビジネスこそ面白い──スープ専門店・スマイルズが「現代アート」に挑む理由

    「すごく愛用していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい」―そんな品物に持ち主の顔写真とプロフィール、品物にまつわるストーリーを添えて販売するユニークなリサイクルショップ「PASS THE BATON」。京都の祇園に3店舗目がオープンしたばかり。(提供:スマイルズ) 私は個人的に、編集者の仕事は、面白いと思ったヒト・モノ・コトに温度を加えて世の中に伝えることだと思っている。だからこそ、スマイルズの「世の中の体温をあげる」事業は一つの編集作業であり、スマイルズは“メディア”なんじゃないか。そんな思いで、中目黒にあるスマイルズのオフィスを訪ね、社長の遠山正道さんに話を聞いた。 すると飛び出したのは、現代アートの話。なんとスマイルズはいま、アーティストとして「大地の芸術祭 越後有トリエンナーレ2015」に作品を出品しているという。企業がアーティストとして表現活動をする――まさに、「メディア

    合理的に説明できないビジネスこそ面白い──スープ専門店・スマイルズが「現代アート」に挑む理由
    kosukekato
    kosukekato 2015/09/02
    面白かった。企業自体がアーティストになる、って立て付けの発想、ありそうでなかった感じしますね。物は言いようなんだけど、楽しそうだし良いなと思った。
  • 昭和史研究の第一人者が決意の激白〜安倍首相の「歴史観」を問う!(保阪 正康)

    戦後70年に言い残さなければならないこと 安全保障関連法案の審議が続き、昭和史の教訓とは何だったかに関心が集まる中、昭和史研究の第一人者・保阪正康さんの新刊『安倍首相の「歴史観」を問う』が出版された。なぜ歴史家が、現在の政権批判を展開したのか? そのやむにやまれぬ思いを聞いた。 * * * 戦後70年という最後の機会 戦後70年という節目の年にあって、まず、太平洋戦争を体験的に認識している世代がいまどのくらい残っているかを考えましょう。 私は敗戦の年に5歳でしたが、戦争を自覚するという意味では、やはり当時15歳くらいだった人たちです。法制上から言っても、昭和20年6月からは男子で15歳になれば義勇兵役法によって兵隊に引っ張られることになっていました。そうするとその人たちは現在85歳以上で、これは現在の人口比の中で5%を切っています。 戦争体験の中核ともいえる戦場での体験を持つ人となると、敗

    昭和史研究の第一人者が決意の激白〜安倍首相の「歴史観」を問う!(保阪 正康)
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    kosukekato 2015/08/10
    友人にも歴史家がおり、なんか気になった。
  • 田舎での豊かな暮らしは現実じゃない?ジャングルを経験した男が都会を選んだ理由

    田舎での豊かな暮らしは現実じゃない? ジャングルを経験した男が都会を選んだ理由 Tweet 2015.8.4 THU 言葉や立ち振る舞いで人を惹きつけ、行動で人を巻き込んでいくことのできる個人は一つの“メディア”になりうるのではないか。そんな思いを持って、ソーヤー海さんに会いに行った。 ソーヤー海さんは、3.11直後「東京アーバンパーマカルチャー(TUP)」を立ち上げ、 "誰もが大事にされる社会"をつくっていくために活動する共生革命家。「自称・活動オタク」だという海さんは、アメリカの大学、コスタリカのジャングル、中南米の農村、禅の寺院・・・など地球を舞台に、自然と人が共生するための知恵・知識を学び、自ら考え実践を重ねてきた。そしていま、より愛と平和のある社会を気で目指して、自らの生活のなかで「パーマカルチャー」を実践し、ワークショップなどを通じて人々に伝え続けている。 話を聞くと海さんは

    田舎での豊かな暮らしは現実じゃない?ジャングルを経験した男が都会を選んだ理由
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    kosukekato 2015/08/04
    これ面白かった。内容もそうなんだけど、編集も好きなタイプというか。まんま感があるというか。あと、メディア化する人には一家言あるw。ET Luv.Lab.そろそろ次出せそうです。お楽しみにー。
  • 糸井重里×安西洋之【第3回】「言葉ではなく、内臓の感覚で通用するものが日本文化の深みを伝えることができる」() @gendai_biz

    糸井重里×安西洋之【第3回】「言葉ではなく、内臓の感覚で通用するものが日文化の深みを伝えることができる」 海外の事例を中心にインタビューと分析を重ね、日の中小・ベンチャー企業にヒントを与えてくれる『世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?』。中小企業の動向を追うミラノ在住の著者・安西洋之さんと日で中小企業を経営する糸井重里さん。お二人の特別対談の第3回目は、世界のなかの日、そこで働く私たちについて---。(構成:崎谷実穂) 僕らの中にある「内臓文化」 安西洋之(以下、安西) 日の工芸品、陶器や磁器をヨーロッパの人が見ると、「この作品は深い」と思うことが多いそうです。この話を、糸井さんとしたいなと思っていたんですよね。 糸井重里(以下、糸井) ほう。 安西 それは、神秘の国の文化ということで、何かしらの深さがあるんじゃないかと誤解されている可能性もあるでしょう。一

    糸井重里×安西洋之【第3回】「言葉ではなく、内臓の感覚で通用するものが日本文化の深みを伝えることができる」() @gendai_biz
    kosukekato
    kosukekato 2014/09/29
    この話、すげーツボだった。というか思っていたこと綺麗に言語化されてしまった感じだ。そうなんだよなー、内蔵文化みたいなのが良いのだ。
  • 脱原発で追い詰められるドイツ政府と電力大手が「バッドバンク」設立の秘密計画!?(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    ドイツを駆け巡るシュピーゲル誌の特ダネ 5月12日発売のシュピーゲル誌で、特ダネがあった。見出しは『原子力のためのバッドバンク』。バッドバンクとは、金融機関が抱える不良資産を買い取り、管理・処分する機関である。金融機関から不良資産を切り離すことにより、損失拡大をい止め、財務状況を改善し、金融システムを健全化することが目的だ。 では、シュピーゲル誌のすっぱ抜いた『原子力のためのバッドバンク』とは何かというと、E.on、RWE、EnBWの大手電力会社3社(ドイツには電力会社は4社あり、残りの1社は外国資)とドイツ政府の間で、バッドバンクのような機関を設立しようとする秘密計画が進められているというのだ。この場合の不良資産とは、電力会社の原発部門である。 具体的には、「電力会社から原発部門を買い取って、脱原発の後始末をする機関(バッドバンク)を作る。これは、基的に国営。電力会社はそこに原発閉

    脱原発で追い詰められるドイツ政府と電力大手が「バッドバンク」設立の秘密計画!?(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
    kosukekato
    kosukekato 2014/05/16
    原発が議論の対象になる時点で、既存電力会社が叩かれるのは避けられないってことですかね。脱原発を決めたドイツの話。
  • ダンボールの銃でカチコミ、子どもらが残りたい町を作る---今野英樹(今野梱包代表取締役社長・宮城県石巻市)(加藤 小也香) @gendai_biz

    石原裕次郎、ではない。が、男の中の男であることは間違いない。先日も地元・石巻のショッピングモールに「AK-47(1947年式カラシニコフ自動小銃)を密造」し、「カチコミしてきた」ばかりだ。

    ダンボールの銃でカチコミ、子どもらが残りたい町を作る---今野英樹(今野梱包代表取締役社長・宮城県石巻市)(加藤 小也香) @gendai_biz
    kosukekato
    kosukekato 2014/05/16
    今野さん、マジ、カッコイイっす。