世界には100歳を超えて生きる「センテナリアン」が多く暮らす地域が5ヵ所ある。これら「ブルーゾーン」と呼ばれる長寿スポットを研究すると、その食生活に4つの共通点があることが見えてきた。 サルデーニャ島、沖縄、イカリア島… この世に100歳まで生きられる確実な方法はない。だが世界の超長寿者の食生活からは多くのことを学べるはずだ。 これまでの研究から、世界には100歳を超えて生きる人たち、いわゆる「センテナリアン」の存在が珍しくない地域が5ヵ所あることがわかっている。 コスタリカのニコヤ半島、米カリフォルニア州のロマリンダ、日本の沖縄、イタリアのサルデーニャ島、ギリシャのイカリア島で、これらの地域は「ブルーゾーン」と呼ばれている。 ブルーゾーンに住む人々の食事やライフスタイル、習慣は、一見するとあまり共通点がないように思える。 サルデーニャ島の長寿者の多くは山間部に住み、狩猟や釣り、農業をして