このままだと日本が滅ぶと騒ぎ立て、老人共が保守の再編に嬉々としている。 だが、過去の「歴史」や「事実」という御輿をかかげ、他人を、敵を差別することでしか連帯できない、内向きで後ろ向きで恥知らずなつながりが日本の保守であることは、否定する余地のないところである。 わざわざ「在特会」という例を挙げるまでもなく、それをまるで空気のように見て見ぬふりをするあなた自身の存在がそれを証明しているのだから。 ではサイレントテロなどとうそぶくお前はどうなんだと問われれば、こう答えよう。 自分自身が誰かの敵になるという可能性から逆説的に考え、そのような可能性にあてはまるものすべてを友とみなして助け合おう、支えあおう、そしてその中で自分自身も助けられ、支えられていこうというものが私の理念だ。 これが「可能性の国家」の基本理念だ。 かつて交通事故で1万人を超える死者が毎年続いていた時、それは「交通戦争」と呼ばれ
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