ホルダー米司法長官は4日、上院司法委員会の公聴会で国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者殺害について「敵の指揮官を攻撃目標にすることは合法だ。例えば、第2次大戦中に山本(五十六・連合艦隊司令長官の搭乗機)を撃墜した時も行った」と証言し、殺害が正当だったと強調した。 ホルダー長官は、ビンラーディン容疑者について「彼は米中枢同時テロを行ったアルカーイダの指導者だ」と指摘。その上で「ビンラーディン容疑者に対する作戦は、国家の自衛行為として認められる」と述べ、法的にも問題はないとの考えを示した。(共同)