たかじん氏長女「殉愛」は「捏造」 拡大 やしきたかじんさんの長女が、たかじんさんの闘病生活を描いた百田尚樹氏(58)のノンフィクション「殉愛」について、発売元の幻冬舎に出版差し止めなどを求めた民事訴訟の第1回口頭弁論が21日、東京地裁で行われた。原告側代理人の弁護士だけが出廷。原告側は長女の陳述書を用意していたが、幻冬舎側が姿勢を明確にしなかったため、提出を見送った。 【代理人が明かした長女の陳述書要旨】 「私は(昨年)1月3日に父を亡くしました。子供の頃に母を亡くし、父は唯一の肉親でした。父のことが大好きでしたし、電話で何度もやり取りをしていました。心の中に父がいつも父が居る。私を思ってくれるという確信があり、それがわたしの何よりもの安心感でした。 父は私が滞在した中国の上海まで、私のことを心配して来てくれたり、人生の節目節目にはいつも相談に乗ってくれていました。離れて暮らしておりますが