北海道七飯(ななえ)町の山中で行方不明になり、6日ぶりに保護された北斗市の小学2年田野岡大和君(7)は、両親らとはぐれた地点から直線で5キロ余りの自衛隊施設で偶然見つかった。 警察犬がにおいを追跡できないなど「不運」が重なったため、延べ約930人が投じられた捜索隊は発見できなかった。迷い込んだ先に飲み水があるなど「強運」が命をつないだが、関係者は「捜索態勢を検証する必要がある」と指摘する。 「山林では木々が発するにおいが強く、市街地と比べて警察犬が能力を発揮するのは難しい」。道警幹部はこう語る。大和君が行方不明になった5月28日夕、直後に知らせを受けて警察犬1頭を出動させたが、足取りはつかめなかった。 行方不明者の居場所を特定するためには、スマホや携帯電話が発する電波が有効だが、大和君はいずれも持っていなかった。道警や消防は、父親の説明などから南西方向を重点的に捜したが、発見されたの
なんなんだ、この結末は? 1日、あの甘利明前経済再生担当相について、東京地検特捜部が不起訴処分にするというニュースが、一斉に流れた。しかも、甘利本人だけではなく、同じく告発を受けていた公設秘書2人も立件見送りになるという。 いっておくが、犯罪が軽微だったわけではない。甘利がやったことは、今、マスコミが大騒ぎしている舛添要一都知事の政治資金問題などとは比べ物にならない、政治家としては最も悪質な賄賂事件だった。しかも、特捜部は最近、政界捜査に弱腰になっていたとはいえ、小渕優子元経産相や小沢一郎のケースのように、秘書の立件まではやるのが普通だった。それが、今回は一切なんのおとがめもなし。これはいくらなんでも異常すぎるだろう。 取材してみると、今回の不起訴決定の裏には、法務省幹部の露骨な捜査潰しの動きがあったことがわかった。しかも、この幹部は明らかに官邸と深いつながりのある人物だった。 捜査潰しの
【真っ黒”な甘利明を検察はなぜ「不起訴」にしたのか? 官邸と癒着した法務省幹部の“捜査潰し”全内幕】https://t.co/e4a3DTtyvG この記事に出てくる「黒川官房長」とは検事任官同期。「政界捜査つぶし」に関しては右に出る者はいない”真っ黒な法務官僚”です。
消費増税を延期した理由は何か。8%増税によって、既に消費が民主党政権のスタート時と変わらないくらいまで落ちているからにほかならない。来春に増税をしたら、これを大きく割るのは必至で、国民の豊かさを消費で計るならば、アベノミクスは失敗の烙印を押される。雇用増が自慢らしいが、同じ消費を味わうのに、より多く働かせていることも意味する。消費増税がもたらした結果を、理屈を並べず、率直に語れば良いと思う。 ……… もし、延期せず、10%への追加増税をした場合、消費は下図のとおりとなる。追加増税のインパクトは、8%増税時の5割強だから、長期トレンドからの消費の乖離が8%増税時の5割強で推移すると仮定したものだ。一目で分かるように、景気回復の出発点だった2012年頃の水準を恒常的に大きく下回るため、企業は供給力の削減に手を付けざるを得ず、デフレ・スパイラルが勃発しかねない。 計量的には、10%まで上げると、
嘉手納署は5日、飲酒で正常な運転ができない状態で車を運転したとして、米軍嘉手納基地所属の二等兵曹の女(21)を道交法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕した。同署によると二等兵曹は容疑を否認しているという。呼気から基準値の約6倍のアルコールが検知された。 同署によると、4日午後11時40分ごろ、二等兵曹が運転する車が嘉手納町水釜の国道58号を南向けに逆走し、北上車線の車と正面衝突する事故を起こした。この事故で35歳の女性が胸骨骨折の疑いの重傷を負った。衝突の反動で二等兵曹の車は後続の他の車にもぶつかったという。 元海兵隊員で米軍属の男による女性遺体遺棄事件を受け、在沖米軍は4月27日、沖縄に駐留している日米地位協定の対象となる全軍人・軍属とその家族の基地外での飲酒や深夜0時以降の外出を6月24日までの約1カ月間、禁止している。
川崎市中原区で5日午前に排外主義的な団体が計画していたヘイトスピーチのデモが、出発直後に中止された。この日は十数人が日の丸やプラカードを持って集まったが、ヘイトスピーチに反対する市民らが数百人で取り囲んだ。神奈川県警も中止を説得した。 この日は午前10時ごろからデモに反対する市民が中原平和公園に集まった。反対する市民が取り囲んで「ヘイトデモ中止」「帰れ」と叫び、路上に座り込んだ。デモ隊は午前11時ごろ集まり、プラカードを掲げて10メートルほど進んだが、反対する市民に阻止されてそれ以上進めないまま、警察の説得に応じて11時40分ごろ、中止を決めたとみられる。 川崎市川崎区の桜本地区で在日コリアンが理事長を務める社会福祉法人が、同地区周辺でのヘイトスピーチデモ禁止を申し立てたのに対し、横浜地裁川崎支部は2日、デモ禁止の仮処分決定を出していた。また川崎市も、周辺の公園使用を不許可処分としていた。
参院選(22日公示、7月10日投開票)の勝敗ラインとして、自民党内で3つの目標が浮上している。安倍晋三首相が掲げた自民、公明両党での改選過半数▽27年ぶりとなる自民党単独での過半数▽首相の悲願である憲法改正に向けた改憲勢力3分の2以上-の確保だ。高支持率というフォローの風を受け、安倍・自民党はどこまで飛距離を伸ばすことができるか。 〔1〕与党改選過半数 「この選挙、勝ち抜いていく。そして何としても与党で過半数を獲得する」 安倍首相は4日、視察先の熊本県益城町で記者団にこう強調した。 選挙区73、比例代表48の計121議席を争う参院選。自公両党は平成22年に60議席、25年には76議席を獲得した。このうち22年に9議席、25年に11議席を獲得した公明党は今回、13人を公認。公明党の獲得議席が9-13議席とすれば、与党の改選過半数(61議席)には、自民党で48-52議席が必要ということになる。
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