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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mailtotaro (4)

  • 十三人の刺客(13人の刺客):三池崇史監督が描いた「武士道」という虚構性 - ビールを飲みながら考えてみた…

    もちろん「ヤッターマン」をあんな風に再現できるのは三池監督の手腕によるものだとわかりつつ、やはり三池監督の凄さというのは、疾走シーンや乱闘シーンなのだと実感。50分にわたる戦闘シーンはその魅力満点で、こんなに面白かった時代劇というのは勝新太郎が自ら主演をした「座頭市」以来だろう。役所広司、山田孝之、稲垣吾郎、松方弘樹、市村正親ら豪華なキャスト陣に彩られた10年代の時代劇の名作の誕生だ。 【予告編】 Thirteen Assassins (2010) official trailer 【あらすじ】 将軍の腹違いの弟という立場に甘んじ、悪行の限りを尽くす明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)。幕府の老中は、この暴君が国の要職に就く前にひそかに闇に葬るよう、御目付役・島田新左衛門に密命を下す。斉韶の凶行の数々を知った新左衛門は、命がけで大義を果たすことを決意。信頼が置けて腕の立つ刺客を集め、斉韶が参勤交

    十三人の刺客(13人の刺客):三池崇史監督が描いた「武士道」という虚構性 - ビールを飲みながら考えてみた…
    kousyou
    kousyou 2010/10/11
    ヘー面白そう。→"三池監督が描いたものは、美学として描き出されている「武士道」そのものの虚構性"
  • マルタのやさしい刺繍:おばあちゃんの自己実現はコミュニティを幸福にするか - ビールを飲みながら考えてみた…

    作品がスタートした直後の映像を見るとかなり古い作品かと思ったけれど、製作は2006年。その年のスイスの観客動員数No.1にして2007年度アカデミー賞外国語映画賞受賞作品。オーソドックスなつくりの中に、自分の夢を実現するためには年齢は関係がないというメッセージと、インターネットという現代風のツールが練りこまれた良質な作品。ただ僕がこの作品で感じたことは日と、資主義社会の行く末だ。 【予告編】 マルタのやさしい刺繍 【あらすじ】 スイスの小さな村に住む80歳のマルタは、9ヶ月前に夫に先立たれて以来々とした日々を送り、自分も早く夫のもとへ行きたいと願うようになっていた。ある日、昔得意だった裁縫仕事を依頼され、眠っていた創作意欲に火がつくまでは。若い頃、マルタは手刺繍のランジェリーの店を開くことを夢見ていたのだ。早速、親友リジーの手を借りて開店準備を進めるが、村人はハレンチな下着の店に眉を

  • 組織再編・組織デザインは何のために行われるのか - ビールを飲みながら考えてみた…

    会社という組織、会社の中の部署という組織は何のためにあるのだろうか。教科書的にこたえるならば、私的利潤なり、社会的役割なりといった「ミッション」を効率的に実現するために存在すると言っていいだろう。しかし現実にそうした組織体制を創るというのは必ずしもこうした原則論が通るわけではない。 それでもそもそもの原則論に立ち返り、あくまでもミッションを達成するために組織体制というものが存在するとするならば、こうした「組織」のデザインはどのように行うべきなのだろうか。 これは難しい話ではない。例えそれが「財務的目標」であろうが「理念」であろうが、達成すべき目標やミッションが具体的に想像しえるのであるなら、その「ミッション」の達成をもとに、どのような役割や機能が必要かを洗い出し、それを効率的につなげるための機能ブロックを1つ1つの組織体(部や課、チーム)と考えればいい。そうすることで「全体」としてのミッシ

    組織再編・組織デザインは何のために行われるのか - ビールを飲みながら考えてみた…
  • インターネット時代の2つの時間感覚 - ビールを飲みながら考えてみた…

    一方の極である「∞(無限大)」ともう一方の極である「0(無)」とが等しくなる理由はよく分からないけれど、ITという「時間」と「空間」という概念を消失させるテクノロジー、身近なところで行くとインターネットの登場によって、僕らの「時間感覚」というのは全く異なる2つの極に分断されている/あるいは同一の事象が2つの正反対の事柄として認識されている気がする。 1つは「近代」の延長としてますます加速するスピード感であり、もう1つは時間の「停滞」であり、「蓄積」であり、そもそも直線的に流れていく「時制」というものが消失してしまったかのような感覚だ。 加速する時間感覚については誰でも何となく分かるだろう。仕事はますます忙しくなるし、締め切りや納期は厳しくなる一方。競争は激しくなるし、新しい技術や仕組みがドンドン登場する。 特にIT関係・ネットの世界ではいったん後追いに回ったら最後、ひたすら追い掛け続けるこ

    インターネット時代の2つの時間感覚 - ビールを飲みながら考えてみた…
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