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ブックマーク / globe.asahi.com (11)

  • 国連「ビジネスと人権」調査団 日本に「課題残る」 元ジャニーズJr.らにも聞き取り:朝日新聞GLOBE+

    訪日調査を終えて会見する国連人権理事会の作業部会ダミロラ・オラウィ議長(右)とピチャモン・イェオパントン氏=2023年8月4日、東京都千代田区の日記者クラブ、松敏之撮影 日記者クラブ(東京都千代田区)で会見したのは、作業部会の議長のダミロラ・オラウィ(Damilola Olawuyi)氏と、アジア・太平洋地域メンバーのピチャモン・イェオパントン(Pichamon Yeophantong)氏の2人。 両氏は7月24日~8月4日の12日間、日を初めて公式訪問。東京や大阪、愛知、福島などを訪れて、日政府や地方自治体、労働組合、日企業の人権順守の取り組み状況などについて調べた。 会見でオラウィ議長は、日で「ビジネスと人権」分野でリスクにさらされている集団として「特に女性やLGBTQI+、障害者、部落、先住民族と少数民族、技能実習生と移民労働者、労働者と労働組合のほか、子どもと若者」に

    国連「ビジネスと人権」調査団 日本に「課題残る」 元ジャニーズJr.らにも聞き取り:朝日新聞GLOBE+
    kousyou
    kousyou 2023/08/05
    “「政府はあらゆる業界でビジネス関連の人権侵害の被害者に、透明な調査と実効的な救済を確保すべきだ。私たちは、日本に独立の国家人権機関(NHRI)の設置を求める」と述べた”
  • 銀河英雄伝説の田中芳樹さん「ナンバー2は綱渡り」 オーベルシュタインの不要論語る:朝日新聞GLOBE+

    業界の首位と2位は単純に言えば競い合うだけの関係ですが、同じ組織のトップとナンバー2となると、支えもすれば競いもする複雑な人間模様を描きます。 最初の出版から今年で40年、2度目のアニメ化が進み、国境も世代も越えて読み継がれているSF小説の大作「銀河英雄伝説」(銀英伝)では、その序盤、異彩を放つ登場人物がトップに「ナンバー2不要論」を具申します。「組織にナンバー2は必要ありません。無能なら無能なりに、有能なら有能なりに、組織をそこねます」――。 この発言は物語の展開を大きく変え、多くの銀英伝ファンの心を揺さぶることになるのですが、著者の田中芳樹さんはこの発言にどんな思いを込めていたのでしょうか。(大牟田透) 「銀河英雄伝説」のオーベルシュタインが唱える「ナンバー2不要論」を語る田中芳樹さん 銀英伝は、銀河帝国のラインハルト、自由惑星同盟のヤンという2人の若い戦略家の攻防を軸に描かれた壮大な

    銀河英雄伝説の田中芳樹さん「ナンバー2は綱渡り」 オーベルシュタインの不要論語る:朝日新聞GLOBE+
  • タリバンのアフガニスタン速攻制圧なぜ? 7年前から「寸止め」、農村支配で都市包囲:朝日新聞GLOBE+

    治安維持の名目で、カブール市内に展開するイスラム主義勢力タリバンの特殊部隊とされる画像。8月23日、タリバン構成員が朝日新聞に提供した 首都に進軍してきたタリバンの映像を見て、気付いた点がある。彼らが手にしている自動小銃は、30年近く続いた戦いの中で彼らが使い続けてきた旧ソ連型のカラシニコフではない。世界各地の戦場で米兵が携行し、アフガン政府軍にも配ってきたM16だった。タリバンに対して、政府軍が武器を渡して投降したことを物語る。 2001年、米軍の圧倒的な軍事力を前にタリバンは政権を追われ敗走した。戦闘員の多くは、農村部や隣国パキスタンに逃れて身を隠した。当時、パキスタン側で取材したタリバン構成員は「いつでも反撃に出る。復讐は100年たっても遅くないということわざがある」と語ったが、当時、私はまったく現実味を感じなかった。 しばらくすると、タリバンはアフガン各地でゲリラ攻撃や爆弾テロを仕

    タリバンのアフガニスタン速攻制圧なぜ? 7年前から「寸止め」、農村支配で都市包囲:朝日新聞GLOBE+
  • 技能実習生が迫られる辛い選択、日本の女性にも通じる 映画『海辺の彼女たち』の世界:朝日新聞GLOBE+

    映画「海辺の彼女たち」の場面から ©2020 E.x.N K.K. / ever rolling films 映画のあらすじ 技能実習生として来日した3人の若いベトナム人女性。不当な扱いを受けた職場から逃れ、違法な存在となった彼女たちは、ブローカーを頼りに新たな職を求めて雪降る港町にたどり着くのだが……。 ――この作品を撮ろうと考えたきっかけは、ミャンマー人の女性実習生だったそうですね。 私のはミャンマーの出身なのですが、一時期2人で、日のビザに関する情報をミャンマー語で発信するフェイスブック(FB)ページを作り、更新していたんです。ビザって難しいですよね。勘違いして日に来てしまう人もいる。ミャンマーの人の役に立てたらと始めたのですが、このFBがシェアされ、メッセージ機能を通じて、実習生や留学生からものすごい数の問い合わせが来るようになったんです。中には「どこで偽造ビザを作れるか」と

    技能実習生が迫られる辛い選択、日本の女性にも通じる 映画『海辺の彼女たち』の世界:朝日新聞GLOBE+
  • ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+

    2020年が始まって3日しか経っていないが、いきなり今年最大級のニュースが飛び込んできた。トランプ大統領の命令の下、バグダッド空港近くにいたイランの革命防衛隊クッズ部隊(Quds Force:コッズ部隊、クドス部隊、ゴドス部隊などとも表記する)司令官のソレイマニと、イラクの親イランシーア派民兵組織であるカタイブ・ヒズボラの指導者であり、イラクのシーア派民兵の連合体である人民動員隊(PMU)の副司令官であるムハンディスが殺害された。バグダッド空港には米軍の施設もあり、カタイブ・ヒズボラがミサイル攻撃を仕掛けている中で、ドローンによる攻撃でソレイマニとムハンディスが殺された。イランウォッチャーはもちろんのこと、欧米の国際政治の専門家たちは一斉にこのニュースに反応し、今後の中東情勢の見通しが立たなくなり、イランとアメリカの対立が急速にエスカレートしていくことの不安に包まれた状態にある。 現時点で

    ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+
  • 「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+

    ■圧力もうまく使うなら 日のある大学に通う3年生の学生は、ブラジルの軍事政権期について学ぶうちに、軍事政権にも見習うべき点があると考えるようになったという。「軍事政権というと、軍部が市民に圧力をかけるイメージだったけど、ブラジルの場合は逆に、それによって平和と安全がもたらされたといわれています。圧力もうまく使えば、治安の安定につなげられるのではないかと考えました」 ブラジルでは軍事クーデターが起きた1964年以降、軍部が政治の中枢を握った。しかし、70年代前半までに「ブラジルの奇跡」と呼ばれる高度経済成長を実現。軍部が反対勢力を抑え込んで資源開発など重要な国家主導型プログラムを推進し、治安を安定させたことで海外企業の進出や融資を呼び込めたとされる。軍部が民間からテクノクラート(高度な専門知識と政策能力を持つ技術官僚)を重用したことも大きいといわれる。 【もっと知りたい】 「独裁」という新

    「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+
  • 宇宙軍の創設で宇宙戦争時代は始まるか:朝日新聞GLOBE+

    トランプ大統領が6月に演説でその創設を強調し、8月には国家宇宙評議会の議長でもあるペンス副大統領が演説することで、トランプ政権は「宇宙軍(Space Force)」の創設に相当熱心であることが明らかになった。 これらの演説では、「宇宙軍」が陸海空海兵隊と沿岸警備隊に並ぶ第六の軍種として新たに創設されると言うことが示されているが、新たな軍種を創設するのは議会であり、トランプ大統領がいくら望んでも議会がそれを承認しなければ実現しない。実際、議会下院は「宇宙軍(Space Corps)」の創設を決議しており、表現こそ違えど似たようなコンセプトの新軍種創設を推進しているが、上院は積極的に反対しており、実現にはほど遠いというのが現状である。今年11月の中間選挙で議員の顔ぶれが変われば、上院の態度も変わる可能性もある。 そんな中で「宇宙軍」を巡る議論が活発になってきている。単なる賛否の問題だけでなく、

    宇宙軍の創設で宇宙戦争時代は始まるか:朝日新聞GLOBE+
  • 『否定と肯定』 歴史を否定する人と同じ土俵に乗ってはいけない:朝日新聞GLOBE+

    『否定と肯定』より、デボラ・E・リップシュタット役のレイチェル・ワイズ © DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016 裁判の直接のきっかけに使われたのは、リップシュタット教授が1993年に出した著書『ホロコーストの真実 大量虐殺否定者たちの嘘ともくろみ』。英国人デイヴィッド・アーヴィング(79)は翌年、リップシュタットが講義中のエモリー大学の教室に乗り込み、学生たちの前で彼女を噓つき呼ばわりして責め立てた。この時の様子は映画の冒頭、リップシュタット役のレイチェル・ワイズ(47)と、アーヴィング演じるティモシー・スポール(60)が再現している。 リップシュタット教授はそれまで、アーヴィングに会ったことはなかったという。リップシュタット教授は当時を、「車のヘッドライトに突如照らされた鹿のように身動きができず、どうしたら

    『否定と肯定』 歴史を否定する人と同じ土俵に乗ってはいけない:朝日新聞GLOBE+
  • 朝日新聞GLOBE|インタポールとは何者か?

    国境を物ともしない捜査官が、ピストル片手に強盗を追いつめる――。 インターポールの大活躍は、銭形警部が登場するアニメ「ルパン三世」でおなじみだ。犯罪の国際化で仕事も増えているに違いない。だけど、インターポールっていったい何?フランスにある部を訪ねてみたら、銭形警部も、武装捜査官もいなかった。

  • 災害をどう伝えるか―― 「日本語の壁」との戦い

    [第21回] 災害をどう伝えるか―― 「日語の壁」との戦い 築島稔 Minoru Tsukishima+GLOBE編集チーム 東日大震災のような経験のない災害の実情を海外にどう伝えるか。必要な支援を求め、過剰な不安を抑えるためには、時を逃さず正確な情報を発信する必要がある。そこには、日語だけでは海外に伝わらないという言葉の壁との戦いがあった。 水色の旗が、ビルの廊下に置かれていた。 東京・渋谷にある国際協力機構(JICA)の研修施設。東日大震災の直後から、ここが国連災害評価調整チーム(UNDAC)の現地部になった。 部屋の中では、数人の外国人と日人がパソコンや電話に向かい、情報収集や被災状況を伝える英文リポートの作成を急いでいた。テレビには英BBCニュースが流れ、福島第一原発事故を伝えている。 壁には東北地方の地図が貼られ、ホワイトボードには各国の緊急援助隊の活動状況を示す一覧

  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|Meets Japan―世界と日本を考える

    [第21回] オバマを支持する米福音派ロビーの論理 リチャード・サイジック 米福音派ロビイスト 米福音派(エヴァンジェリカル)とは、保守的な信仰理解に立つ米国のプロテスタントで、聖書を当に「神からの言葉」であると信じ、宗教的体験で「回心した(ボーン・アゲイン)」人のことである。こうした信仰を人々と共有し、イエス・キリストに自らの全人生をゆだねる。普通のプロテスタントは、聖書を「神からの言葉」とは考えないし、「回心体験」の必要性を強調しない。 リチャード・サイジック氏 私自身、大学生だった20歳の夏に実家に戻ったとき、教会で「人々の前に出て全身全霊でイエスに従うと言え」という「聖霊なる神の導き」を聞いた。それまでイエスの存在を頭では理解していたが、それ以後、全身全霊で信じるようになった。 福音派は、いわゆる「宗教右派」と同義語ではない。全人口の25~30%といわれる米福音派のうち、「伝統主

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