新種巨大魚竜、頭骨化石発見 全身は17メートル超か―2.4億年前・米国 2021年12月24日04時46分 米ネバダ州の約2億4600万年前の地層から発見された新種巨大魚竜の頭骨化石(ロサンゼルス郡立自然史博物館、マーティン・サンダー博士提供) 米西部ネバダ州の約2億4600万年前(三畳紀中期)の地層から、魚竜の巨大な頭骨や前脚の化石が見つかり、新種に分類したと、ロサンゼルス郡立自然史博物館などの研究チームが24日付の米科学誌サイエンスに発表した。頭骨化石の長さは1メートル89センチで、全身の長さは約17.7メートル、体重は約44.7トンもあったと推定された。現代のマッコウクジラ並みの大きさで、当時の四肢動物では最大級だったという。 〔写真特集〕恐竜の化石 魚竜は爬虫(はちゅう)類の仲間だが、約2億5200万年前(ペルム紀末)に地球上の生物が大量に絶滅した後、陸上から海に進出して大型化した
中国・江西省で発見された6600万年以上前のオビラプトロサウルス類のふ化直前の胚。中国地質大学(北京)副教授のシン・リダ氏と英バーミンガム大学提供(撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / University of Birmingham/Lida Xing 【12月22日 AFP】6600万年以上前の恐竜の胚の化石が完全な保存状態で見つかり、ふ化する直前の鳥のひなと同様の姿勢で、卵の中で恐竜の赤ちゃんが丸まっていたとする論文が21日、発表された。 化石は、中国南部・江西(Jiangxi)省●州(Ganzhou〈●は左は章、右は夂部の下に貢〉)市で発見され、英良世界石材自然歴史博物館(Yingliang Stone Nature History Museum)が所蔵している。 このたび化石の卵の中から見つかったのは、歯のない獣脚類の一種、オビラプトロサウルス類の胚で、研究チームは「ベビー
今から6600万年以上前の中生代末期、現在の日本にあたる地域には2種の「アヒル口」の大型草食恐竜が生息していた。そのうちの1種(中央)が、2021年に発表された新種の「ヤマトサウルス・イザナギイ(Yamatosaurus izanagii)」だ。(ILLUSTRATION BY MASATO HATTORI) 2003年以降、新種の恐竜が毎年平均して45種以上という驚異的なペースで発見されている。黄金時代を迎えた古生物学は、先史時代の世界に対する私たちの理解を大きく変えようとしている。(参考記事:「アップデートされる恐竜」) 2021年はこれまでに42種の新種が発見されていると、恐竜の新発見に関するデータベースを管理する米メリーランド大学のトム・ホルツ氏は話す。これほど発見が相次ぐ理由について、「1つは恐竜の研究に携わる人が増えたことです。化石を探す人の数も、研究チームの数も、調査が行われ
約7300万年前、現在のチリ南部に暮らしていた新種の恐竜ステゴウロス(想像図)。平たいこん棒のような尾を持ち、河口の三角州で暮らしていた。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ÁLVAREZ) 7500万~7200万年前、現在の南米パタゴニア地方で、ごつごつしたある恐竜が河口の三角州に埋もれ、やがて化石となった。 この生物は、恐竜としては巨大な部類ではなかった。高さは60センチ足らず、鼻から尾までの長さは2メートルほどと小さいながらも、タフな恐竜だった。よろいのような皮膚で身を守り、尾にはユニークな武器も備えていた。 その武器は科学者たちでさえ見たことのないものだった。尾のいくつかの骨が融合し、平たくギザギザしたうちわのようになっていたのだ。「全く前例がありません」とチリ大学の古生物学者アレクサンダー・バルガス氏は話す。 バルガス氏らの研究チームは、この新種の装甲恐竜を「ステ
Tweet 「ハダカイワシ」の化石が発掘 先月24日、愛知県南知多町の「師崎層群」から、珍しい化石が新たに見つかったと愛知県の学識者団体が発表しました。1800万年前の地層から発掘されたのは、およそ1800万年前のものと推定される「深海魚」の化石群です。 なかでも、ハダカイワシの化石は、特有の部位である「発光器」がはっきり残っているといいます。化石になることで消えてしまいがちな目や背中の黒い色合いも確認できるほど状態が良く、関係者の興奮を誘っています。 そのほかイワシやサバ、ウニなど約150点の化石が発見されており、今後、クリーニングをした上で、電子顕微鏡や化学分析で詳しく調べるということです。 ハダカイワシってどんな魚? 今回見つかった「ハダカイワシ」は代表的な深海性魚類のひとつで、現生種も多い種です。鱗が非常に剥がれやすく、漁獲されたときにはほとんど剥がれた状態になっているので「ハダカ
「ビッグジョン」の通称で知られるトリケラトプスの化石の競売を監視する競売人のアレクサンドレ・ジクエロ氏。2021年10月21日、ビッグジョンは匿名の米国人に手数料込み770万ドル(約8億7000万円)で売却された。(PHOTOGRAPH BY MICHEL STOUPAK, NURPHOTO VIA GETTY IMAGES) 2014年、米サウスダコタ州の牧場で、浸食された斜面から転がり落ちたとみられる化石が見つかった。ウォルター・スタイン氏には、それがトリケラトプスの角だとすぐにわかった。風雨にさらされていたものの、かなり大きな個体のものであることが見て取れた。(参考記事:「トリケラトプスのツノは決闘用だった」) スタイン氏は、化石を発掘して商業的に販売するパレオアドベンチャーズ社の創業者だ。トリケラトプスの化石は、発見場所となった牧場のオーナーの名前をとって「ビッグジョン」と名付けら
内蒙古古生物化石保存研究所はこのほど、内蒙古(内モンゴル)自治区阿拉善(アルシャー)盟の馬鬃山地区で白亜紀の古生物化石資源の調査を行った。現在までに10ヶ所の古生物化石採集地を特定し、比較的完全な恐竜の幼体の化石を発見した。新華社が伝えた。 同研究所の科学研究者は9月から1ヶ月余りかけて馬鬃山地区で調査を行った。現地調査と科学的検討を経て、白亜紀の地層とジュラ紀後期の地層で10ヶ所の古生物化石採集地を特定。曲竜類、イグアノドン類の恐竜化石と亀類の化石を発見し、断片的な採集作業で比較的完全な恐竜の幼体の化石も発見した。 同研究所は、採集した古生物化石の修復と鑑定を行い、内モンゴルにおける白亜紀の古生物化石の研究をさらに幅広く深いものとし、この時代の生物進化の歴史に関する充実した科学的証拠を提供する計画だ。 白亜紀は1億3700万年前から6500万年前までの7000万年間で、極めて豊富な数と種
長い首をもつムスサウルスは、子どものうちは四足歩行をしていたが、おとなになると後ろ足で二足歩行するようになった。今回パタゴニアで発見された大量の化石から、ムスサウルスは年齢ごとに分かれた群れで行動していた最初の恐竜の1つであることが明らかになった。(GRAPHIC ILLUSTRATION BY DAVIDE BONADONNA) 今から約1億9300万年前、現在のアルゼンチンにあたる地域で、11頭の恐竜が互いに数メートルも離れていない場所で息絶えた。理由は不明だ。しかし、恐竜たちの年齢は明らかで、2歳の誕生日を迎えた個体はいなかったと考えられる。 10月21日付けで学術誌「Scientific Reports」に発表された論文によると、この恐竜は、ブラキオサウルスやブロントサウルスのような首の長い巨大な恐竜の遠い祖先であるムスサウルス(Mussaurus patagonicus)だという
アメリカの牧場で20年前に発見された恐竜の化石はケラトプス科の新種だった2021.10.10 20:0010,709 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 新種恐竜Sierraceratops turneriのイラスト Image: New Mexico Museum of Natural History & Science われわれが未知の恐竜はもっと存在していた? 米国ニューメキシコ州で20年以上前に発見された化石を再分析したところ、新種の角竜類であると判明しました。この白亜紀の恐竜は「Sierraceratops turneri」と名付けられ、恐竜が考えられていたよりもはるかに多様で、発見されるのを待っている新種がまだたくさんあるということを示しています。 1990年代後半、CNN創業者のテッド・ターナーは、古生物学者チームにニューメキシコ
今回発見された獣脚類恐竜のA、B、C3タイプの足跡を表した写真(上)と線画(下、資料写真)。(c)Xinhua News 【10月11日 Xinhua News】中国の雲南大学脊椎動物進化研究院の研究チームがこのほど、省内の滇中盆地で約1億9千万年前のジュラ紀前期に属する獣脚類恐竜の足跡化石を発見した。同省で見つかった獣脚類恐竜の足跡化石としては最も大きいものとなる。研究成果は5日、オープンアクセス誌「PeerJ」に掲載された。 研究チームによると、滇中盆地は恐竜の化石資源が豊富で、恐竜の足跡化石を研究することで、恐竜の歩行の速度や様子、運動能力、社会性、生息環境、地表基質の状態などが推測できる。 今回、泥岩を基質とするさまざまな岩層から計120個の三趾足(さんしそく、足指が3本の類型)の足跡が発見され、鑑定の結果、全て獣脚類恐竜の足跡と確認された。足跡はいずれもサイズや形態、保存状態が異
もしも恐竜が絶滅しておらず、どこかに生き残りがいたら――。そんな「IF」の世界を描いたコミックが『ディノサン』(木下いたる著、新潮社)だ。主人公は「恐竜園」で飼育員を務めている。 もちろん生きている恐竜の姿を見たことがある人類はいないが、本作では恐竜の「生態」をなるべくリアルに描こうとしている。その監修を行っているのが、恐竜など絶滅した動物の姿や動作を研究している古脊椎動物学者の藤原慎一氏(名古屋大学博物館講師)だ。 化石などからどうやって生態を解き明かしていくのか。そして、恐竜のポーズに秘められた事実とは……。恐竜研究者へのインタビューを数多く手がけている安田峰俊氏が話を聞いた。 専門家の立場で恐竜の骨の形や輪郭、動作を監修 ――まず『ディノサン』監修を担当された経緯からお願いいたします。 藤原 私の師匠の真鍋真先生(国立科学博物館副館長)からお話をいただいたんです。先生の教え子のなかで
長崎市が肉食恐竜のティラノサウルスを地域おこしの「主役」に起用する。約8100万年前の恐竜時代の地層がある同市南端の野母崎地区で、10月末に長崎市恐竜博物館を開業する。オランダの自然史博物館や福井県立恐竜博物館とのコラボレーションを通じ、世界に通用する恐竜研究の拠点とする計画だ。展示の目玉は、巨大なティラノサウルスの骨格模型だ。オランダ・ライデン市の国立自然史博物館「ナチュラリス生物多様性セン
【読売新聞】 中央アジア・ウズベキスタンにある約9000万年前の地層で見つかった化石が、大型肉食恐竜の新種であることを突き止めたと、筑波大などの国際研究チームが8日、発表した。同じ地層で見つかったティラノサウルスの仲間は小型であるこ
石灰岩の板に埋め込まれているのは、2003年に記載された翼竜の世界初となるほぼ完全な骨格だ。(PHOTOGRAPH BY VICTOR BECCARI) 2013年、大量の石灰岩の板が、ブラジルから密輸されようとしていた。ブラジル北東部の有名なアラリペ盆地の採石場から切り出されたもので、ただの石灰岩ではない。そこには太古の生物の遺骸や痕跡が残されていた。 これらの化石は世界中の博物館や個人コレクターにひそかに販売され、密輸者たちは大金を手にする予定だった。ところが、強制捜査が行われ、押収した3000近くの標本はブラジル、サンパウロ大学に送られた。 その中に、翼を持つ奇妙な爬虫類の標本があった。体高1メートル超で、鳥のくちばしに似たあごと非常に大きな頭部を持つ。8月25日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された論文によると、これは、トゥパンダクティルス・ナビガンス(Tupandactyl
スペインのブルゴスで竜脚類の足跡の化石が発見。この恐竜は、竜脚類の特徴(四足歩行、草食、長い首と尾)を持ち、足に4つの爪があり、つま先が短いなど特徴があるそうだ。 そして、新発見された恐竜は、イニエスタに敬意を表し、「Iniestapodus burgensis」と命名された。意味としては「ブルゴスのイニエスタの足」になる。 『マルカ』によると、この恐竜を発見したチームは「この恐竜は平和的で、足跡はラ・マンチャ出身のサッカー選手(アンドレス・イニエスタ)のようにエレガントで、優雅だ」と報告しているそう。 また、「ブルゴスの恐竜の足跡が何百万年も続いたのと同じように、アンドレス・イニエスタの才能と成功は、スペイン代表と世界のサッカーの歴史の基本的な部分を構成している」と声明を発表したとのことだ。
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