国内初、子ども恐竜の歯=「丹波竜」化石発見、群れの可能性−兵庫 国内初、子ども恐竜の歯=「丹波竜」化石発見、群れの可能性−兵庫 兵庫県立人と自然の博物館は1日、草食恐竜「丹波竜」とみられる恐竜の歯の化石2点を発掘したと発表した。一つはこれまで国内で見つかった恐竜の歯で最も小さく、子どもの歯とみられる。同博物館の三枝春生主任研究員は「国内で子どもの恐竜の化石が見つかったのは初めて。一帯に群れで生活していた可能性もある」と話している。 同博物館によると、歯の化石は同県丹波市山南町の約1億1000万年前の地層「篠山層群」で見つかった。どちらも棒状で、小さい方は長さ1.5センチ、直径2.5ミリ、大きい方は長さ2.5センチ、直径6.4ミリ。植物をかみ切って食べていたと推測される。(2012/03/01-17:35)