日々、インターネットでプロレスを語っている、応援しているファンを中心した投票で決まるプロレスアワード「ネット・プロレス大賞」2015年版の結果と反応をまとめました。 ネットプロレス大賞公式サイト:http://beye2.com/blogid_26.html
12月23日、里村明衣子はスターダムのベルトを紫雷イオに奪われた。 里村が負けた。 「絶対、また挑戦しますから」 里村選手はその一言しか言わず、リングを後にした。 あんな悔しそうな顔は初めて見た。 これが、わたしにとっては今年最後に観る里村選手の試合だった。 あの試合のあと、いろんなことを考えた。 自分のことを振り返った。 (ここから、プロレス全然関係ない話です) たとえば、いまでもわたしは、 「こじらせ女子って、自分はダメだからコンプレックスあるから無理〜って人のことひがんでねたんでグチグチ言ってるだけの根性曲がった女のことでしょ?」 という偏見を向けられることがある。 発端は星野源さんが、an・anのインタビューで、 おそらくわたしの本を読んでいないのに、インタビュアーに「こじらせ女子ってどう思いますか?」と訊かれ、 そうした世間の偏見の印象のまま「ダサイ。大嫌い」と答えたことだと思う
先日、B&Bで柳澤健さんと『井田真木子と女子プロレスの時代』(イースト・プレス)の出版記念イベントに出させてもらった。 今年の6月に女子プロレスを初めて観たばかりなのに、プロレスの名著を多数書かれている柳澤さんと対談。しかも『井田真木子と女子プロレスの時代』には寄稿までしている。 われながらちょっと運が良すぎるというか、タイミングが良すぎると思ったけれど、 こんな嬉しいことは、力不足だろうがなんだろうが、やるしかない。 柳澤さんは、「雨宮さんの話したいことを話して。女の子が女子プロレスを観て、どこにぐっと来たのか、そういうことを話して」と言ってくれ、 わたしは、柳澤さんの本(『1985年のクラッシュ・ギャルズ』)を読んで、 長男のように育てられた長与千種のこと、 女であることに苦しむ女たちが、クラッシュ・ギャルズに熱狂したこと、 自分は、プロレスラーという強いものになるには、女を捨てなきゃ
10月11日に、仙台サンプラザホールで、里村明衣子20周年記念試合が行われた。 わたしがこれまで本でしか読んだことのない、神取忍選手も出るし、 仙女の選手も全員出る。 見逃せない試合だと思って、仙台まで行くことにした。 このとき、仙女の仙台幸子選手が、来年に結婚を理由に引退することがすでに発表されていた。 仙台幸子選手は、仙女という小さな団体を支える大きな柱で、彼女が抜けることが痛手でないはずがない。 かすかに「どうするんだろう? 大丈夫かな?」という気持ちを持っていたら、 後輩にあたる宮城倫子選手が動いた。 この試合で、宮城倫子選手は、 「カサンドラ宮城」というヒールに転向したのである。 試合に先立って行われた記者会見では、 心配になるほど下手なアイメイクをした姿で現れ、 「朝起きたら、このような姿になっていた」 と、突然言い出した。 「魔王様の命令で〜」と、ディテールが適当な話を繰り広
この頃、ちょっと焦ったことがあった。 8月23日のDDTの両国国技館の興行に、里村選手が出ることが発表されたのだ。 デカい会場とはいえ、人気のDDTである。 あわててコンビニに行って、チケットを検索すると、二階の一番うしろの席がギリギリ取れた。 この日の里村選手は、トリプルタッグマッチで天龍源一郎選手と戦った。 天龍源一郎選手は、とにかく大きい。 もともと身長が大きくない里村選手と並ぶと、体格差がえげつない。 天龍選手にバーン! と平手ではたかれると、里村選手の身体が飛ぶ。 何度でも立ち上がり、雄叫びを上げながら天龍選手に突っ込んでいく里村選手。 ヒグマに向かっていく土佐犬のような、すさまじい姿だった。 はたかれ倒れる里村選手を観るのは悔しくて、強く拳を握りしめていたが、 里村選手が、これほど圧倒的に強い相手と戦っているということがスリリングで、高揚した。 女子で、あの天龍選手を相手に、こ
7月30日。新宿FACEで、里村明衣子選手率いる女子プロレス団体・仙女(センダイガールズプロレスリング)主催の興行があった。 里村選手以外の仙女の選手を見るのは初めてで、わたしはこの日をとても楽しみにしていた。 この日、まずは仙女の橋本千紘選手がプロテストに合格したことが発表された。 ジャージ姿で初々しく発表する橋本選手は、まだとても素人っぽい。 真面目そうで、根が強そうな選手だ。 仙女の宮城倫子選手は、身体が横に太いわけではないが、妙に身体の迫力がある。 岩田美香選手は、可愛らしく細くて、動きが速い。 そして、仙女の大きな柱になっているのが、十文字姉妹と呼ばれる、仙台幸子とDASH・チサコのタッグである。 この二人はすごかった。 岩谷麻優・紫雷イオのタッグ、サンダーロックと対戦したのだが、十文字姉妹の骨が太い感じがするのだ。 感情むき出しにしながら空中に飛び続けるサンダーロックもすごかっ
7月26日のスターダムの興行で、再度宝城カイリと対戦した里村選手は、見事勝利してスターダムの赤いベルトの6代目王者となった。 スターダムの観戦も二度目で、知っている選手も増えてきた。 わたしはなかなか人の顔や名前を覚えられないので、 その日の対戦カードと勝敗を「仙女ノート」(里村選手の主催しているセンダイガールズという団体は、通称「仙女」と呼ばれています)を作って、それにメモするようになった。 この日、初めて観た選手は、まず中学生になりたてホヤホヤのレスラー・あずみ選手。 体格は完全に子供なのだが、小さい分、身体が本当に軽く、気持ちのいいくらいポンポン飛ぶし、動く。 「今日出てる奴、ババアばっかだな!」と13歳のあずみ選手にディスられると(女子プロでは「おばさん」とか「ババア」とか、年齢をディスるのは定番のようなのだが、さすがに13歳に言われても……w)ちょっと面白くて笑ってしまった。 そ
「里村明衣子選手が好きになった」と友達に話したら、 「雨宮さん、『劇場版プロレスキャノンボール2014』観てたよね? あれに里村選手が出てたの、覚えてない?」と言われた。 はっとした。そこでつながった。 『劇場版プロレスキャノンボール2014』とは、DDT(男子のプロレス団体です。とても有名で人気があります)が『テレクラキャノンボール』の発想を借りて、何チームかに分かれて「北に向かいながら、とにかくプロレスしてくれる相手を探して、勝ち、負け、引き分けのポイント制で点数を競う」という、ロードムービー的なドキュメンタリーだ。 その中で、確かに里村選手が出ていた。 最初は、普通の練習着みたいな服装で、センダイガールズプロレスリングの道場に現れたDDTの選手たちに、にこやかに対応していて、 その姿はめちゃくちゃ「普通の優しそうな人」だった。 試合をしてくれと申し込むと、里村選手はあっさりと「いいで
女子プロレスを初めて観たのは、今年の6月14日。ひとに誘われて行った、スターダム(という女子プロレス団体)の後楽園ホールの試合だった。 それ以前は、新日本プロレスを何度か観た程度で、新日本プロレスは強烈な魅力があったけれど、どこか「別に自分が観なくてもいいもの」という距離感があった。 だから、女子プロレスにもそんなに興味があったわけではない。知っている人たちと行けば、それなりに楽しいだろう、程度の気持ちだった。 出てくる選手、誰のことも知らなかった。けれどクリス・ウルフが出てきて、速いし強いしとにかく縦横無尽に走り回る魅力的な選手だったので「これは面白いかも」と思い始め、集中して観た。 紫雷イオと岩谷麻優のタッグもキャラクターが対照的で面白く、いいなぁ、と試合に入り込んできたときだった。 メインマッチで、里村明衣子が登場した。 ものすごい瞬間だった。視界が真っ赤になった。 圧倒的で涙が出そ
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DMMゲームズは、PC用ブラウザゲーム『銀河英雄伝説タクティクス』を1月21日メンテナンス終了後~1月28日にプレオープンします。 『銀河英雄伝説タクティクス』は、アニメ『銀河英雄伝説』を原作とした、ダウンロード不要で遊べるブラウザ艦隊戦シミュレーションRPG。原作に忠実な世界設定の他、クォータービューマップによる本格的な艦隊対艦隊における戦闘が特徴です。 プレオープン期間中は、DMMポイントを利用しての課金は行えないものの、課金機能以外の要素はすべてプレイ可能。1月21日から27日までの7日間は、毎日20レアメタル(初日と最終日は25レアメタル)、合計150レアメタルがもらえるログインキャンペーンが実施されます。 ※プレオープン期間中のプレイデータのリセットは、正式サービス時には実施されません。ただし、状況によってはデータがリセットされる可能性があります。
今夏の参院選に向け、混迷する野党再編を尻目に、32ある1人区の候補擁立を終えた自民党。そんな中、改選を迎える自民党の三原じゅん子参院議員(51)が、「公認」を得られずに苦しんでいる。 〈参議院選挙まであと半年と言うのに、私だけ未だ公認を頂けていません。ツラい、、、です〉 三原氏は1月5日付のブログにこう書き込み、自らの境遇を嘆いた。 三原氏といえば、2010年の参院比例区に自民党から出馬して、16万8000票余を獲得して初当選を果たした。 「だが本人は、全国を回る比例区の選挙はしんどいと、選挙区を希望していました。目をつけたのが、浮動票が多く、抜群の知名度が生かせる神奈川でした」(自民党関係者) 昨年、県連に公認を申請し、めでたく「内定」したはずだった。だが、党本部からは一向に公認が下りず、さまざまな“理由”が乱れ飛んだ。 「三原氏は安倍晋三氏に近かったにも関わらず、2012年の総裁選の際
怒りを抑えきれない自分の器の小ささを正義という旗印で誤魔化しているようにしか見えないから。 本当の正義を知っている人間はむやみに怒らないしそれを振りかざしたりはしない。 静かに冷静に自分の信じる道を進む。 いちいち何かあるたびに正義と怒りを語り出すのは弱者だ。 自分を大きく見せようと吠えたてる負け癖の付いた駄犬だ。
未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 江戸川のウナギ 出荷自粛解除 3年前に国の基準を超える放射性物質が検出され、出荷の自粛が続いていた千葉県の江戸川のウナギについて、安全性が確認されたとして自粛が解除されました。 平成25年、千葉県市川市の江戸川で捕獲されたウナギから国の基準を上回る放射性物質が検出され、千葉県と東京都、それに埼玉県は関係する漁協に対し、江戸川のウナギの出荷を自粛するよう要請しました。 このため千葉県内では、江戸川流域の野田市から浦安市にかけての5つの市で、ウナギの出荷の自粛が続いてきました。 千葉県によりますと、その後の検査で、放射性物質の基準を継続的に下回ったことから、安全性が確認されたとして、千葉県
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ものすごくロールしてるロールケーキを作りたい
野菜ジュースのパッケージはいい。 色とりどりの野菜がぎゅっと集まって誇らしげにこちらに微笑みかけている、お馴染みのあれである。 満を持して、いよいよ集まりました、という特別感がある。 あれを飲んでみたいと思うのだ。 シンプルな試みだが、うまくいかずに落ち込んでいるところをある八百屋さんに助けてもらったりする。 水戸黄門の登場を今か今かと待つような気持ちでお読みください。
先日、ある出版社から筆者(御取引先様)のもとに「暴力団等排除に関する誓約書」という紙が送られてきた。暴力団員、準構成員その他これらに準ずる者に該当しないこと、これらの者と密接な関わりを有していないことを表明し保証せよ、とのこと。ほかにもあるが、違反すると契約の全部または一部を解除するそうだ。親兄弟、親戚、友人などにヤクザがいたら、その会社とは仕事ができない。いつの間にか出版社が警察の手先のようなことを、さもそれが当然のように言う時代になってしまった。暴力団排除条例施行後のがんじがらめな現在を、ヤクザだけの問題とせず、自らのこととして考えるきっかけとしたい。 『ヤクザと憲法』──。東海テレビの取材班が大阪の二代目東組二代目清勇会に密着。40分テープ500本におよぶ映像素材から72分に編集された本作は2015年3月30日夜に放映された。そこに描かれていたのは、生活者としてのヤクザたちのあまりに
暴力団対策法が1991年に施行され、以降、各自治体は暴力団排除条例を制定。企業でも「反社会的勢力と一切の関係をもたない」と掲げることは当たり前となった。しかし、社会的な脅威を排除すれば、より良い社会になるのだろうか。ドキュメンタリー映画「ヤクザと憲法」(圡方宏史監督、2015年日本作品、配給東海テレビ放送・東風)は暴力団組員と顧問弁護士の日常に密着し、裏社会の実像を正面から捉え、社会はどうあるべきなのかを問うている。(松島香織) 「ヤクザと憲法」(C)東海テレビ放送作品は、2015年3月31日に東海テレビが放送した「ヤクザと憲法~暴力団対策法から20年~」を再編集したもの。取材の条件は、「取材謝礼金は支払わない」、「収録テープ等を放送前に見せない」、「顔のモザイクは原則しない」だ。 黒い鉄扉のある暴力団事務所を訪れた圡方監督は、テントの袋を見て「マシンガンではないのか」と恐々聞く。組員は「
リンク http://ninjaheads.hatenablog.jp/ 3大ニンジャ組織の特徴がよく分からない人向けガイド - ニンジャスレイヤー公式ファンサイト:ネオサイタマ電脳IRC空間 就職先、決まりましたか? ニンジャスレイヤーには、邪悪なニンジャ組織が数多く登場します。その中でも第1部のソウカイ・シンジケート、第2部の主敵ザイバツ・シャドーギルド、第3部のアマクダリ・セクトは、3大ニンジャ組織と呼ぶにふさわしい魅力と個性を持っています。しかし、最近ニンジャスレイヤーを読み始めた人には、3組織の違いがなかなかわかりづらいかもしれません。 今日はニンジャ組織アナリストから各組織の違いや今後の展望、どのような人に向いているかなどをまとめてみました。参考にしてみてください。 (※「アナリスト この記事以降、公式ブログでこのほんわかした同シリーズ素材が頻繁に使われるようになり、記事本文と
センバツ ネット裏に野球少年招待へ 拡大 第88回センバツ高校野球の第2回運営委員会が13日、大阪市内の日本高野連で行われ、バックネット裏に全日本軟式野球連盟所属の少年野球チームを招待する「ドリームシート」を設置することが決まった。今春は近畿地区に限定し、毎試合、118席に小中学生を無料招待する。特等席から甲子園の熱いプレーを観戦することで、野球人口の底辺拡大につなげる考えだ。 野球人口の減少を食い止めるために-。日本高野連が底辺拡大へ一手を打った。今春のセンバツで、テレビ中継にも映るバックネット裏の118席に少年野球チームを無料招待。史上初めての試みに、竹中事務局長は「将来の高校野球のために」と理由を語った。 高校球児の数は安定的に推移しているが、全日本軟式野球連盟に所属する小中学生は年々、減少の一途をたどっている。現在は約22万人で、10年前と比較すれば約7万人も減少。少子化の影響を受
「じゃあ、もうすでに応募資格はないんじゃないですか? CCC、TRCの共同事業体は」 その一言で、議場の空気が一変した。質問者はたたみかけるように、こう続ける。 「そう判断するのは間違いですか?」 しばし沈黙。この瞬間から、ただ用意した原稿を読み上げるだけの予定調和は終了し、以降、教育委員会事務局の答弁は、とたんに歯切れが悪くなる。昨年12月15日に開催された、神奈川県海老名市議会第四回定例会の一場面である。 質問者は、保守系無会派の山口良樹議員。昨年10月に公設民営の「ツタヤ図書館」としてリニューアルオープンした市立中央図書館に関連して、これまでもさまざまな疑惑について市長サイドを厳しく追及してきた市会議員のひとりだ。 今回、山口議員の質問の目玉のひとつが、図書館流通センター(TRC)と共同事業体を組んで市立図書館の指定管理者に選ばれたカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がプライ
就任直後から資質を疑われながら、2年も居座り続けたNHKの籾井勝人会長(72)。来年1月の任期終了を待たず、“クビ”が近づいている。籾井氏をかばってきた官邸が「守り切れない」とサジを投げたというのだ。それくらい、今のNHKは不祥事まみれだ。 今月10日には現役アナウンサ… この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り875文字/全文1,015文字) ログインして読む 【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】 初回登録は初月110円でお試しいただけます。
落語界の大御所の一人で、戦後衰退していた上方落語を復興させた「四天王」の最後の一人だった三代目桂春団治(かつら・はるだんじ、本名河合一〈かわい・はじめ〉)さんが9日午前0時11分、心不全のため大阪市内の病院で死去した。85歳だった。葬儀は親族と直弟子で営んだ。喪主は妻成子(しげこ)さん。 大阪市出身。父は大看板だった二代目桂春団治。浪華商業(現・大体大浪商高)卒業後、サラリーマンになったが47年に父に弟子入り。小春として初舞台を踏み、50年に福団治を襲名した。その3年後には父が亡くなり、59年に上方落語きっての大名跡を継いだ。故・六代目笑福亭松鶴、故・五代目桂文枝、故・桂米朝とともに上方落語界を支え続け、四天王と称された。77年から84年までは上方落語協会の会長を務めた。 おなじみの出囃子(でばやし)「野崎」で登場し、マクラを振らずに噺(はなし)に入る独特の高座ぶりで知られた。「代書屋」「
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