マッスルOB・純烈の酒井一圭が初めての 客席で味わった甘酸っぱさと照れくささ 初めて足を運ぶ会場の品川ザ・グランドホールがどこにあるのかわからず、駅から続くスカイウェイをさまよい歩いていると長身の人物から声をかけられた。よくよく考えると不思議ではないのだが、普段は違うフィールドでしか顔を合わせていなかったので、一瞬だけ「どうしてこんなところに?」と思ってしまった。 声の主は純烈リーダーであり、マッスルのOBの酒井一圭さん。傍らにいる息子さんを指しながら「今日はプロレスを見にいくって誘ったんですよ」と言う。 てっきり、かつてだっこ紐でくくりつけられてお父さんと一緒にマンモス半田と闘った(2006年5月4日、マッスルハウス2)あの子だと思いきや、一圭さんが連れてきたのは次男の弟さんだった。そこに気づかず、トンチンカンな会話をしてしまった。 「ここのプロレスはちょっと変わっているけど面白いから見