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ブックマーク / www.outdoorfoodgathering.jp (66)

  • 河川の違いがアユの味の違いにつながるのか確認してみた

    紹介される美味な材や料理だけでなく、登場人物たちの極端かつ口さがない物言いのインパクトの大きさもまた、人気漫画になった理由かと思います。人生で一度入ってみたいセリフNo.1は「この洗いを作ったやつは誰だー!」だよね? そんな美味しんぼの登場人物の中に「京極さん」という通おじさんがいるのですが、彼もまた京都の成金らしい口の悪さで作中作外問わず愛されています。 そんな彼の名台詞といえば「あんた、なんちゅうもんをわせてくれたんや……」。 「美味しんぼ」の主人公である山岡士郎とその父親である海原雄山はしょっちゅう「『究極』対『至高』」という料理対決親子喧嘩をやっているんですが、そのなかの「鮎対決」の回で審査委員を務めた京極さんが、後攻である雄山の提供したアユをべたあとに叫んだのがこのセリフです。 細かいことを説明しだすと終わらないんでやめますが、簡単に言うと海原雄山が彼にべさせたのは「生

    河川の違いがアユの味の違いにつながるのか確認してみた
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/10/19
    アユって川によって味がマジで変わるのか
  • ミョウガ狩りはキノコ狩りと同じくらい楽しいな

    夏の終わりの長雨もあり、今年の秋はキノコが大漁だろうと期待していたのですが、ふたを開けてみるとうちの近所はまれに見る凶作。台風のひとつやふたつ来てくれないことには好転はしなさそうです。 それでも今年の秋の収穫欲は現時点ではかなり満たされています。それはこの草のおかげ。 河川敷の片隅や森の端のじめっとしたところによく群落をつくっているこの草、たぶん皆さまの生活圏にもあるはずです。 これは実はミョウガの葉。実はミョウガ、割とどこにでも生えている野草のひとつなのです。 ショウガの仲間であるミョウガはかなり古い時代に日に移入され、そのまま定着したと考えられています。果実ではなく根茎で殖えるために急激に生息地を増やすことはありませんが、一度根付いて群落になると駆除は困難です。 そのため、かつて人里であったような山あいの谷、棄てられた谷戸、河川敷の湿地などにはだいたい群落があり、利用することができま

    ミョウガ狩りはキノコ狩りと同じくらい楽しいな
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/10/19
    ミョウガを薬味以外で食ったことなかったな、そういえば
  • ツツジの蜜で中毒してラリった話②:意外と怖いツツジとその毒

    このグラヤノトキシンはジテルペンというグループの物質の一種で、摂取するとめまい、吐き気、下痢、口の乾き、全身の麻痺、頻脈、ひどい場合には呼吸困難などを引き起こします。ぼくが体験した症状も概ねこの通りで、特に下肢の麻痺と口の麻痺はかなり強めに出ました。頻脈と口の麻痺が同時に起こると呼吸困難になってなくてもなりそうな感じがして非常に怖い、というのは今回体験して初めて知ったことです。 ツツジの蜜を吸うと呼吸困難に陥ることもあるというのは「きみふと」の中で木野くんにも喋らせていますが、連載終わって数年してからマジで体験することになるとは思いませんでしたね。 まあそんな感じなので言ってしまえば普通に毒です。 ツツジの一種に「アセビ」という植物がありますが、漢字では「馬酔木」と書きます。これはアセビを間違ってべた馬がまるで酔っ払ったかのようにふらついたことから名付けられたそうですが、ツツジ科の植物を

    ツツジの蜜で中毒してラリった話②:意外と怖いツツジとその毒
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/10/19
    わお>グラヤノトキシンはジテルペンというグループの物質の一種で、摂取するとめまい、吐き気、下痢、口の乾き、全身の麻痺、頻脈、ひどい場合には呼吸困難などを引き起こします
  • ツツジの蜜で中毒してラリった話①:中毒症状

    マッドなハチミツ!?司会進行をしてくださるゼロ次郎さんが持ってきてくれたそのブツは、その名も「MAD HONEY」。 名前の通りべると酩酊し、脱力感や多幸感を楽しむことができるといいます。 そう聞くと「なんかやべぇ薬物でも混ぜてる?」と思うかもしれませんが、そんなことはなく、純度100%の天然ハチミツとのこと。ネパールの奥地に住む少数民族が伝統的に採取し、嗜好品として楽しんでいるそうです。 もちろん合法で、インターネットで市販されており誰でも購入することができます。 これをいまこの場で摂取し、その様子を世界中に配信することで、文字通り人体実験イベントとして完璧なものにせん……とするゼロ次郎さんの強い意思に感謝しつつ、登壇者全員(とロフトスタッフYさん)で摂取してみることにしました。 ハーゲンダッツ(バニラ味)の上に、カレースプーン2杯ほどをどろりとかけます。見た目はやや淡めの色合いをした

    ツツジの蜜で中毒してラリった話①:中毒症状
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/10/19
    ハチミツでバッドトリップするなんて…
  • 利根川で野生化グッピーを採ってアヒージョにしてみた

    皆さん、温暖化対策してますか?? してない? ダメですよしないと。是非明日からやってください! いや別に車乗るなとか二酸化炭素吐くなとか言う話ではなくてですね、今日したいのは「必要以上に温水を使うのをやめる」というのはどうですか、というご提案です。 温暖化と聞くと気温の上昇や、それに伴う環境の変化を想像される方が多いと思うのですが、我々水の国の国民として最も喫緊の課題なのは気温ではなく「水温」の上昇ではないかと最近とみに思います。河川や海水(とくに内湾)の水温がバチクソ上昇しているんですよね。 気温の上昇については人間の活動以外にもその原因は多々ありますが、我々の身近を流れる河川や、東京湾・大阪湾といった内湾湾奥の水温上昇はほぼほぼ人間の経済活動が原因だと考えられています。簡単に言うと「温排水を排出しすぎ」であるということ。 今や我々の生活はお湯とともにあり、発電所の冷却水から工場の排水、

    利根川で野生化グッピーを採ってアヒージョにしてみた
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/08/18
    食材としてのグッピーは虚無
  • 「水辺のソーセージ」ガマの穂はソーセージではなく「パン」にすると美味い

    ガマの穂を焼いてべてみた 採取したのは、まだ若くしっかりとした雌花。質感はビロードそのもので、柔らかく上質な手触りです。こんな感じのハムスターいそうだなぁ。 それでもその串刺しフランクフルトのシルエットが欲を喚起します。かぶりついたらぶしゃっと肉汁飛び出そうじゃん? というわけで、グリルでこんがりと焼いて、いただきまーす 噛めねぇー!! まあ概ね予想通りだけど、これはあれですね、完全に毛束ですね。硬く巻いたタオルを噛んでいるかのよう。 未熟な綿毛の束なんで当たり前っちゃ当たり前。美味しそうなのは見た目だけです。 ちなみになぜウナギを焼いたものが「蒲焼き」なのかというと、かつてウナギは開きにせず、ぶつ切りにして串に刺しつけ焼きにしたそうです。その様子が蒲の穂に似ていたため蒲焼きと呼ばれるようになったとか。蒲焼いてってたわけじゃねぇんですね。 まあでもね、そんなこともあろうかと、別のガマ

    「水辺のソーセージ」ガマの穂はソーセージではなく「パン」にすると美味い
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/06/18
    ほう>ガマの花粉には脂肪分が多く含まれるそうで、これが味にコクを与えているのではないかと思います。これは素晴らしいシーズニング、ネイティブアメリカンがわざわざ集めてパンに練り込んだ理由がわかりますね
  • ヒラツメガニのケジャンはめっちゃ美味い

    そんな感じで集めてきたヒラツメガニ。 いつもはここから何を作るか悩むのですが、今回に関しては作るものがすでに決まっています。 ケジャンです。 生のワタリガニを使って作るキムチであるケジャン。韓国南部の高級料理で、もとよりワタリガニが高価なのもあってお店でべると1匹2000円ほど、露店で買っても1パック1000円ほどします。 でもカニって歩留まり悪いから、1匹じゃとても満足なんてできないんだよね。だったらもう自分で採って作るしかない。 軽くネットを見てもヒラツメガニでケジャンを作っている例はあまりないようなので、オリジナルレシピで作っちゃおうと思います。 ヒラツメガニでケジャン作ってみたまずはカニの下処理から。 基的に、ケジャンは数日間漬け込んでカニの身にたれを染み込ませる料理です。そのため剥き身にしてしまうとたれが入りすぎてしょっぱくなる事故が起こります。 したがって下処理は ①ふんど

    ヒラツメガニのケジャンはめっちゃ美味い
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/05/06
    美味しそう…
  • 稚アユ(稚鮎)を釣って初夏を噛み締める②:絶品稚アユを味わってみた

    稚アユを調理してみたアユにはうろこがありませんが、その代わりにぬめりでおおわれています。 なのでまず、全体にたっぷりの塩をまぶし、軽くもみ洗いして水で流します。これによりぬめりがきれいに落ちます。 続いて内臓を処理します。 今回稚アユ釣りをした場所では、全員がシラスやパン粉といった人のべられるものしかエサに使っていないので、アユの腹の中もおおむねそのようなもので満たされていると思われます。おいちゃんたちは「稚アユは丸ごとから揚げが美味い、内臓? めんどいから出さんわ」と言っていました。 ただ一方で「初めてべるんやったら腹の中身だしたほうがええかもわからん、苦いからな」というアドバイスももらったので、今回は念のため取り除くことにしました。 と言ってもハラワタごと取り除くのではなく、腸の内容物(つまり糞)だけを取り除きます。 やり方は簡単で、頭部方向からおなかをぐっと押して中身を押し出すだ

    稚アユ(稚鮎)を釣って初夏を噛み締める②:絶品稚アユを味わってみた
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/04/25
    淀川は多摩川より水がきれい>多摩川にアユの漁業権がなく、稚アユを釣ってよかったとしても、たぶんもっとアンモニア態窒素的なにほひがして美味しくないんじゃないかな
  • 「海の馬刺」コブダイのデコ刺を食べてみた

    「コブダイのこぶ」≒「馬のたてがみ」?西日、特に九州で馬刺しをべたことがある人なら、赤身と一緒に「真っ白な肉」が盛り付けられているのを見たことがあるはずです。 あれは「たてがみ」と呼ばれる首周りの肉で、見た目の通り脂がのっていて非常にジューシーです。 一方でコブダイ。 ベラ科の巨大魚で、大きく成長するとメスからオスに性転換し、おでこと顎がこぶ状に肥大するのでこの名があります。 そしてこのこぶですが、こちらも内部はほぼ脂身です。なのでここだけを刺身にすれば、たてがみのようなジューシーさを楽しめる、というのです。 なんだそれスゲー発見じゃんビックリしてる やってみなくては🎵 でかコブダイを釣ってきたというわけで向かったのは兵庫県。大阪湾から瀬戸内海にかけてはコブダイの巣と言われており、身近な堤防の足元からモンスターのようなコブダイが現れることで知られています。 ちなみにぼくが初めてコブダ

    「海の馬刺」コブダイのデコ刺を食べてみた
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/04/20
    コブダイ幻想がふくらむ!
  • 毒ナマコを食べるとワイのナマコもビンビンになるのか(動画あり)

    先日、伊豆某港でウツボを釣っていた際、足元の海底に黒くて細長いものが転がっているのが目に留まりました。 サイズ、シルエットとも熊の長ナスにそっくりですが、ナスが海底にあるわけがない。あれはむしろキュウリ🥒「海のキュウリ(sea cucumber)」ことナマコですね。 しかし、普通外洋にいるのはいわゆる「赤ナマコ」というやつで、黒ナマコは内湾に棲息するもの。何でこんなとこにいるんだ? ちょっと不思議に思い、拾い上げて観察していると、じわじわと気づいてきました。 これ、普通のナマコじゃねぇな……? ニセクロナマコが北上中皆さんは、グアムや沖縄の海で「黒くてデカめのナマコ」が浜にごろごろ転がっているのを見たことがありますでしょうか。 あれは日用にされる「マナマコ」とは別の種で、ニセクロナマコというものです。 暖かい海に棲む南方系の種なのですが、温暖化のせいか最近では相模湾沿岸でも見かけ

    毒ナマコを食べるとワイのナマコもビンビンになるのか(動画あり)
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/03/21
    わお>一切れ目を終えて二切れ目に手を伸ばそうとした瞬間に、下の付け根がジンとしました。あ、これあかんやつかな……と思う間もなく痺れがブワっと舌の上に広がります
  • 巨大バラムツをできるだけ安全に食べ倒すぞ①:バラムツ骨ラーメンを作ってみた

    バラムツの骨で何か作りたい今回のバラムツももちろんべるために釣り上げたわけですが、ご存じの通りバラムツの体脂肪率は40%にも及び、全身油だらけという魚です。かつその油のほとんどが高級脂肪酸ワックスエステルという種類の油脂。。 整髪料のワックスや床を磨くワックスも主原料は同じもの(魚に由来するか、植物に由来するかという違いはありますが)。見た目は普通の液体油ですが、魚に多いDHAなどの不飽和脂肪酸や、バターなどの飽和脂肪酸とは異なり、人体では消化も吸収もできません。そのため口にするとただ消化管を下り、肛門から外に出ようとします。しかも便意とは無関係に! そのため不用意にべると、こちらの意思とは無関係にシリアナTOKYOから液体状の油(ワックス)を噴出し、それがトイレ以外で起こってしまうと人としての尊厳を失います。 とはいえ、ぼくが勤務先で肛門から油を噴出し社会的に死にかけてからすでに6年

    巨大バラムツをできるだけ安全に食べ倒すぞ①:バラムツ骨ラーメンを作ってみた
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/02/20
    マジか>うま味の質としてはマグロの骨からとっただしに酷似してるんだけど、そこになぜかホタテ貝やカキなどの貝系のうまみも感じられます。そして繰り返しになるけど生臭みは全くない
  • この世のどこかにあるという「酒の湧く竹林」を探しに行ってみた①:竹の中の酒を飲んでみたい!!(動画あり)

    なぜ竹に酒が溜まるのか今回快く竹林を貸してくれたのは、田舎サバイバル実践家の永野太郎さん。彼の家の裏にはモウソウチクの竹林が、また近所には彼が管理を手伝っているマダケ・ハチクの竹林があり、そこで酒の湧く竹を探させてくれることになりました。 季節にそぐわない大雨が降った翌日で、透き通ったような大空が広がっています。 しかし、当にかぐや姫よろしく酒が詰まっているような酒は存在しているのでしょうか。 永野さんに聞いてみると「自分も一回だけ見たことがある」とのこと! 竹の樹液(篩管液)はかなり高い糖度を帯びており、また竹の表面には酵母がたくさん付着しています。そのため、竹の樹液にその酵母がつくことで発酵が起こり、酒と化すことがあるのだそう。 一方で、長らく竹林の管理をしている永野さんでも「一回だけ」しか見たことがないということは、出会うのはなかなか難しいのではないかということも推測されます。 考

    この世のどこかにあるという「酒の湧く竹林」を探しに行ってみた①:竹の中の酒を飲んでみたい!!(動画あり)
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/02/18
    ワロチ>まじゅい……すごいまじゅい…香りはさわやかですが、口の中に入れると「竹の葉をすりつぶした汁」みたいなひたすら青臭い味がします。これはまさに竹のエキスそのもの。これで喜ぶのはパンダぐらいでしょう
  • イバラガニモドキの刺身は「超高級レアかにかま」みたいな味でした

    イバラガニモドキを観察した誕生日まで冷蔵庫で3日間寝かしていましたが全然生きていました。さすが深海甲殻強いな。 べる前によく観察をしましょう。 ヤドカリなので、ハサミ入れて4対しか脚がないように見えます(5対目は腹部に折りたたまれている)。上から4対目が一番長く、広げると1mはありそう。 全身が強い棘に覆われており、これが「茨蟹」という名前の由来。 この角度で見るとヤシガニそっくりです。ハサミをはじめ全体的に左右非対称なのもヤドカリ類の特徴ですね。 裏側。カニと違い、ふんどしに沿って弧を描くように脚がついています。クモっぽいよな……苦手な人はダメそうな見た目。 しかし足の付け根は太く、当にべ応えがありそう。 ふんどしはぶにぶにと柔らかく弾力があります。ソフトシェル個体かと思いましたが、ハサミを見る限りそうではなさそうです。 挟まれると結構痛いです。水揚げ直後の個体だったら骨折られるか

    イバラガニモドキの刺身は「超高級レアかにかま」みたいな味でした
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/02/16
    美味そう。活カニの刺し身はさすがに食べたことないな…
  • 北海道ではおにぎりにハスカップを入れると聞いたのでやってみた

    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 茸朗の真・野堂Zチャンネル更新中! 茸朗が出演しているシリーズ動画「茸朗の真・野堂」がパワーアップしてYoutubeに殴り込み! 多彩なゲストと変なものを捕まえたり、ヘンなものをべたりべさせたりしながら楽しくやっていく予定です。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 皆さんハスカップってご相談ですか? こんな感じの、ブルーベリーとナツグミの中間みたいな印象の果実です。 馬のなんこや珍棒の件でお世話になっている北海道のKさんからいただきました。ありがとうございます。

    北海道ではおにぎりにハスカップを入れると聞いたのでやってみた
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/01/09
    元道民だけど、ハスカップはやっぱ苫小牧周辺のものというイメージがあるというか、小樽ではあんま馴染みなかったなあ(80年代末期までの認識)
  • 妄想雑煮シリーズ①:ビワマスを山漬けにして雑煮にしてみた

    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 茸朗の真・野堂Zチャンネル更新中! 茸朗が出演しているシリーズ動画「茸朗の真・野堂」がパワーアップしてYoutubeに殴り込み! 多彩なゲストと変なものを捕まえたり、ヘンなものをべたりべさせたりしながら楽しくやっていく予定です。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ いつも美味しいものを送ってくださる大阪のOさんから昨年、素晴らしいビワマスを2匹もいただきました。 ビワマスとは、サケ科随一の美味で知られるサクラマス(ヤマメ)の亜種のひとつ。琵琶湖とそれに注ぐ川のみに棲息する滋賀県の固有種です。 純淡水魚ですが降海型のサクラマスと比べても脂乗りが良く、サケの色素の源になるといわれるオキアミをべていないにもかかわらずその身は綺麗なサーモンピンクになります。 身の色のきれいさと味の良さか

    妄想雑煮シリーズ①:ビワマスを山漬けにして雑煮にしてみた
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/01/05
    こんなの美味しいに決まっているじゃんかよう
  • 「究極のカワハギ肝和え」習作①を作ってみた

    ※今週から来週にかけて大変忙しい予定となっており、しばらく更新内容が軽めのものになります。ご容赦ください。 先日釣り上げたカワハギの肝ですが、大変すばらしいので 肝刺しで堪能しました。 そしてこれは自慢なんですけど、こんなに美味しい肝がパンパンの最上級カワハギが30匹近くも釣れちゃったんですよ。 まったく持つべきものはボート釣りの達人の友人ですね! はるきさんいつもありがとうございます。 カワハギ肝和えをブラッシュアップしてみたさて、カワハギといえば肝和え、という方も多いと思いますが、実はこの肝和えという料理には致命的な構造的欠陥があります。 それは「肝と身のべごろが揃わない」ということ。 カワハギの身はフグのそれ同様、釣りたては弾力こそすごいものの旨味が出ておらず、物足りない味わいです。 一方で肝は鮮度が命、釣ったその日にべないとどんどん劣化していきます。 なので肝和えを作ろうとする

    「究極のカワハギ肝和え」習作①を作ってみた
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/12/07
    こんなカワハギ、釣り以外で入手するとしたら相当難易度高いものになるよね
  • オオニベは脂をたっぷり補って食べるとすごく美味い

    先日、ツノナガチヒロエビを送ってくださった小田原のあきおさんから「オシツケの胃袋が手に入ったんですがべますか?」という連絡がありました。 ぼくは以前より「魚のモツで一番美味しいのはオシツケ(アブラボウズ)の胃袋である」という確信を持っておりまして、大変ありがたいオファーということで即答でお願いしました。

    オオニベは脂をたっぷり補って食べるとすごく美味い
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/12/05
    海原雄山的な!>本場のパブに南蛮漬け持ってったら「F&Cはギネスに合うけど、Namban-zukeはジャパニーズラガーに合うな!」とか言ってブームになったりしませんかね
  • 結局、タカノハダイは活〆血抜きしたら絶品になるっぽい

    タカノハダイって当に磯臭いの?タカノハダイは一般的知名度は皆無ですが、釣り人には比較的よく知られた魚。しかし多くの場合それは悪名としてです。 尾びれ付近の模様を鷹の羽になぞらえてつけられた立派な和名がありながら、だいたいの場合ちゃんと呼んでもらえず「タカッパ」「ヒダリマキ」などと呼び捨てられます。 更には「ションベンタレ」なんてひどい名前も…… 実は磯周りに生息する魚には「小便」にかかわる名前を付けられているものが結構あります。これは磯臭さが強くアンモニア臭に感じられることが原因なのですが、タカノハダイの磯臭さは中でも強烈なことで知られており、これが嫌われる原因になってしまっているわけです。 ただその一方で、千葉県外房などこの魚を好む地域も点在しています。共通しているのは漁師町で「魚喰いの土地」だということ。 つまり魚の扱いに卓越した人ならば、このタカノハダイも美味しくべられるんじゃな

    結局、タカノハダイは活〆血抜きしたら絶品になるっぽい
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/12/01
    子供の頃から図鑑で「不味い」と連呼されてきたタカノハダイも血抜き完璧なら美味しいという話。
  • 最高のアライグマで作るすき焼きが絶品だったのだ

    「ガチで美味いアライグマ」はいるのか先日ゆぞくさんとキノコ狩りをしていた時のこと。 アライグマの話になったのですが、その時「わっきー、美味しいアライグマってべたことある?」と聞かれました。 正直ないっす、ってか美味いのなんかいるんですか? と聞き返すと「おると思う」との返答が。 ゆぞくさん曰く「ジビエの味を決めるのは、捕った後の処理や」とのこと。肉自体が臭いということももちろんあるだろうけど、処理をちゃんとすることで臭みを発生させなくすることができるというのです。 なので、アライグマも「品質の良いものを捕って、ちゃんと処理したら美味しいはず」だと。 考えてみれば、アライグマは有害鳥獣駆除で捕られることが多い生物。旬を外した時期であったり、都市部や人家近くに出没したもの(≒ごみをあさったりしていたもの)を口にすることが多くなっている可能性はあります。 しかも有害駆除というのはもちろんべる

    最高のアライグマで作るすき焼きが絶品だったのだ
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/12/01
    ジビエは結局、血抜き処理の素早さと丁寧さなんだろうね
  • “所沢”の由来になった毒芋「トコロ(オニドコロ)」を食べてみた

    「毒山芋」トコロこの植物は「トコロ(野老)」というものの一種。オニドコロ……にしてはやや葉っぱのシルエットがぼこぼこしていますが、まあ変異の範疇でしょう。 トコロはヤマノイモ(自然薯)の仲間で、葉っぱもよく見ると共通点がたくさんあります。種類によってはムカゴをつけるものもあります。そして地下には肥大したイモができます。 しかし、ことなるところもまたたくさんあります。ヤマノイモのイモ、つまり自然薯は「地下茎」ですが、トコロのイモは根茎です。そして地中深く縦に伸びる自然薯と異なり、トコロの根は地中浅いところで上下左右に好き勝手に伸び散らかします。 そして何より最大の違いは、トコロのイモには毒があります。 トコロの毒はエグみの成分であるサポニンの一種ジオスチンとジオスゲニン、ならびに当ブログでおなじみのシュウ酸カルシウムとされています。とくに前者には溶血成分があり、べると胃の粘膜がただれて喀血

    “所沢”の由来になった毒芋「トコロ(オニドコロ)」を食べてみた
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/11/21
    ソテツよりハードル高そうw>「灰汁で煮たのにクソ苦い」「散々刻んで水に晒しまくったのに苦い」「生命の危険を感じる苦さ」etc… ともかくクッソ苦く、それを織り込んで食べないといけないらしいのです