伊藤商事(札幌市北区)が6月1日、同社銭函工場「Jenny Box」敷地内に道内初となる食肉の自動販売機4台を設置した「お肉の自動販売場 伊藤肉店」(小樽市銭函3)のオープンを予定している。 銭函の景色 道内で包装された食肉の自動販売機での販売が可能になる今年6月1日の食品衛生法と北海道の食品衛生法施行条例の改正を受けて実現した同事業。「道内初」の自動販売機での食肉販売となるべく、日付が変わる0時からの販売開始を予定する。 同社は長年、札幌の新琴似で精肉店「ミートショップいとう」を運営。2020年8月、同店が入居するビルの火災を受け、銭函に拠点を移し、食肉工場として事業を再開。肉の卸売りに注力するほか、インターネットでの小売り販売を行っていた。銭函での工場稼働後、以前の常連客などから工場での小売りを希望する声が絶えなかったが、食肉販売に関する法規定により、販売できなかったという。 社長の伊
小樽市総合博物館本館(小樽市手宮1)で11月21日、企画展「あの日に帰りたい~ノスタルジア・ヲタル」が始まった。 展示の様子 人口20万人を超えていた昭和中期の小樽をパネルや資料など、多彩な資料で振り返る同展。 駅前再開発により開業した3つのビル、周辺の喫茶店や食堂の資料を展示し、当時の小樽駅を振り返る第1章に始まり、第2章・第3章では、現在も市民に親しまれている梁川通りや静屋通り、都通りを紹介。第4章・第5章では、かつて存在していた3つのデパート、大國屋、丸井今井小樽支店、ニューギンザの包装紙やチラシなど貴重な資料と当時の写真などを展示し、昭和中期の小樽の様子を伝える。第6章では花園銀座界隈と題し、小樽の中心に位置する飲食店街を紹介、当時の写真や飲食店のマッチなどを展示し、往時の賑わいを伝える。第7章は、今年7月31日に半世紀以上営業の歴史に幕を閉じたバー「エーワン」のメニュー板や看板、
グランドパーク小樽(小樽市築港)が9月7日、同ホテルで提供している「おたるチャウダー」のレシピを公開した。 グランドパーク小樽 同メニューは、季節の小樽産食材と小樽産ワインを使った同ホテルの特製チャウダー。シャコなどの季節の小樽産食材と甘エビをズッキーニやジャガイモ、ニンジンなどの野菜と共に北海道産の牛乳とアサリの出汁でじっくり煮込んで食材のうま味を引き出し、「おたるワイン」で風味を付けるのが特徴。「カリっ」と焼いた食パンを器に使い、ボリューム感を演出する。 同ホテル総支配人エロール・ミフタヒッテンさんが今年4月に小樽に着任後、「おたるワイン」を醸造している酒造メーカーの北海道ワインを訪問。同社から、小樽のワインや食材を使ったチャウダーの開発を打診され、同ホテルのシェフがレシピを考案。「おたるチャウダー」と名付けて、今年の7月23日から段階的に提供を開始した。 その後、北海道ワインが、同メ
小樽市総合博物館運河館(小樽市色内2)で7月4日、運河館トピック展「博物館がすいぞくかん?-錦絵に描かれた魚たち」が始まった。 小樽市総合博物館運河館の外観 生きて泳ぐ魚ではなく、資料に描かれた魚を紹介する同展。錦絵や引き札など約20点に登場する魚や貝、海獣を紹介しながら、江戸時代や近代の庶民の生活や文化などを解説する。併せて、1883(明治16)年に東京で開催された「第1回水産博覧会」の解説やポスターなども展示。 開館時間は9時30分~17時。入館料は、大人=300円、小人(中学生以下)無料ほか。10月2日まで。
「アニメとコラボしたラーメン店」をコンセプトとする同店は、昨年11月に開店。アニメのポップやぬいぐるみ、フィギュアで装飾された約8坪の店内に、日本全国のご当地インスタントラーメン約200種類が並ぶ。商品は、国内約50社の製造業者から直接仕入れているという。運営は、海産物の卸売業や輸出事業を手掛ける北海道スタイル。 「世界で年間100億食消費されているともいわれるインスタントラーメン。当面の目標は、日本が誇る『乾麺』の技術で作られた全国のご当地ラーメンをアジアマーケットに輸出すること」と話すのは、同社代表の石井秀幸さん。「日本の文化である『アニメ』と日本が誇る技術『乾麺』をコラボレーションさせ、海外から来る観光客に目に留まらせる。海外でのSNSの浸透度は日本以上なので、商品や店舗の写真をアップロードし拡散してもらえる」と自信を見せる。「最終的には、それぞれのご当地インスタントラーメンを食べた
小樽港第3号ふ頭多目的広場(小樽市港町)などで11月15日・16日、「第7回 小樽しゃこ祭-シーフードマーケット」が開催される。 昨年の会場の様子 小樽産シャコのブランド化と知名度向上を目的とする同イベント。メーン会場となる同広場では、小樽沿岸で捕れる「秋しゃこ」を「しゃこ浜なべ」や「ゆでしゃこ」の実演販売など、さまざまな企画で提供する。そのほか、恒例となっている小樽商業高校による「しゃこせんべい」販売やオリジナル缶バッジの配布も実施。東海大学生物学部海洋生物科学科による企画として、生きているシャコの生態や小樽産シャコと世界で捕れるシャコとの違いが学べる水槽やパネルが展示される。 運河プラザ(色内2)3番庫会場では、同祭の公式キャラクター「荒波しゃこ次郎」にちなみ、「しゃこ次郎ぬり絵展示会」「しゃこ次郎等身大看板」などが小樽商業高校の協力により開催。同会場で進呈される缶バッジを新南樽市場(
余市町を舞台にしたNHKの連続テレビ小説「マッサン」の放映が9月29日、始まった。地上波での初放映時間となる8時、舞台となる余市を取材した。 ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸留所の外観 ドラマの中で重要な舞台となるニッカウヰスキー北海道工場余市蒸留所(余市町黒川町7)は平常通り9時開館。ドラマ放送時間中、まだ人けは無く、町中心部も落ち着いた様子。「8時出勤なので、出勤と同時にテレビをつけ、みんなで放送を楽しんだ」と話すのは、放送時間中に営業していたシゲル薬局(大川町3)に勤務する和田かおりさん。「私の父はウイスキーといえばニッカウヰスキーしか飲まない人だったので、放送開始が待ち遠しかった。周りの人も、放送を楽しみにしている。近隣市町村と一緒に、地域経済が盛り上がれば」とも。町中に同ドラマを応援するのぼりが立ち並び、ドラマの盛り上がりと同町の盛り上がりに期待感が感じられる。 同町の人口は約2
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