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ブックマーク / tomomachi.hatenadiary.org (49)

  • 菊地成孔先生の07年ベストは『ハッスル&フロウ』! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    BRUTUSの映画特集号が届いた。 BRUTUS (ブルータス) 2007年 12/1号 [雑誌] 出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2007/11/15メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 79回この商品を含むブログ (27件) を見る「映画選びの教科書」という特集で、私、町山は映画コンシェルジェという企画で、長嶋有氏やしまおまほちゃんのリクエストに応えてお勧めの映画を選ぶという仕事をやらせてもらいました。 で、他の「コンシェルジェ」がどんなことを書いてるのかと思って読んだら……。 ????????? 菊地成孔という音楽の偉い先生が『ハッスル&フロウ』という音楽映画を絶賛しているんですが、その誉め方がどうもおかしい。 白人がラッパーになるには? という成り上がりストーリーで、昨年の私のベストワン映画です。白人が主役なのでパーフェクトな黒人の映画じゃないのですが、映画として死

    菊地成孔先生の07年ベストは『ハッスル&フロウ』! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/02/16
    菊池成孔ってもしかして、おねロリキメセク天皇と同じメンタリティ?とか思ったり。
  • 1コマでわかるトランプとヒラリーの現状認識の違い - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    “Two Views” by Joe Heller 二人の大統領候補の指名受託演説から、1コマでわかるトランプとヒラリーの現状認識の違い 上から読むとトランプの現状認識 事態は悪化している 説得しようとするな アメリカの未来は明るいなんて 世間をよく見れば 怒りと憎しみに満ちている たとえ 我々はそんな国では ないとしても 恐れるべきだ 犯罪とテロと不法移民問題を 対処しなければならない 信じてほしい 恐怖は 強大だ 希望よりも なぜなら 我々は楽観できない だから私は決して口にしない 「アメリカには壁ではなく橋こそが必要だ」などと。 下から読めばヒラリーの現状認識 アメリカには壁ではなく橋こそが必要なのです だから私は決して言いません 楽観的になるな、などとは なぜなら 希望は 偉大なものです 恐怖よりも 信じてください 対処しなければなりません 犯罪とテロと不法移民問題を 恐れるべきで

    1コマでわかるトランプとヒラリーの現状認識の違い - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 『マッスル・モンク』は「幻の湖」香港版 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    チャイナタウンでメシいついでに、『無間道』でハリウッドからも注目されているアンディ・ラウ主演、ジョニー・トー監督の『マッスル・モンク』Running On KarmaのVCDを買った。 ご覧のようにアンディ・ラウは別人のように鍛え上げている。 わけがなくて、これはすごくよくできたボディスーツである。 たぶん『ハルク』と『スパイダーマン』の香港製バッタモンとして企画されたのだろう。 アンディ・ラウはハルクみたいなパワーで、どんな小さなカバンにでも入ってしまうヨガ行者やヤモリ男などの怪人を次々に退治する。 しかし、どこかが狂っている。 ラウは金持ち女相手に男娼をして暮らしている真夜中のカウボーイである。 冒頭いきなり筋肉ラウがストリップ・バーで特出しして逮捕されそうになり、チェイスが始まる。 そして、手足の関節が自由にはずせるヨガ行者と戦う警察の特殊部隊に巻き込まれる。 ラウはこの間、ずっと

    『マッスル・モンク』は「幻の湖」香港版 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/04/06
    町山さんがこの2004年の記事を急にツイートして何が? と思ったが…ちょっと観てみたいと思った。あと、ふくしま政美によるコミカライズとかも。
  • 菊地成孔先生の『セッション』批判について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    その後、俳優名を役名に統一するなど細かい部分をいじったため、4月17日に上げた文章とは細かい部分で違っていますが、論旨は同じです。 初期バージョンはこちらにありますので比較できます。 日では今日(4月17日)から公開される映画『セッション』を、ジャズ専門家である菊地成孔先生がジャズ音楽家の立場から酷評しています。 http://goo.gl/Jt1sc3 それを公開前に読んだ人々の間で「素晴らしい批評」などと評判を呼んでいます。 「自分はジャズがわからないが、ジャズ専門家が観れば駄作なんだろうな」とか 「映画はまだ観てないが、ジャズを知らない100人の評価よりも菊地さん一人を信じる」とか とにかく、いちばん問題だと思うのは「菊地さんの酷評を読んで『セッション』を観るのをやめた」という人が決して少なくはないことです。 また、『セッション』ではスパルタでハラスメントなフレッチャー先生(JKシ

    菊地成孔先生の『セッション』批判について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2015/04/17
    (シュートサインを取るべきかどうか悩んでいる)
  • 手ぶらの黒人少年射殺した男への無罪判決に抗議する歌 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    2012年2月26日夜7時頃、フロリダ州で、17歳のアフリカ系少年トレイヴォン・マーティン君が射殺された。 犯人はケンドー・コバヤシ似のジョージ・ジンマーマン(ペルー系)。 警官に憧れ、半年ほど前から拳銃を携行して近所を勝手に見回りしていた私設自警団の一人だった。 トレイヴォン君は喉が渇いたので、父親の家を出てコンビニに行き、アイスティーとキャンディを買ってまた家に帰る途中だった。携帯とアイスティーとキャンディと携帯しか持っていなかった。 彼はフードつきのパーカーを着て、フードをかぶっていた。 ジンマーマンは自動車で近所を走りながら、トレイヴォンを見つけ、犯罪者と推測し、車を降りて、拳銃を持って少年を尾行し始めた。 トレイヴォン少年は、ガールフレンドに携帯で「どうもさっきから誰かに後をつけられている」と伝えた。 ここから先はジンマーマンの証言以外に何も確かなところはわからない。 トレイヴォ

    手ぶらの黒人少年射殺した男への無罪判決に抗議する歌 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/07/16
    アメリカ…>拳銃を持って街をうろつき、無防備の黒人少年を撃ち殺しても、罪に問われない前例ができてしまった
  • 「押見修造『惡の華』論」町山智浩 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    洋泉社MOOK『まんが秘宝 男のための青春まんがクロニクル』は7月1日発売です。 まんが秘宝 男のための青春まんがクロニクル (洋泉社MOOK まんが秘宝) 作者: 町山智浩,戸梶圭太,大橋裕之,ロマン優光,柄佑,大西祥平,深町秋生,飴村行,倉田英之,辻貴則,白石晃士,松江哲明,田口清隆,花くまゆうさく,古泉智浩,ナカG出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2013/07/01メディア: ムックこの商品を含むブログ (6件) を見る町山智浩の評論「悪魔よりも孤独 押見修造と『惡の華』」(7千字)が掲載されています。 悪魔よりも孤独 押見修造と『惡の華』 町山智浩 この国に俺達は飽きた、おお死よ、船出しよう。 地獄であろうと天国であろうと構わぬ、渦の底に飛び込み、 新しさを見つけんがために、未知の世界の奥底に 飛び込むことを欲するのだ シャルル・ボードレール『惡の華』より「旅」 フランス映

    「押見修造『惡の華』論」町山智浩 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/06/24
    4コマ漫画はバイトくんだけかあという切なさと、足利アナーキーがチョイスされているという驚き
  • レッチリ「アンダー・ザ・ブリッジ」はどこの橋か? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    この原稿は拙著『当はこんな歌』に収録するために書かれましたが、歌詞の版権の問題で掲載できなかったものです。 当はこんな歌 作者: 町山智浩出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2013/05/21メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (19件) を見る『荒川アンダー・ザ・ブリッジ』という漫画があるが、「アンダー・ザ・ブリッジ」といえば思い出すのは橋下知事じゃなくて、レッド・ホット・チリペッパーズの1991年の大ヒット曲だ。 レッチリはアンソニー・キーディスのラップ調ボーカル、フリーのファンクなベース、ヒレル・スロヴァクのパンクなギターで、いつも上半身裸で跳ねる騒がしいバンド、というイメージだったので、バラード「アンダー・ザ・ブリッジ」は意外だった。 哀愁のアルペジオで始まり、ローリング・ストーンズの『無情の世界』を思わせる聖歌隊風コーラスで盛り上がる

    レッチリ「アンダー・ザ・ブリッジ」はどこの橋か? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/05/17
    橋の下はどこの国も哀愁がある
  • ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 『ホテル・ルワンダ』なんかまるで役に立たない!

    こんなものにリンクされて、ものすごく脱力した。 http://blog.livedoor.jp/mahorobasuke/archives/50487989.html 僕は『ホテル・ルワンダ』を日で公開してもらうために、いろいろ尽力してきましたが、あの映画を観た後でも、こんなことを書く人がいるのを見ると、絶望的な気持ちになります。 この人は、僕が『ルワンダ』のパンフに関東大震災の朝鮮人虐殺事件について書いた意味がわからないようなので、もう一度書きます。 このルワンダの事件を、遠いアフリカの出来事として観ても意味がない。 虐殺は、どこの国でも起こってきたし、これからも起こり得ることであって、 私たちは誰でも、人を差別して迫害する、虐殺の種を秘めているんだということを自覚し、 ルワンダみたいな状況になった時、ポールさんのように行動できる人間にならなければ。 ところが、この人は、虐殺の種を抱え

    ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 『ホテル・ルワンダ』なんかまるで役に立たない!
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/04/28
    7年経っても状況は、在特会周辺がその殺部的行動に対するバッシングを少し受け、キーキーと騒ぐ程度である
  • 「本当はこんな歌」が単行本になります - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    週刊アスキーに連載した「当はこんな歌」が5月21日に単行として発売されます。 当はこんな歌 作者: 町山智浩出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2013/05/21メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (19件) を見る表紙は大好きなロッキン・ジェリー・ビーンさんです! それを記念して発売翌日5月22日の夜に宇川直宏くんのドミューンに出演します。 そこで、「この英語の歌の歌詞の意味が知りたい!」というリクエストに答えます。 メールtomomachi@hotmail.com、またはツイッターhttps://twitter.com/TomoMachiまでリクエストをお寄せください。

    「本当はこんな歌」が単行本になります - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 必ず映画『鈴木先生』を鑑賞した後にお読みください - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    日発売の週刊漫画アクションで、町山が連載していたコラムが最終回になります。 最後なので、漫画アクション連載の漫画が原作で、双葉社が製作費を出資した映画『鈴木先生』について率直な批評を書きました。 掲載された文は自分で短くしたものですが、以下に、短縮する前の原文を掲載します。 必ず、映画『鈴木先生』鑑賞後にお読みください。 ★UP後、思うところあり、補足しました。特に最後の太字の部分。 1987年、『八月の鯨』という映画で、リンゼイ・アンダーソン監督は、主演女優リリアン・ギッシュ(当時94歳)の顔を大きく捉えたショットを撮影した後、「ギッシュさん、ありがとう。おかげで素晴らしいクロースアップが撮れました」と言った。すると共演の女優ベテイ・デイヴィス(当時79歳)はこう言った。 「そうよ! 彼女が発明したんだもの」 正しくは、リリアン・ギッシュがクロースアップを発明「させた」のだ。 劇映画

    必ず映画『鈴木先生』を鑑賞した後にお読みください - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/02/19
    なるほど…ちなみにドラマ版から「鈴木先生」に入った人は映画版がどう映ったんだろう。
  • 『TEDテッド』の字幕に「くまモン」が出てくるわけ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    おかげさまで『TEDテッド』は大ヒットしました。ありがとうございます。 町山のトークショーについてのニュース↓ http://blog.eigafan.com/ted/ トークショーでは全部話しましたが、上のニュース記事は詳細を書いてないので、一応以下に文章化しておきます。 字幕について、日米の文化の差という敷居をなんとか下げられないかと思いました。 アン・リーを紹介するときに「目の大きな前田吟」と説明する感じです。 そこで、上のニュース記事の文中にあるように、以下の部分で原語の固有名詞を日の人にわかるように変更しました。 たとえ英語が百パーセント聞き取れてもアメリカで生活していないと意味がわからない固有名詞が中心です。 変更する際はツィッターで「原語ではこう言ってるんだけど、日人にはどういえばニュアンスが伝わると思いますか?」と公募したものから選びました。 「お前よりくまモンのほうが

    『TEDテッド』の字幕に「くまモン」が出てくるわけ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/01/23
    これうまいなあ>「俺をアルフと間違えてた。所ジョージじゃないっての」がNG→「俺をアルフと間違えてた。目がテンだったよ」 http://www.ntv.co.jp/megaten/
  • 水道橋博士『藝人春秋』について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    藝人春秋 作者: 水道橋博士出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/12/06メディア: 単行購入: 54人 クリック: 1,028回この商品を含むブログ (69件) を見る 水道橋博士著『藝人春秋』、著者から「好評すぎるので、気になるところを指摘してほしい」と言われたので、徒然に感想を書かせてもらいます。 『藝人春秋』は、水道橋博士が15人の人々の裏話を書いたで、書名の元になった『文藝春秋』はもともと文壇のゴシップ雑誌だったから、単なるダジャレではない。 15人の内訳は、そのまんま東、石倉三郎、草野仁、古館伊知郎、三又又三、堀江貴史、湯浅卓、苫米地英人、テリー伊藤、ポール牧、甲ヒロト、爆笑問題、稲川淳二、松人志、北野武……って、芸人は7人しかいないじゃんか! では、この15人をくくる枠は何か、といえば、「過剰な人々」ということだろう。過剰ということでいえば、古館氏などを除

    水道橋博士『藝人春秋』について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/12/13
    町山さんらしい書評/そしてブコメ一発目を見て突っ伏すw
  • 町山智浩アメリカ日記 2004-02-21 猪瀬も村上も「自分は偉い」というテーマを表現するパフォーマー

    少し前、猪瀬直樹を脅迫して捕まったおっさんが逮捕されたが、 その動機は「とにかくテレビを見ていると猪瀬は偉そうで偉そうで、ムカムカしてどうしようもなかった」というものだった。 そのオッサンに政治的、思想的背景は特になかったと報道されたと思う。 猪瀬の思想や意見ではなく、猪瀬の立ち振る舞いが普通の市民を犯罪に走らせたのだ。 オイラはオッサンは被害者だと思う。 犯罪に走るほどムカムカさせた猪瀬のほうが加害者なのだ。 言論人でもない一介の市民がテレビでエラソー光線を発射して攻撃してくる猪瀬から心を守るには脅迫しかなかったのだ。 なぜなら猪瀬は全身から「オレは利口でお前らはみんなバカだ光線」を発してるから、見るだけで非常に傷つけられてしまうのだ。 猪瀬の態度は不特定多数への侮辱罪として有罪にできないんですか? オイラも、そのオッサンと同じく猪瀬のなど一冊も読んだことないし、テレビで言ってる政治

    町山智浩アメリカ日記 2004-02-21 猪瀬も村上も「自分は偉い」というテーマを表現するパフォーマー
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/11/30
    あー、そうそう。猪瀬ってツイートとかからも、町山さんの言うサムシングがひしひしと伝わるのよね。
  • 上杉隆氏への公開質問状 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

    日深夜の上杉隆氏とのニコ生です。 http://www.nicovideo.jp/watch/1331900374 今回、上杉隆氏に対して行う質問は「重箱の角をつつくような」「些細なこと」ばかりかもしれません。 「彼は巨悪と戦っているのだから、そんな些細な疑惑で足をひっぱるな」と思っている方も多いでしょう。 ただ、ここで些細な疑惑によって、明らかにしようとしているのは、彼の資質の問題です。 彼は『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』という著書も出しています。 彼自身、↓このビデオで以下のように言っています。 http://t.co/1tkXKRsn 上杉隆:アメリカの、海外の新聞は何度間違えてもいいんです。ただ、 >一回嘘ついたら終わりなんです。嘘は一発で終わり。(中略)アメリカ中のメディアに対してブラックリストに載っちゃうからもう就職できないんです。で、あと、信用を失うから 今

    上杉隆氏への公開質問状 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/03/14
    町山さんが改めて、上杉隆に向けて公開質問状を。それでも上杉氏はのらくら逃げるのかなあ/再読。オチが秀逸。
  • ななこSOSと右翼(続き) - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    「ななこSOS」と右翼の続き。 僕が編集した右翼のに怒ったもう一つの右翼団体は上野にあった。 大喪の礼の時、僕らは愛国党の赤尾敏先生と共に皇居に行ったんだけど、 そこでひときわ大きな国旗を掲げた右翼団体が行進する姿を写真に撮って掲載したのだ。 彼らはその写真を無断で載せたから怒ったわけじゃなくて、 その写真の下にある岩上安身さんの文章で「天皇の葬儀だというのに金時計をじゃらつかせて来ている右翼どもがいる」と書かれており、それが自分達のことのようにしか見えない、と抗議してきたのだ。 今度は原稿を書いた岩上も編集長も来い、ということになった。 上野の事務所では顔を真っ赤にして怒り狂った十人以上の団員に囲まれた。 なかでも青年部の代表であるFさんは、体重百キロほどでUWFの中野龍雄にそっくり、 拓大の空手部出身と自己紹介した巨魁だったが、 「俺たちはヤクザが隠れ蓑としてやってる金儲け右翼とは違

    ななこSOSと右翼(続き) - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/03/08
    いい話だなー
  • エルトン・ジョンの「僕を救ったプリマドンナ」は誤訳 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    日発売の週刊アスキー、町山智浩の連載「当はこんな歌」では、エルトン・ジョンの「僕を救ったプリマドンナ」について書いています。 この邦題は誤訳で、実際は、「君というプリマドンナ気取りの女と無理やり結婚させられそうになっていたゲイの僕を止めてくれたシュガーベアというあだ名のゲイのヒゲクマさん」について歌っていたのでした。 2010年、テキサスに住むリンダ・ハノン(66歳)という女性が「エルトン・ジョンの元婚約者」としてマスコミに登場した。彼女はエルトンの75年のヒット・バラード「僕を救ったプリマドンナ」のプリマドンナだというのだ。 この報道をきっかけにいろいろ調べたら、この歌の邦題は完全な間違いだとわかった。 話は1967年に遡る。17歳の少年バーニー・トウピンは音楽雑誌NMEに載っていた「作詞家募集」の広告に応募して、新人歌手エルトン・ジョン(当時20歳)と出会った。二人は意気投合し、一

    エルトン・ジョンの「僕を救ったプリマドンナ」は誤訳 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 町山智浩が選んだ2011年映画ベスト10です - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    オイラは映画に点数つけるのは大嫌いなので、この順位はあんまり気にしないでください。 あと、アメリカでは2010年に公開されて、日では2011年公開の映画は、2010年のベストテンのほうに入ってます。 それに、この後も「デンジャラス・メソッド」とかいろいろ観るので、これは12月17日までに観た映画で好きな順に10並べただけです。 それに、当たり前ですが、出来の善し悪しは関係なく、あくまで個人的好みで決めてます。だから、たとえば『未知との遭遇』や『ET』に何の思い入れもない人は『宇宙人ポール』に泣けないわけで…。 コメディに偏ってるのも、あくまで好みです。 第1位 「宇宙人ポール」(12月日公開) スピルバーグの映画で育ち、アメリカ映画に憧れ、オッサンになってからアメリカに渡って、映画とは違う当のアメリカにびっくりする、という主人公たちは、オイラ自身です! ベストワン以外に考えられませ

    町山智浩が選んだ2011年映画ベスト10です - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2011/12/17
    町山さんによる2011年映画ベスト10
  • ZAKZAK反日記事のソースを調べてビックリ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    時間の午前2時頃、僕のツィッターに@MdMdTmsという人から、以下のような質問がありました。 @TomoMachi この記事にある「反日感情が高まってる」というのは、当に同情が吹き飛んでる感じなのでしょうか?日ではオバマさんが大使館で記帳するニュースやってたのに… http://ow.ly/4hfo2 【米“放射能パニック”隠蔽政府にヒラリー激怒「信用できない」】 ↓こういう記事でした。 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110318/plt1103181529003-n1.htm これに対して僕は、「アメリカで反日感情など高まっていません。在米の皆さん、そうですよね?」とツィートしました。 すると、在米だけでなく、世界中に住む人々から、以下のように答えが返ってきました。 ↓まとめ http://togetter.co

    ZAKZAK反日記事のソースを調べてビックリ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    kowyoshi 2011/03/19
    ZAKZAKの記事でニュー速にスレ立てした奴、まとめサイトに取り上げた奴、それをツイートした奴らに読んで欲しい記事
  • ロフトプラスワンで4月6日にトークショー - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

    トラウマ映画館 作者: 町山智浩出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/03/25メディア: 単行購入: 190人 クリック: 9,745回この商品を含むブログ (119件) を見る3月25日に発売の町山智浩の新刊「トラウマ映画館」(集英社)にちなんで、トラウマ映画トークショーやります! 幼少期についウッカリ見てしまって心の傷になってしまったタイトルも定かではないあの映画が蘇る! 【出演】 町山智浩(映画評論家)、平山夢明(作家)、柳下毅一郎(特殊翻訳家)、三留まゆみ(映画イラストレーター) 【司会】 多田遠志(ロフトプラスワン、ライター) 日時 4月6日(水) 夜18:30開場 19:30開演 前売¥2000/当日¥2200(ともに飲別) 前売チケットはローソンにて3月26日発売予定! Lコードは近日発表!

    ロフトプラスワンで4月6日にトークショー - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2011/03/17
    アメリカにも、ねらーみたいのがいるんだなあ。釣る方も全力でいく方も。でもUCLAの方はガチorz
  • 「天罰」とか口走る人間は最低である - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    石原の「天罰」発言がいかに最低か、このタンタンパメラというカソリック信者の女性(フロリダ在住)がYouTubeに上げた「神への感謝」を聞くとよくわかる。 以下は抄訳。 「神様って、なんて素晴らしいのかしら。こんなに早く祈りに応えてくれるなんて」 「40日続く四旬節の最初の聖灰水曜日に、私は神様にお祈りしたの。神を信じない人々の目を覚ましてください。あなたが実在する証拠を見せてくださいって。聖書の神だけが真実だってことを」 「それから何日もしないで、神様は日という国を揺らしてくれたのよ。神様は文字通り日の肩をつかんで『いいか、見ろ、わしはここにいる』って言ったのよ」 「私は当にうれしくて、元気づけられたわ」 「一日祈って、二日祈っただけで、神様は人々に『お前らは地獄に行くぞ!』と言ってくれたのよ。40日間の祈りの後にどんな凄いことが起きるか想像してみて!」 「おお神様、神様がアメリカ

    「天罰」とか口走る人間は最低である - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    kowyoshi
    kowyoshi 2011/03/16
    とりあえず、猪瀬直樹に働きかけて、この動画を都知事候補全員に見せようよ。