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ブックマーク / essa.hatenablog.com (21)

  • ロードマップ指向とエコシステム指向 - アンカテ

    IT業界の世代間ギャップを「ロードマップ指向 VS エコシステム指向」という図式でまとめるとうまく整理できるような気がしてきた。 他の業界でも、常に勉強してないと仕事にならない所では、似たような問題があるかもしれない。普通の人は「ロードマップ」の中では真ん中を進むべきで、「エコシステム」の中では真ん中を避けるべきだ、という話。 私は、80年代からずっとプログラマをしていて、今でも現場でコードを書く仕事をしているので、同世代の人から、彼らと現場の若い人との仲裁役というか通訳のようなことを期待されることが多い。 確かにそこには微妙なギャップがあって、自分はどちらの言い分にも共感する所があるので、なんとかそれを言葉にしたいのだが、なかなかうまく言えなかった。 プログラマという仕事は、今も昔も勉強をしてないと普通の仕事も成立しないのだが、その勉強の仕方というか意味づけが、違ってきていると思うのだ。

    ロードマップ指向とエコシステム指向 - アンカテ
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    kozai 2019/07/07
    Pickしました
  • 原油高と同じくらい深刻な「ホワイトカラーの仕事破壊」 - アンカテ

    人は海外からやってくる危機には敏感に反応する。原油高とか円高とか新型インフルエンザとかはよく報道されるし、政府の対策が不適切だったら批判も高まる。 私は「成長戦略」として語られている問題も来は、そういう種類の問題だと思う。 しかし「成長戦略」という言葉はヌルい。ヌルすぎる。なんか、やってもやらなくてもどうでもいいけど、やるとちょっとボーナスが増えるみたいから、気がむいたらちょっとやってみるか、みたいな感じ。 当は、これは原油高に匹敵するような日にとって大きな問題だと思う。原油は間接的にあらゆる製品の材料になっているから、原油の高騰はどんな産業にとっても大問題だ。 それと同じように、今、ホワイトカラーの労働力の単価が急激に落ちている。日は直接間接にホワイトカラーの労働の成果を海外に売ってってる国だから、これは、逆に言えば、あらゆる資源が高騰しているということだ。 「成長戦略」と

    原油高と同じくらい深刻な「ホワイトカラーの仕事破壊」 - アンカテ
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    kozai 2014/05/25
  • 一斉同報送信からクラスタの時代へ - アンカテ

    今年も、尖閣ビデオからtwitterによる不倫暴露まで、さまざまな「流出事件」が話題となったが、私が一番衝撃を受けたのは、警視庁の公案資料流出事件だ。 捜査関係者によると、警視庁には情報管理部門が管理して外部に接続していない庁内LANがあり、アクセス制限などセキュリティーが徹底されている。しかし、外事3課内には庁内LANとは別のネットワークが組まれていたという。 しかも、この記事によると、問題の外事3課内には、セキュリティが考慮されてない「別のネットワーク」が組まれていて、このネットワークを通して、機密資料が誰にでも閲覧できる状態だったと言う。 これは一般の企業ではよくあることだ。システム部門等全体を統括する部署は、万が一の漏洩のリスクを減らすことを重視するので、現場の不便さを考慮しないで、必要以上に厳格なシステムを導入しがちである。現場はそれでは仕事にならないので、何とかして抜け道を探し

    一斉同報送信からクラスタの時代へ - アンカテ
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    kozai 2010/12/29
  • ようつべ買収はグーグルの世界政府β版=日本政府2.0への序曲 - アンカテ

    「すべてを破壊していく」を日先行でやったらとしたら見物だなあ.... 確かに! グーグルがYouTubeをどうするつもりなのかは私には予想がつかないが、買収したらYouTubeの持っているコンテンツを徹底的に調べることは間違いないだろう。 どの会社のコンテンツがたくさんあるか? どこの国のユーザが多いか? 提携可能な会社、敵対関係になる会社はどこか? そうしたら、たぶんいろいろな分析結果で日の占める割合が多いことがわかる。 事業戦略としては、まず、からんできそうな日の会社の手の内を読まなければならない。日についてよく知らなかったら「これだけコンテンツを集めているのに現段階で何のアプローチもないとしたら、先方はよほど有力な対抗サービスを計画しているのかも」みたいな誤解もするかもしれないけど、もっとよく調べれば、相手があまりにも無策なことがわかってビックリするだろう。 弾さんが言うよう

    ようつべ買収はグーグルの世界政府β版=日本政府2.0への序曲 - アンカテ
  • 「法」と「制度」について 〜 YouTubeを例題として - アンカテ

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - YouTubeと小泉郵政改革の共通点は「合意形成プロセスの再起動」の続きのメモ。 阿部謹也さんが言っていたけど、ヨーロッパでも中世のある時点まで、お話の中の登場人物には自由意思がなかった。たとえば、誰かが殺されて親族が仇討ちする時、共同体の意思(ルール、しきたり)がそのまま個人の意思であって、それは、共同体の意思と個人の意思が一致しているというより、個人の意思が存在してなくて、個人は共同体の細胞みたいなものであったと。 その状態では、個人=市民は存在してなくて、個人=市民と社会=共同体の葛藤も存在してなくて、両者を隔てる壁もなければ、両者を調停する法律も不要である。だから、国家というのは、その時には存在していない。 個人=市民という意識が発生してはじめて、個人=市民 VS 社会=共同体の葛藤が発生して、それを調停する機関として国家が

    「法」と「制度」について 〜 YouTubeを例題として - アンカテ
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    kozai 2006/09/30
  • グーグル論への反応には奇妙な空白域がある - アンカテ

    梅田さんはブックマーカーとしても大きな影響力があって、梅田さんがブクマした記事は、普段より多くの人に閲覧されているようだ。自然とブックマークや言及も多くなる。 しかし、時に、それが広がらないこともある。つまり、梅田さんには注目していただくことができたけど、他の人には何故かあまりウケない記事も存在する。そういう記事の傾向を調べると、面白いことが浮かぶあがってくる。 ベースとなるのは次の一覧。 圏外からのひとことで梅田さんがブクマした記事の一覧 アンカテで梅田さんがブクマした記事の一覧 ここから日現在、ブックマーク数が10以下のものを抜き出してみた。(「圏外」時代の記事でコメントに関連しないものはアンカテのエントリにしています) scanning every ATOM on the earth 自分にとっての未知の領域で偉くなった二人が旧友モードに戻ったのはjkondoネタでした 理系的ラッ

    グーグル論への反応には奇妙な空白域がある - アンカテ
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    kozai 2006/09/28
  • インターネット改憲運動? - アンカテ

    another aspects from txk - インターネット精神の継承 このエントリによると、NGNというテーマの中で、「インターネットで使われている技術を応用して他の通信をもっと具合よくしよう」という話と「他の通信で使われている技術を応用してインターネットの具合をもっとよくしよう」という話が奇妙に混線しているようです。 「インターネットで使われている技術を応用して他の通信をもっと具合よくしよう」であれば、変わるのは他の通信なのでインターネットのユーザには関係無い話ですが、「他の通信で使われている技術を応用してインターネットの具合をもっとよくしよう」という話だと、変質するのはインターネットの方です。 「変質するとしてももっと良くする話なら結構な話じゃないか、どんどんやってくれ」とか思ってると、これがそうじゃないんです。 「インターネットを良くしよう」という話には、ほとんど必ずワナが

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    kozai 2006/09/11
  • 時計の存在とネットの存在が要請する社会人としての常識 - アンカテ

    「時間を守る」ということは、社会人としての常識の基中の基である。 しかし、Wikipediaの時計の歴史によると、ゼンマイが発明されて時計が携帯できるようになったのは、1500年頃だ。そんな時代に「時間を守れ」と言ったら、「そんなこと絶対不可能」と思っただろう。いや、まず「時計」なんてものを見たこともなくて、「時間を守れ」という倫理が何を意味しているか理解不能な人が大半だったはずだ。そして多少は意味が通じるようになっても、時計なんて高価なものを買えるのはごく一部の特殊な人であり、性格が良くて勤勉でも「時間を守らない」だけで人が失業するなんて時代が来るとはとても想像できなかっただろう。 「時間を守る」という概念が一般化したのは産業革命以降のことである。大勢の人が工場で生産活動をするようになってはじめて、そういうことが一般人に要請され、同時に、その気になれば時間を守ることができるようになっ

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    kozai 2006/09/04
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - Web2.0の中の無知の知

    三上のブログ:梅田×西垣対論 横浜逍遙亭:メディアの憂 朝日新聞に対論「ネット新時代 何もたらす 梅田望夫さん 西垣通さん」という記事が載ったそうだが、この二つの感想を読むと、なんとなく、よく見慣れた構図が繰り返されているように見える。 梅田ファンの多くは、こういう反論に傷しているのではないかと思うが、それは別にWeb2.0や梅田さんを何が何でも礼賛したいわけではない。むしろ、梅田さんと釣り合うような批判的見解を求めていて、当の意味での「対論」を見てから、どちらが正しいか自分なりに考えてみたいと思うのだけど、なかなかそれが見つからないという感覚だと思う。少くとも私はそう感じている。 ネットやシリコンバレーについての実践的知識で比較して梅田さんに釣り合う人というのは、基的には業界関係者になるから、それでいて批判的な人というのは、見つけるのが難しい。私の望みは無理難題だろうか。 いや、

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    kozai 2006/08/08
  • Googleがしている明白に邪悪なこと - アンカテ

    Google論は一筋縄ではいかない」というのが私の持論ですが、現在、Googleは明白に邪悪なことをひとつしていると思います。 それは、悪徳商法?マニアックスに関するGoogle八分問題を解決しないまま、「不当な検閲はしてない」と日法人の社長がメディアを通して訴えていることです。 悪徳商法?マニアックスのGoogole八分は現在も継続中(こちらに出ている方法で誰でも確認できます) 一方、Beyondさんの個人情報晒しについては放置、謝罪等も無し 佐々木俊尚氏のグーグルGoogle 既存のビジネスを破壊するでもこの問題が取りあげられている 「不当な検閲はしてない」とメディアを通してアピールしている この4点のどれかが欠けたら、私としては「明白に邪悪」とは言えないと思います。私企業の公的な責務は、経営者の判断にゆだねられる部分が大きく、このような前例の無い問題は、コンセンサスを得るまでに

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    kozai 2006/07/29
  • 映像がURLで細切れに参照されたらテレビが死ぬ - アンカテ

    ITmedia News:「このビデオのここから見て」がGoogle Videoで可能に Life is beautiful: YouTubeが違法なら、ソシアル・ハードディスク・レコーダではどうだろう キャズムを超えろ! - UIE中島さんの【ソシアルビデオクリッピング付きHDDレコーダ】エントリで極秘社内企画書が公知のものとなってしまったのでヤケクソになって企画書を公開! Web 2.0対応家電はいつ登場するか:ITpro 音楽配信メモ YouTubeコラムをNIKKEI NETに寄稿して思ったことなど テレビの権益とは、映像のコピペ権ではなくて、映像をパッケージングする権利である。 Youtubeが問題なのは、コピペし放題なことが問題なのではなくて、URLで映像の断片を指差すことが可能になって、それがブログと同様の参照のネットワーク取りこまれてしまうことだ。コピペ権はそれを防ぐ為の口

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    kozai 2006/07/24
  • あなたは自分で選択できる「世界」の中に住んでいる - アンカテ

    (2007/3/29 追記) このエントリで参照している、Lynne Twist さんの講演録の日語訳は、リン・トゥイスト『ソウル・オブ・マネー』日語訳 - harunoriyukamu :: wiki - livedoor Wiki(ウィキ)に移転しています。 (追記終わり) Lynne Twistという人の素晴しい言葉 私たちは当の所、「世界」の中で生きているのではないと思います。 私たちが住んでいるのは、「世界」についての「会話」の中です。 「世界」そのものは望むように変えることはできないかもしれない、でも「世界」についての「会話」を変えることはできるはずです。 そして、「世界」についての「会話」を変えた時に、あなたの人生は一変します。 なぜなら、あなたが当に住んでいるのはその中だからです。その「会話」の中にあなたは住んでいるのです。 出典は、このインタビューの18:00から

    あなたは自分で選択できる「世界」の中に住んでいる - アンカテ
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    kozai 2006/05/13
  • Winny規制はもしやるなら責任者を明確にして実施すべき - アンカテ

    仮に,総務省がぷららのWinny遮断を認めたとすると,それに追随するプロバイダが必ず登場する。前述のぷららネットワークス中岡氏の発言のように,プロバイダの立場に立てば,Winnyは厄介者以外の何者でもないからだ。ほかのプロバイダもWinny遮断に踏み切った結果,極端なケースでは,日中のすべてのプロバイダがWinnyを遮断する可能性だってある。そうなると,日国内からWinnyネットワークは消滅する。 これがWinnyだけで済めば,もしかしたら望ましい結果をもたらすかもしれない。しかし,プロバイダが特定のアプリケーションをインターネットから排除できるという道筋を作ってしまうことになる。規制が一層強化される危険性をもたらす結果となるだろう。 ここがポイントだが、ここに至る道筋も丁寧でよいと思う。 この記事では、まず規制目的を次の4つに分ける。 他のユーザーの通信への悪影響を防ぐ 大量のトラフ

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    kozai 2006/04/27
  • Winnyの「要求仕様」と「設計」と「実装」 - アンカテ

    (4/21 追記) Winnyには、実装上の大きな問題があるという報告があります。Winnyユーザの方は、こちらをすぐ見てください→アンカテ(Uncategorizable Blog) - Winnyに実装上の欠陥あり! (追記終わり) 私はこの場で何度も書いているが,ソフトウェア品質で大事なことは「バグがない」ことではなく「逸脱(Deviation)がない」ことである。製造上の欠陥(バグを含む)は設計からの逸脱なので比較的発見しやすい。設計上の欠陥は要求からの逸脱と言えるわけだが,この判定はちょっと難しい。 これを補助線にして、「要求仕様」「設計」「実装」の3レベルでWinnyの問題を考えてみた。そうすると、バグ有りWinnyとバグ無しWinnyはやはり区別すべきだと思うで私が高木さんに主張していたことが明確になってくる。若干繰り返しになる部分もあるが、この枠組みで書き直してみたい。 W

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    kozai 2006/04/21
  • グーグルの閉店大セール=全てのサービスの有料化 - アンカテ

    グーグルの経営者が「閉店在庫処分大セール」をしようとしたらどうなるだろうか?つまり、店をたたんで明日から悠々自適の生活を送ろうと考えたらどうするだろうか。 もちろん彼らは、何もしなくても手持ちの資産だけで、一生、贅沢三昧で暮らしていけるだろう。だから、これを「会社の潜在的な資産を全て現金化する」と言いかえてみる。 普通の店だったら、全ての商品を値下げして、大安売りすることになる。ところがグーグルの場合は、全てのサービスの有料化になるだろう。検索エンジンからGMailから最近始まったカレンダーサービスから、何もかも有料化する。広告関係は仲介手数料の大幅値上げ。 有料化することで、ユーザは激減し、どのジャンルでも無料の対抗サービスが立ち上がり、企業イメージは最悪のものになる。インターネット自体が変質すると言ってもいいような大騒動になるだろう。 だが、どのサービスにも、「これがなくては何も始まら

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    kozai 2006/04/16
  • 情報無しで事前に沈静化するブロゴスフィアの方がいいのだろうか? - アンカテ

    花岡信昭氏のこれでいいのか? ブログ世界の理不尽な未成熟さは、実に興味深い文章である。 以上の状況を詳細に伝えたことによって、ブログの世界はようやく沈静化に向かった。 結論として、事実を詳細に伝えたら沈静化したという話なのに、タイトルが「ブログ世界の理不尽な未成熟さ」となっている。私は、この事件の事実関係については全く追いかけてないが、この記事が示していることは、「事実がなければ沈静化しないし事実があれば沈静化する」ということではないだろうか。 この記事によれば、経緯は以下の通り。 トリノオリンピックのNHKの中継映像で荒川静香選手のウィニングランがカットされた 「日の丸の映像を映さない為の意図的なカットではないか」という疑惑でネットが騒いだ 「筆者がささやかに配信しているメルマガ、ブログに書いたら、すさまじい反応が来た」 「しっかりと「取材」し直し、TOBOの中継予定表も入手して克明に書

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    kozai 2006/04/05
  • mixiが2ちゃんねるを駆逐できない理由 - アンカテ

    J0hn D0e の日誌 - ネットにはサザンクロスシティという居心地の悪い街「しか」存在できないのかというエントリは、銀座のどまん中でなければ無人島に一人に通じる話で、やっぱり同じようなことを考える人はいるのだなあと思った。 それで、これに対する今目に見える対策としては、やはりSNSだろう。特に、FOF(友達友達まで公開)というアイディアにはなるほどと思わされた。mixiが大盛況なのもうなずける。 しかし、これはどうにも質的な解決には思えないのだが、そのあたりがised@glocom - ised議事録 - 10. 倫理研第7回:共同討議第2部(2)で議論されていた。 加野瀬: 共通IDで討議の空間をつくっても、おそらく不満が生まれて匿名空間に流れると思います。実例を挙げれば、2ちゃんねるSNS板にはmixiのスレッドがアホみたいにあって、2ちゃんねるのことを「悪口で繋がる自由」と

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    kozai 2006/03/31
  • PSE法で経産省は誰に話を聞けばよかったのか? - アンカテ

    行政が法律を作る時には、たぶん、関連する業界団体等に非公式のヒアリングを行なっていると思う。その中で、そういう団体の関係者と利益と官僚の利益が擦り合せられて、それを骨子として公式の調整過程がスタートするのだろう。 ここだけ見ると「利権の温床」としか言えないが、同時に、この非公式のヒアリングは、官僚の情報収集という側面もあったはずだ。つまり、法案の表向きの目的にしてもそこに寄生する人たちの利益にしても、そこに関わる人たち全体の構図が見えてないと目的を達成できない。一般に、自分たちの利益と相反する人の動向には誰でも敏感なので、業界と消費者が対立するものだとしたら、何が消費者の不利益になるか、当によくわかっているのは業界団体のはずである。 PSE法の場合、陰で誰がどのような利益を得ようとしていたのか見えてないが(そんな裏の動きはないのかもしれないが)、これを巡る行政のドタバタ劇を見ていると、こ

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    kozai 2006/03/26
  • 新人向けネットワーク教育超オススメ本 - アンカテ

    「新人教育で今年はネットワークについて教えたいが、何かいいがないか?」と聞かれて、探してみた所、ベストながありました。 自分のペースでゆったり学ぶTCP/IP (絵でラクシリーズ) インターネットには、当然、さまざまな技術が使われていて、また当然、「通信」というのは、その基礎中の基礎なんですが、これが実に教えにくい代物です。基礎と応用と応用の応用とそのまた応用、以下何レベルもの応用の応用が、ごちゃごちゃになって使われていて、またそのそれぞれの応用レベルXがすごい勢いで進化しています。 ブログだRSSだWEB2.0だWinnyだと応用の先っちょだけを追っかけていたら、竹馬に乗っているようなもので、足元がふらついてしまい、いつコケるかわからない。 かと言って、やはり何事もまず基礎からじっくりとやるべきだと、LANケーブルを通る電気信号のことから勉強していたら、日常的に触っている「ネット」か

    新人向けネットワーク教育超オススメ本 - アンカテ
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    kozai 2006/03/24
  • Winnyが残したもの - アンカテ

    (4/21 追記) Winnyは安全ではありませんでした。Winnyには、実装上の大きな問題があるという報告があります。Winnyユーザの方は、こちらをすぐ見てください→アンカテ(Uncategorizable Blog) - Winnyに実装上の欠陥あり! (追記終わり) Winnyはバージョンアップを停止しているにもかかわらず、致命的なセキュリティーホールが発見されてない。これは、天才プログラマー仕事としては当然のことなんだろうが、普通のことではない。このことによって、日の一般人が激しく勘違いしてしまったことがある。「P2Pは安全なものだ」と思ってしまったのではないだろうか。 Winnyは安全である。メーラーやブラウザのように、外部から来たデータがオペレータの意図に反して、間違って実行されてしまうことがない。来、ワームとは利用者に何の落ち度がなくても拡散するものであり、Winny

    Winnyが残したもの - アンカテ
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    kozai 2006/03/23