「私はリベラルだと思っていない。保守だ」 谷垣禎一法相は28日の衆院予算委員会で、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に関し、民主党の長妻昭元厚生労働相に「リベラルの谷垣氏はどう考えるか」と尋ねられ、こう反論した。
河野洋平元衆院議長は29日、東京都内で講演し、安倍晋三首相が集団的自衛権の行使容認を目指していることについて「(議論は)あからさまに中国が仮想敵国になっている。『わが国の平和と安全を守る』というより、外交的に隣国と話をすることが先で、その方が効果的だ」と批判した。 さらに、首相が掲げる「地球儀外交」を引き合いに、「世界中を飛んで歩いているのは尊敬するが、深刻な問題を抱える隣の国だけ行かないのは、いかがなものか」と指摘し、「島(尖閣諸島)の問題と歴史認識の問題をなんとかしないといけない」と主張した。 一方、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」に関しては、政府が進める談話作成時の検証作業を念頭に「できるだけ静謐(せいひつ)な状況の中で冷静に話をし、結論を導き出してほしい」とだけ語った。
楽天・星野仙一監督(67)が厚生省指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」などのため長期戦線離脱が必至。その星野ショックが、球宴という思わぬところに及んだ。 29日に都内で予定しているオールスター要項記者発表の特別ゲストとして、今夏の両リーグの指揮を執る、昨年のリーグ優勝監督の楽天・星野監督と巨人・原辰徳監督が出席予定。これ以上のはまり役はなかった。 昨年の楽天対巨人の日本シリーズは、24連勝の田中将大(現ヤンキース)の存在もあり、テレビの視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)も久々に30%に迫る数字を記録。第6戦が28・4%、第7戦は27・8%。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第3回大会の日本代表対台湾代表の26・5%、日本代表対ブラジル代表の25・4%を上回る快挙だった。 その日本シリーズを戦った両監督が登場するはずだった会見が、星野監督の予期せぬアクシデントでご破算。28日に楽天
漫画「美味しんぼ」による風評被害に、自民党が本格的に取り組み始めた。30日の党環境部会では、福島第1原発に近い福島県相馬地方(相馬市、南相馬市、新地町、飯舘村)で行われた「住民の健康状態に関するアンケート結果」が公表されたが、2011年3月の原発事故の前後で「鼻血の症状」に関する変化はほぼなかったのだ。同部会長の片山さつき参院議員を直撃した。 「部会では、漫画の中で『私も鼻血が出る』と語っていた井戸川克隆元双葉町長に党本部に来ていただき、意見を聞くべきだ、との意見も出ましたが、それよりも、もっと包括的データが大事だと考えました」 片山氏はこう語った。 注目のアンケートは、「相馬地方市町村会」と「相馬郡医師会」に、「事故前と比較して鼻血が出るようになったという症状を訴えた人がいたか」と聞いたもの。 相馬地方市町村会では、11年度に計8695人、12年度に計1万1710人、13年度に計1万17
「残業代ゼロ」制度が提案される5月28日、産業競争力会議の雇用・人材分科会(主査 長谷川閑史氏・武田薬品工業代表取締役)が、「個人と企業の持続的成長のための働き方改革」という文書を公表し、その中で「3.新しい労働時間制度の考え方」を発表しています。これは、メディアでも取り上げられているいわゆる「残業代ゼロ」制度です。 原文(PDF) 報道もたくさんされています。 朝日新聞「残業代ゼロ」案修正へ 幹部候補に限定、年収は問わず 日本経済新聞 労働時間規制を緩和 高度専門職、働き方柔軟に SnkeiBiz 労働規制見直し、対象議論 競争力会議 新制度導入へ提案 しんぶん赤旗 残業代ゼロ 導入方針 産業競争力会議 労働時間規制なくす この案は、あまりにつっこみどころの多い提案なので、何から伝えればいいのか分からないまま時は流れるのですが、今回は超基本的なところから考えてみたいと思います。 残業代っ
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は29日、国会内で記者会見を行い、維新を分党し新党を結成すると正式に表明した。「石原新党」には元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏も参加する。橋下徹共同代表(大阪市長)も同日、市役所で記者会見し、結いの党との合流を進める考えを強調した。 石原氏は記者会見で、結いとの合流について「憲法や集団的自衛権の見解に大きな齟齬(そご)を感じ、合体するゆえんはない」と強調。「憲法を変え、この国を立て直したい。政治生命を賭して志を遂げたい」と新党への意欲を語った。 橋下氏は、石原氏について「政策面で重なるところが多く、できる限り一緒にやっていきたい」と今後の連携に意欲を示した。分党後の維新で党代表選を実施し、新執行部を発足させる考えも明らかにした。 維新は29日夜の執行役員会で、6月22日が会期末の国会閉会後に分党することを正式に決定。いったん解党した上で双方が新党を結成
高崎市上佐野町で10月から利用開始予定の上信電鉄の新駅の名称や出入り口のデザインなどを小中学生が考えた。駅名は「佐野のわたし駅」。採用された小中学生が22日、市役所で富岡賢治市長に表彰された。 市は、県内の小中学生に駅名などを募った。地元を中心に駅名196件など計533件の応募があった。駅名は、地元の市立佐野小学校4年の佐藤翠(すい)さん、同3年の笹井憂唯(ゆうい)さん、同2年の清水圭冴(けいご)君が別々に応募し、採用されたという。佐藤さんは「昔、近くの烏川で渡し船があったと教わった。渡し船も駅も人をつなぐから」と話した。 出入り口の門をデザインした市立佐野中学校2年の手島彩華さんは「地域の歴史を知ってほしい」。ホームに立つ駅名標のデザインは佐野中3年の松下凌久(りく)さん、佐野小3年の愛依(あい)さん兄妹の作品が選ばれた。(遠藤雄二)
公明党の漆原良夫国対委員長は29日夜のBS11番組で、集団的自衛権の行使容認問題をめぐる政府、自民党との対立が先鋭化した場合に連立政権から離脱する可能性を否定せず、安倍晋三首相を牽制(けんせい)した。「(公明党の)山口那津男代表は『連立離脱はない』とは言っていない」と述べた。
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