オリックスは19年ぶり、広島は24年ぶりと、久びさのV奪還を目指す両リーグの新主役コンビが開幕後、いきなり最下位に低迷している。5日の時点で、オリックスが4連敗で1勝8敗、広島は6連敗で2勝7敗という惨状だ。 オフの補強に関しては対極的だった。広島はピンポイント。大リーグ球団からの年俸20億円オファーを蹴り、4億円で復帰した“男気”黒田景気で沸いた。オリックスはブランコ(前DeNA)、中島(前アスレチックス)、小谷野(前日本ハム)、投手陣にもバリントン(前広島)が加入、37億円とも言われる巨額を投じた。誤算は何か。 広島は“男気”祭りの盛り上がりの陰に隠れてしまったが、昨季セ・リーグ本塁打王の主砲・エルドレッドの故障による出遅れがダメージに。4日の中日戦(ナゴヤドーム)で7回3失点の粘投ながら負け投手になった黒田が象徴的。打線の援護がもらえない。 オリックスは巨大補強で厚くなったはずの投打
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