師匠か、恩師か、はたまた一生のライバルか。相思相愛ならぬ「相師相愛」ともいえるふたりの姿をご紹介。連載「相師相愛」第54回は、実は従兄弟の起業家ふたり。 セーフィー 代表取締役社長 佐渡島隆平が語る、佐渡島庸平 子供の頃から、庸平はとにかく本を読んでいましたね。びっくりしたのは、一緒に住んでた時、学校の劇が気に入らない、と先生の用意した脚本を書き換えたことです(笑)。小6ですよ。それで講談社に入って活躍して、おいしい人生だなぁと思っていたら、独立して。聞けば、自分たちでクリエイターを直接サポートして、面白いものを届けたいという。今も覚えているのは、「漫画でノーベル賞を取りたい」という言葉。今は小説と詩だけだけれど、面白い漫画でもいいはずだ、と。すごいなぁ、と驚きました。 社会人になってからは、2、3ヵ月に一度は一緒にゴルフをしたりして、しょっち