昨日のSkypeでの長時間の会話から、気になった発言、印象に残った発言を書き留める。「A」が相手で、「Y」がオレである。 文化本質主義そのものが間違っているのではなく、文化本質主義の機能のしかたが間違っていた(「この芸術の素晴らしさ」が判らない人間を抑圧し、排除するように機能してきた)わけで、この点に自覚的であれば、文化本質主義的な言説を口にしてもかまわないのではないか。(A) フランスではナガサキはヒロシマに較べると知名度が低い。これにはいろいろと複雑な事情があるようだ。(A) フランスはとにかく「制度」が強固な国。どんなに美しくておいしいフランス料理を作るシェフがいたとしても、彼が「フランス料理」という制度に属していなければ、それは「フランス料理」とは見做されない(ゆえに日本には「フランス料理」はない)。反対に制度に属しているシェフであれば、鮨を握ろうが、チーズバーガーを作ろうが(実際