NPO法人「日本ポーカー協会」(東京)に21日入った連絡によると、米ラスベガスで行われていた第43回ポーカー世界選手権で、北海道出身で東京在住の木原直哉さん(30)が、計419人の参加した3日間のトーナメント戦で優勝した。賞金は約4千万円。日本人の優勝は初めてという。 木原さんは東大在学中からバックギャモンに傾倒。バックギャモンのプレーヤーの多くはポーカーでも活躍しており、木原さんも昨年の日本選手権で準優勝してからポーカーで海外を転戦、1年目で頂点に立った。 木原さんは「ゲームに集中し過ぎ、あまりにもあっさり優勝できて実感はない。将来はポーカーの契約プロを目指す」と話した。