さて、ボードゲームといっても、囲碁や将棋やバックギャモンといったクラシカルなものだけではない。そこで、さまざまな種類のゲームを取り上げている本を紹介しよう。 ボードゲームの大きな潮流に、ドイツボードゲームがある。ドイツのゲーム?という人もまだ多いかもしれないが、これが面白いんですよ! 1980年あたりからドイツではボードゲームが発達、定着していった。愛好家たちの間では、日本でも、ずっと前から遊ばれていたんだけど、最近ちょっとしたブームなのである。 ドイツボードゲームの傑作『カタン』 (公式サイト)の日本語版をゲームメーカーのカプコンが2002年7月に正式発売。3、4人で遊べ、1プレイ1時間程度。「交渉できるマージャン」といった印象のゲームで、とても面白い。また『AG Magazine』(公式サイト)というカードゲームやボードゲームを扱った季刊誌も7月に創刊された。 こういったドイツ
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