【大阪支社】大相撲春場所千秋楽は27日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われ、盛岡市出身の西十両2枚目、錦木(25)=本名熊谷徹也、伊勢ノ海部屋、盛岡・米内中=が勝って10勝5敗とし、来場所の新入幕を確実とした。本県出身力士の新入幕は、2000年夏場所に昇進した久慈市山形町出身の栃乃花(春日野部屋、現二十山(はたちやま)親方)以来16年ぶりで戦後10人目。 錦木は06年春場所初土俵。10年初場所に幕下昇進し、12年九州場所で幕下優勝。足踏みが続いたが、14年秋場所から昨年春場所まで4場所連続で5勝2敗の好成績を収め、5月の夏場所で初めて十両の土俵に上がった。 昇進後は先場所まで5場所中4場所で勝ち越す安定した成績を残し、自己最高位で臨んだ今場所は3日目から6連勝するなど10日目に4場所連続の勝ち越しを決めていた。 来場所の新入幕を確実にした大相撲の十両錦木関(伊勢ノ海部屋)は27日、会場