2016年9月から、東急電鉄が取り入れたのは「サテライトオフィス」の活用。同社が展開するサテライトシェアオフィスを本社勤務社員が使えるようになったことで、業務効率化をはじめとする、さまざまな効果が期待されています。一体どんなものなのか、早速見ていきましょう。 時間の自由度をアップする制度を導入 東京急行電鉄(東急電鉄)の企業分析・研究レポートによると、「勤務スタイルが柔軟」という問いにYESと答えた人は36%にとどまりました。しかし、同社は2015年度を初年度とする中期3か年計画の重点施策のひとつとして、「ライフスタイル&ワークスタイル・イノベーションの推進」を掲げ、時間の自由度を上げる取り組みに力を入れています。具体的には、次のような制度を取り入れているようです。 ●スライド勤務 7時30分から10時30分の間で、始業時刻を30分ごとに繰り上げまたは繰り下げできる制度。終業時刻も同時間繰