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ブックマーク / sakstyle.hatenadiary.jp (3)

  • 草野原々『最後にして最初のアイドル』 - logical cypher scape2

    ラブライブ!の二次創作(として発表後、固有名詞が変更されたもの)が、ハヤカワSFコンテスト特別賞を受賞したと話題になった作 とにかく、事態があれよあれよとスケールアップしていき、次々と開陳されていくSFネタを楽しんでいるうちに、アイドルとはそういうことだったのかというオチに達する。 Amazonレビューを見ると、元ネタは知らないが面白かった、というものが多く見られるが、まあ実際のところ、ごくごく普通の感覚でいえば、あまりラブライブ!関係ないのでは、という話ではある。 もちろん、ラブライブ!を知っていれば、登場人物の名前が古月みかと新園眞織になっているものの、完全ににこまきで脳内再生されるし、冒頭の展開は、にこまきSSとかでそこそこありそうな話ではある。 うちのブログを読んで、これを読んでみようと思うラブライバーはあまりいないと思うが ある程度SFに親しんでいないとよく分からない部分が多い

    草野原々『最後にして最初のアイドル』 - logical cypher scape2
  • 浅田稔『ロボットという思想』 - logical cypher scape2

    認知発達ロボティクスについての。 CB2という、赤ちゃんを模したヒューマノイドは、一時期よく写真を目にしたが、それを開発したプロジェクトに関わるものが主。 この、出た当初から気になってはいたのけど、結局読まないままでいて、谷口忠大『記号創発ロボティクス』 - logical cypher scapeを読んだのをきっかけに、そういえばと思い出して、読んだ。 2010年のなので、もう5年も経っていたか……。 CB2は、写真とかはよく目にしていたから、何となく知っている気でいたけど、実際読んでみて、こんなことやってたのかー知らなかったー、というのが多かった。 浅田稔および認知発達ロボティクスというと、瀬名秀明と共著があって、けいはんなで社会的知能発生学研究会というのをかつてやっていた。阪大の浅田、石黒、東大の國吉、はこだて未来大の中島、茂木健一郎、瀬名などなどのメンバーの研究会。今、改めて

    浅田稔『ロボットという思想』 - logical cypher scape2
    kujoo
    kujoo 2015/02/02
  • ジェラルド・M・エーデルマン『脳は空より広いか』 - logical cypher scape2

    脳神経科学者エーデルマンによる、「意識」についての研究の一般向け啓蒙書。 基的には、全くその通りだよなあと思いつつ読んだけれども、うむむまだよくわからんなーという部分もあった。 とりあえず、まずはの内容をざっと紹介。 意識について エーデルマンは意識の特徴として、主観的であること、統合されていながら、かつ変化していくことなどを挙げている。 特に重視しているのが、統合されながら変化していくということである。 意識は、様々な要素が合わさって単一のシーンとして構成されている。目に見えている様々な感覚やら感情やら何やら。そしてその中から要素だけを取り出そうとするのはほとんど不可能(例えば、クオリアについて、「赤」のクオリアなどといって、あたかもそれだけ単独で取り出せるかのように語られることがあるが、それを否定している)*1。そのように統合されながらも、時間的推移にともなって次々と変化していくも

    ジェラルド・M・エーデルマン『脳は空より広いか』 - logical cypher scape2
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