デザイン性や機能性と並んで、住宅に求められる大切な性能の1つが防犯性です。特に家の外側に位置する外構(エクステリア)は、空き巣などの不審者がまず接する場所であり、十分な防犯性能が求められます。どうすれば不審者が侵入しづらく、むしろ避ける家を作れるのでしょうか。ここでは、外構の防犯対策のポイントについて解説します。 ■外構の防犯で注意すべき場所と対策 外構の防犯では、そもそも不審者を敷地に立ち入らせないことが最も重要です。いわゆるオープン外構は開放感があって魅力的ですが、どうしても外部の人が立ち入りやすくなってしまいます。防犯性を重視するなら、やはり最低限の門扉やフェンスの設置は必要でしょう。 ・フェンスや塀の設置フェンスや塀を設置する時のポイントは、簡単には乗り越えられない程度の高さ・形状と、破壊されない頑丈さを兼ね備えたものを選ぶことです。ただ、完全に視線を塞いでしまう高さやデザインだと