米Googleは米国時間2010年1月12日、Webメール・サービス「Gmail」のデフォルト通信方式をSSLによる暗号化通信(HTTPS)に変更すると発表した。各ユーザーへの設定変更は順次進めていく。 Googleは2008年よりGmailでHTTPSを利用できるようにしていたが、暗号化すると通信速度が下がるため初期設定を非暗号化通信(HTTP)とし、ユーザーの判断でHTTPSへ切り替えられるようにしていた。しかし最近になってセキュリティと通信速度のトレードオフを再検討し、HTTPSのデフォルト化を決めたと説明している。 セキュリティが確保されている環境で通信速度の低下を避けたいユーザーは、「Settings(設定)」メニューの「Browser connection(接続方法)」で「Don't always use HTTPS(HTTPSの使用を選択制にする)」を選ぶとHTTPSの使用を
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