kuro7neko8のブックマーク (74)

  • 2022年のおもしろかった本などを振り返る - 基本読書

    ぼんやりしてたら2022年が終わってしまったが、振り返らないよりはマシだと信じて今からおもしろかったなど振り返ろう。今年もアニメ、小説、ノンフィクション、ゲーム……あらゆる媒体でおもしろい作品がいっぱいあった。そのすべてを取り上げることは不可能だけれど、この記事で思うがままに触れていきたい。 小説など(主にSF) プロトコル・オブ・ヒューマニティ 作者:長谷 敏司早川書房Amazon読んだ小説の大半はSFなのでSFの話をするが、最初に触れておきたいのは、最先端テクノロジーとその倫理・社会的課題を描き出してきた長谷敏司が、人工知能✗ダンスをテーマに描き出した長篇『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』だ。事故によって右足を切断することになったプロのダンサーが、AI搭載の義足を使い、AIと人間の新しい”共生のかたち”を模索していく。著者自身の介護体験も織り込まれた、最先端の壮絶な物語。今年の小説

    2022年のおもしろかった本などを振り返る - 基本読書
  • 運動不足な読書家、ゲーマーはエアロバイクを漕ぐべし - 基本読書

    アルインコ(ALINCO) フィットネスバイク AF6200 見やすい大型液晶メーター エアロマグネティック 8段階負荷調節 テレビで紹介された 静音 サドル調整 組立簡単 心拍測定 簡単移動 タブレットトレー アルインコ(Alinco)Amazon今年買ってよかったもの記事でも書こうかなあと思ったのだけど、自分の場合これは一択(エアロバイク)しか存在しなかったので、むしろエアロバイク普及記事を書こうと突如思い至った。とにかくこれはよかったので、今更感もあるが、運動できない/したいと悩んでいる人、特に読書家やゲーマーにオススメしたい。何しろ、これなら運動しながら読書ができるし、ゲームだって(対戦系ゲームは難しいが)できるし無論のことゲーム配信や映画やドラマを見ることだってできるのである。 なぜ運動しようと思い立ったのか そもそもなぜ運動しようと思い立ったのか。その流れを最初に書いておくと、

    運動不足な読書家、ゲーマーはエアロバイクを漕ぐべし - 基本読書
  • 「私たちは道徳的に賢くなっているのか?:IQの上昇、暴力の減少、経済的リベラリズムの関係」 by マイケル・シャーマー - 道徳的動物日記

    reason.com 今回紹介するのは、心理学者で疑似科学批判者で無神論者のマイケル・シャーマー(Michael Shermer)が Reason.com というサイトに掲載した「Are We Becoming Morally Smarter?」という記事。 シャーマーは昨年に『 The Moral Arc: How Science and Reason Lead Humanity toward Truth, Justice, and Freedom (道徳の弧:科学と理性はいかにして私たちを真実と正義と自由に導くか)』というを出版している*1。副題の通り、人々が科学的・理性的な思考方法を身に付けるにつれて、他人に配慮した道徳的な思考もするようになったり、正義などの抽象的な概念を理解したり、宗教の権威を否定したり、民主主義などが普及したりして、暴力が減少してより多くの人々に権利や自由が認

    「私たちは道徳的に賢くなっているのか?:IQの上昇、暴力の減少、経済的リベラリズムの関係」 by マイケル・シャーマー - 道徳的動物日記
  • 2022年上半期に読んだ本ベスト10 - 連想読書日記

    2022年の上半期に読んだから10冊選んでみます。フィクションから5冊、ノンフィクションから5冊。読み終えたは70冊ほどでいつも通りですが、面白そうなが次々とあらわれるので、買うペースだけが早まっています。 真ん中のが分厚いなー フィクション リチャード・パワーズ『黄金虫変奏曲』(訳・森慎一郎、若島正、みすず書房) リチャード・パワーズの第3長編が邦訳されたとなれば、読まずにいられない。今年のゴールデンウイークはこののことばかり考えていた。音楽、分子遺伝学、図書館学の語彙を駆使した文章が素晴らしい。一文一文を味わいながら、気長に読むのがいい。 kinob5.hatenablog.com アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(訳・小野田和子、早川書房) 『火星の人』の著者の最新作は、主人公が目覚めるところからはじまる。どこにいるのかもわからないが、実験をしてみるとそ

    2022年上半期に読んだ本ベスト10 - 連想読書日記
  • 今年も早川書房1500作品が50%割引の超大型電子書籍セールがきたので、SF・ノンフィクション中心にオススメを紹介する - 基本読書

    早川書房の1500作品が最大50%割引という大型の電子書籍セールが来たので、僕が読了済みのものからオススメを紹介しよう。早川書房は定期的にセールをやるが、1500点級のセールを前回やったのは去年の6月頭なので、年に一回のセールとなる。これ以上安くなることはないと思われるので、この機会に買っておくといいだろう。 https://amzn.to/3n4rZ2Famzn.to 上が対象作品のリストになる。最初は、SFとノンフィクションを中心に、前回のセールには含まれていなかった新作&おもしろかったものを中心に紹介していこう。 まずは目玉商品といえるSF作品から プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 作者:アンディ ウィアー早川書房Amazonまずは目玉商品から行くが、なんといっても『火星の人』(映画版は『オデッセイ』)の著者であるアンディ・ウィアーによる『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(邦では

    今年も早川書房1500作品が50%割引の超大型電子書籍セールがきたので、SF・ノンフィクション中心にオススメを紹介する - 基本読書
  • 「世の中の理不尽さ」や「不都合な真実」を強調して、それでどうするの?(読書メモ:『ただしさに殺されないために』) - 道徳的動物日記

    ただしさに殺されないために~声なき者への社会論 作者:御田寺圭 大和書房 Amazon いま執筆を進めている「反ポリコレ」の参考になるかと思って『ただしさに殺されないために〜声なき者への社会論』を読んでいるけれど、案の定、まったく面白くない。 Amazonレビューにもある通り、「身もふたもない現実」や「不都合な真実」、世の中に存在する残酷さや不条理さを指摘するだけであり、その現実や不条理さについて社会はどう向き合うべきか、個人はどうやって対処するべきか、といった前向きな提言や解決策はほぼない*1。 さらに言うと、こののなかで提示されている「現実」や「真実」は実に恣意的に選択されている。たとえば、昨今では男性に比べて女性だけが解放されたり社会的に尊重されていたりすることを何度も取り上げて、そのことが(弱者である)男性に対してもたらす苦痛や苦悩や理不尽さといったものが繰り返し強調されるが、

    「世の中の理不尽さ」や「不都合な真実」を強調して、それでどうするの?(読書メモ:『ただしさに殺されないために』) - 道徳的動物日記
  • 『新しい時代への歌』のサラ・ピンスカーによる、今年ベスト級のSF短篇集──『いずれすべては海の中に』 - 基本読書

    いずれすべては海の中に (竹書房文庫) 作者:サラ・ピンスカー竹書房Amazonこの『いずれすべては海の中に』は、(新型コロナウイルスをめぐる状況の)予言的な作品として話題になった『新しい時代への歌』のサラ・ピンスカーによるSF中心の短篇集である。2013年から2017年にかけて様々な媒体に書いた短篇を集めたもので、邦訳では『新しい時代への歌』が先行したが、これが著者の初単行となる。 長篇しか読んだことがなかったので、短篇にはそこまで期待せずに読み始めたのだけどこれが大ヒット。文章はまるでひとつの曲のように詩的で、思いがけない発想、表現がどの短篇にも盛り込まれ、独自の世界観にたっぷりと浸らせてくれる。僕の大好きな要素が詰まった短篇集で、特に中篇の「風はさまよう」は読んでいて思わず身を乗り出すようなおもしろさがあった。今年もさまざまな短篇集・アンソロジーが出ているが、今のところはこれが個人

    『新しい時代への歌』のサラ・ピンスカーによる、今年ベスト級のSF短篇集──『いずれすべては海の中に』 - 基本読書
  • 「異常」と「正常」はどうやって生み出されてきたのか──『誰も正常ではない――スティグマは作られ、作り変えられる』 - 基本読書

    誰も正常ではない――スティグマは作られ、作り変えられる 作者:ロイ・リチャード・グリンカーみすず書房Amazon近年、ADHDや自閉症、うつ病などの精神に関わる病にかかること、かかったことを周囲の人間に伝えることは徐々に当たり前のものになりつつある。精神病は誰でもかかりうるものであり、うつ病はこころの風邪であって、調子が悪いときにはメンタルクリニックに行けばいいのだと、特に若い世代を中心にして認識が変わってきた。 数世代前までは自閉症やうつをカミングアウトすることには重いスティグマが伴ったことを考えれば、大きな変化である。スティグマとは汚名や烙印を指す言葉だが、ようはそれを公表したり、バレたりすることで自身の恥、不名誉となり、解雇や排除されたりといった相当な不利益を背負うもののことをさす。現状、精神病に関する認識は変わってきたとはいえ、まだスティグマは残っていて、誰もがおおっぴらに公表でき

    「異常」と「正常」はどうやって生み出されてきたのか──『誰も正常ではない――スティグマは作られ、作り変えられる』 - 基本読書
  • 『集まる場所が必要だ』、『メタバースとは何か』 - 連想読書日記

    社会学者のエリック・クリネンバーグ『集まる場所が必要だ――孤立を防ぎ、暮らしを守る「開かれた場」の社会学』(訳・藤原朝子、英治出版)を読んだ。コロナ以降、一か所に集まらないで働いたり、人と話したりということが増えた。集まることの意味はどれだけ残っているだろう、なんて思いながら屋を歩いていて、このを見つけた。 原著は2018年出版なので、書かれたのはコロナ以前。もうそのころのことを忘れかけているが、いまと変わらず集まる場所は重要なテーマだった。このでいう「集まる」は物理的な場を前提にしていて、そうしたインフラの価値を主張している。 著者がこのテーマに興味をもったのは、1995年のシカゴ熱波だった。その1週間は平年よりも死者が739人多くでた。ただ地区によって被害の程度が大きく違い、要因を調べてみると、人々が交流する場所の重要性が見えてきたという。たしかに熱中症になったときは、1人で部屋

    『集まる場所が必要だ』、『メタバースとは何か』 - 連想読書日記
  • 軍拡競争が過熱し、もはや何が敵の攻撃によるものなのかもわからなくなった未来を描き出す、スタニスワフ・レムの初邦訳長篇──『地球の平和』 - 基本読書

    地球の平和 (スタニスワフ・レム・コレクション) 作者:スタニスワフ・レム国書刊行会Amazonこの『地球の平和』は、レムの最後の長篇『大失敗』と同じ1987年に刊行された、最後から二番目の長篇SFとなる。レムの代表作の一つ〈泰平ヨン〉シリーズの最終作でもあるが、話としては大きく分かれているのでここから読んでも何の問題もない。 脳梁切断手術を受け右半身と左半身が別々の意識に操られるようになってしまった泰平ヨンのコメディ的な語り通して、軍拡競争が行き着くところまで行き着いてしまった未来社会に何が起こるのかを描き出す、SF✗スパイ小説風の長篇である。 作のように原書刊行から30年以上の月日が経っての初邦訳となると普通期待がもてないものなのだが、そこはさすがの傑作ぞろいのレムである。既作と比べて遜色ないどころか、既作のテーマやモチーフがまるで総集編のように用いられ、そこに晩年の思考の深化もくわ

    軍拡競争が過熱し、もはや何が敵の攻撃によるものなのかもわからなくなった未来を描き出す、スタニスワフ・レムの初邦訳長篇──『地球の平和』 - 基本読書
  • 美術展ナビ

    2024年のGWは4月27日(土)~29日(月・昭和の日)の前半3連休と、5月3日(金・憲法記念日)、4日(みどりの日)、5日(こどもの日)、6日(月・振り替え休日)の後半4連休となってます。 4月には「デ・キリコ展」(

    美術展ナビ
  • 弾圧が行われているとされる新疆ウイグル自治区で、実際に何が行われているのか?──『AI監獄ウイグル』 - 基本読書

    AI監獄ウイグル 作者:ジェフリー・ケイン新潮社Amazonこの『AI監獄ウイグル』は、近年弾圧が激しくなっているとされるウイグルで、実際に何が行われているのか、150人以上のウイグル人の難民、技術労働者、政府関係者、元中国人スパイにインタビュー取材をしその結果をまとめた一冊になっている。 書で描き出されているのは、チャットアプリによるメッセージや電話がすべて監視され、家の前には個人情報が詰まったQRコードが貼られ、身体情報から移動履歴などすべてのデータを元に犯罪を起こす可能性のある人物をAIが自動的にピックアップする「デジタルの牢獄化」したウイグルの姿である。これまで、断片的なニュース情報を読むことでウイグルで相当なことが行われていることはわかっていたつもりだったが、実際に収容所などを体験した人物のレポートはあまりにも衝撃的だ。 読み終えた夜は、自分が強制収容所に入っている悪夢を見たぐ

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  • 2021年、装丁が素晴らしかった本ベスト5+α - ゴミ本なんてない

    実は「フェチ」と呼んでも良いくらいに装丁が好きで、「装丁が良いは内容が良い確率も高い」という持論も相俟って、見た目や手に取った感触だけでを買ってしまうこともしばしば。好きなだけで特に知識はないので、「良いね」「凄いね」「素敵だね~」としか言えないのだけれども、2021年出版の書籍で特に装丁が良い!と思った5冊を紹介します。予め断っておくと、主に海外文学を中心に読むのでジャンルが凄く偏ってます。また、歌集はもはや良くない装丁のが見つからないくらいなので、今回はノーカンとしました。 では早速個人的ベスト5(とその他気になった装丁の)を紹介したいと思います。 第5位「味の台湾」焦桐 味の台湾 作者:焦桐 みすず書房 Amazon 出版社:みすず書房 イラスト:張宗舜・陳妮均 装丁:大倉真一郎 作は美家、そして健啖家でも知られる台湾詩人の筆者による、台湾料理にまつわる散文集。元々は『味

    2021年、装丁が素晴らしかった本ベスト5+α - ゴミ本なんてない
  • 日本でも見られる!「ステンドグラス」が神秘的で美しい建物10選 | RETRIP[リトリップ]

    ステンドグラスと聞くと海外の大きな教会や大聖堂を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?しかし日にも世界と引きを取らないステンドグラスが美しい建物がたくさんあります!今回は日のステンドグラスが美しい建物を10つ紹介していきたいと思います。 情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。

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  • 京大、ALS患者の病気の進行停止 iPS創薬で成果 - 日本経済新聞

    京都大学iPS細胞研究所の井上治久教授らは9月30日、全身の筋肉が次第に衰えるALS(筋萎縮性側索硬化症)について、iPS細胞を使った創薬研究で見つけた治療薬候補を患者に投与する臨床試験(治験)で、進行を止める効果が一部の患者で出たと発表した。投薬で病気の進行を止める効果は世界初という。根的な治療法をめざし、より大規模な治験をして詳しく調べる。ALSは運動神経の障害で筋肉が徐々に衰える進行性

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  • 自民党総裁選が告示、ゼロからわかる4候補の政策・情勢まとめ。「次の首相」めぐり渦巻く思惑

    自民党総裁選が9月17日に告示され、河野太郎・行政改革担当相(58)、岸田文雄・前政調会長(64)、高市早苗・前総務相(60)、野田聖子・幹事長代行(61)の4人が立候補。9月29日の投開票日に向けて選挙戦が始まった。 女性の立候補は2008年の小池百合子氏以来。4人のうち女性候補は2人で過去最多だ。 現時点で公式サイトや会見などで明らかになっている各候補の政策、各候補をめぐる情勢を以下にまとめた。(※立候補表明順) 自民党の名門派閥「宏池会」(岸田派)の会長。これまでに外相や党政調会長などを歴任した。 昨年の総裁選では安倍前首相からの禅譲を期待しながらも、菅義偉首相の出馬でその目算が外れた。今回は他に先駆けて、立候補を表明した。 スローガンは「声をかたちに。信頼ある政治」。 政策で一番に掲げるのは「コロナ対策」だ。「医療難民ゼロ」「ステイホーム可能な経済対策」「電子的ワクチン接種証明の

    自民党総裁選が告示、ゼロからわかる4候補の政策・情勢まとめ。「次の首相」めぐり渦巻く思惑
  • 自民党総裁選、高市氏の政策が「世界標準」で現実的だと言える理由

    昭和47年静岡県生まれ。静岡聖光学院高校卒業、国際基督教大学(ICU)教養学部卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科修了(法学修士)。 総務省、株式会社三井物産戦略研究所、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、みんなの党代表(当時)渡辺喜美衆議院議員政策担当秘書、外資系コンサルティング会社等を経て、政策コンサルタントとして独立、室伏政策研究室(「◯◯と政策をつなぐ研究室」)を設立し現在に至る。 政財官での実績を生かし、国会議員、地方議員の政策アドヴァイザーや民間企業・団体向けの政策の企画・立案、対政府渉外活動の支援、政治・政策関連のメディア活動等に従事。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 大手メディアは世論調査の結果と政局ばかり報じ、政策論がまるで深まらない自民党

    自民党総裁選、高市氏の政策が「世界標準」で現実的だと言える理由
  • 国、初の病床確保要請 東京の全医療機関に | 共同通信

    厚生労働省と東京都は23日、改正感染症法に基づき都内の全ての医療機関に対し、新型コロナウイルス患者向けの病床確保と最大限の患者受け入れを要請した。2月の同法成立後、国としての要請は初めて。感染急拡大による病床逼迫を受けた措置。人員不足など正当な理由なく要請を拒んだ場合は勧告し、従わなければ医療機関名を公表することができる。酸素吸入を受けられる「酸素ステーション」への人員派遣も求める。 東京都は今回の要請に当たり、約600床を上積みして、計7千床の確保を目安にすると説明しているが、調整には困難も予想される。

    国、初の病床確保要請 東京の全医療機関に | 共同通信
  • 「アクトレス~女たちの舞台~」:世代交代に直面、過ぎ行く時間と対峙するスター女優の葛藤を、現実と劇中劇の間でスリリングに描く - 夢は洋画をかけ廻る

    「アクトレス~女たちの舞台~」(原題:Sils Maria)は2014年公開のフランス・スイス・ドイツ合作のヒューマン・ドラマ映画です。監督・脚オリヴィエ・アサイヤス、ジュリエット・ビノシュ、クリステン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツら出演で、華やかな世界を歩んできたスター女優の光と影を、スイスの美しい大自然、シャネルの華美な衣装、心に染み入るようなクラシック音楽とともに描いています。第40回セザール賞で、クリステン・スチュワートがアメリカ人女優として初めて助演女優賞を受賞した作品です。 https://amzn.to/3X6bbeR 「アクトレス~女たちの舞台~」のDVD(AmazoniTunesで観る*1 Amazonビデオで観る*2 目次 スタッフ・キャスト あらすじ レビュー・解説 サウンド・トラック 動画クリップ(YouTube) 撮影地(グーグルマップ) 関連作

    「アクトレス~女たちの舞台~」:世代交代に直面、過ぎ行く時間と対峙するスター女優の葛藤を、現実と劇中劇の間でスリリングに描く - 夢は洋画をかけ廻る
  • モルモン原理主義者の思考から大学に行くことで免れた『エデュケーション』から、なかったことにされてきた女性たちを浮かび上がらせる『存在しない女たち』まで色々紹介!(本の雑誌掲載) - 基本読書

    はじめに の雑誌2021年2月号掲載の原稿を転載します。月によってオススメのの冊数にもオススメ度にも変動があるわけだけれども、今回取り上げた原稿はおもしろいものばかり。特に『エデュケーション』の凄まじさ、『存在しない女たち』が明かす「なかったことにされている女性たち」の衝撃、アルゴリズムに戦いを挑んだ男のノンフィクション『フラッシュ・クラッシュ』とかなりの粒ぞろいだ。 の雑誌2021年2月号掲載 エデュケーション 大学は私の人生を変えた 作者:タラ・ウェストーバー早川書房Amazon教育は人をどれほど変えうるのか。それをまざまざと実感させてくれるのが、タラ・ウェストーバーによる回顧録『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』(村井理子訳/早川書房)だ。大学が人生を変えるのは当たり前だろ、といぶかしみながら読み始めたのだけれども、著者が置かれている状況は普通ではない。彼女の両親はアラ

    モルモン原理主義者の思考から大学に行くことで免れた『エデュケーション』から、なかったことにされてきた女性たちを浮かび上がらせる『存在しない女たち』まで色々紹介!(本の雑誌掲載) - 基本読書