社会に関するkuro_66のブックマーク (17)

  • 「リスク社会」と再帰的近代化 : 池田信夫 blog

    2013年10月03日07:03 カテゴリ 「リスク社会」と再帰的近代化 反原発文化人がよく使う言葉に、ウルリヒ・ベックのリスク社会がある。しかし"Risikogesellschaft"を『危険社会』と訳している訳は、この概念を根的に誤解している。リスクとは確率的な期待値であって(確率1の)危険とは違うのだ。青酸カリを飲むことは危険だが、リスクとは言わない。 原著はチェルノブイリ事故を受けて書かれたもので、いい指摘をしている。かつて科学は無条件に進歩を意味すると考えられたが、公害問題によって科学信仰に疑問が生じ、原子力によって社会が科学をコントロールできるのかという疑問が生じた。しかもこうした科学の副作用を調べるのも科学者なので、彼らの自己評価にバイアスが入ることは避けられない。このように科学が近代社会によって相対化されることを、ベックは再帰的近代化(書では「自己内省的近代化」)と

    「リスク社会」と再帰的近代化 : 池田信夫 blog
    kuro_66
    kuro_66 2015/02/11
    "失敗の許されない技術は好ましくない…これは正しい問題提起だが、こういう考え方をつきつめれば、新幹線も航空機もやめて、移動手段は(それよりリスクの高い)自動車だけにせよということになる。"
  • 偏狭な利他主義と寛容な利己主義 : 池田信夫 blog

    2012年02月13日14:25 カテゴリテクニカル 偏狭な利他主義と寛容な利己主義 『宗教を生みだす能』についての記事は、かなりテクニカルな話だが反響が大きかった。ただ、こうした社会生物学的な説明は、社会性昆虫の行動を説明するにはいいが、人間の複雑な行動を説明するには無理がある。書は、こうした遺伝的な利他性と文化的な集団主義の関係を実験経済学や数値シミュレーションで分析したものだ。 協力を説明する経済学の理論としては、おなじみのフォーク定理があるが、これには欠陥がある。ナッシュ均衡が成立するためには、全員が全員の利得関数を知っている必要があり、しかも一人でも裏切り者がいると、全員が裏切ることが(長期的関係があっても)サブゲーム完全均衡になってしまうのだ。理論的には、フォーク定理は「協力は非現実的な条件のもとでしか成立しない」というnegative resultである。 しかし現実の

    偏狭な利他主義と寛容な利己主義 : 池田信夫 blog
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    kuro_66 2015/01/02
    "単純な利他主義は利己主義に食い物にされるので進化的安定戦略(ESS)にはなりえないが、集団間の競争が激しいときは、他の集団には敵対し同じ集団の中では協力的に行動する偏狭な利他主義がESSになりうる。"
  • 善意は興味でできている - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    私はが好きで、自宅でも飼っているし、友達を飼う希望がある人がいればなるだけ里親紹介サイトなどで引き取ることを奨励したり、たまに動物の愛護のための募金があれば寄付をしている。別に誰かにいい人と思われたいという話ではなく、が好きで可愛いと思い、また恵まれない立場のがいるのであれば救ってあげたいと思うから無理のない範囲でお金を投じているだけだ。 と人を比べるのは良くないのかもしれないが、このところ良く慈善事業の助成の相談を受ける。どれも大事で立派な事業だから、すべてにできる限りの手当てをしてあげたいという気持ちはある。ただ、お金を投じるからには行く末を見守らなければならないし、それ以上に社会で必要とされる金額に比べて多少金持ち程度の私の財産ではすべてに行き渡らせることなどできない。 だから、私は自分がやっている慈善活動や寄付については、児童養護施設など自分の興味や関心を持っている対象

    善意は興味でできている - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    kuro_66
    kuro_66 2014/09/11
    "何にコミットして、何にコミットしないかという判断を突きつけられる時代になるんだ。そして、コミットが得られなかったステークホルダーは崩壊する。"
  • 国家は自由のためにある : 池田信夫 blog

    2014年07月27日00:35 カテゴリ 国家は自由のためにある きのうの記事の補足。「原子力村は悪だから、彼らの話は嘘だ」というように善悪によって真偽を決める呪術的思考は、人類の圧倒的多数派である。むしろ「価値判断と事実は独立だ」という思想が、西洋近代以降の新しいものだ。 これを「科学者がキリスト教会と闘って実証主義を確立した」と思っている人が多いが、それは歴史的には間違いである。近代の自由主義の起源は、宗教戦争を収拾するために宗派間の妥協として生まれた寛容の思想としての信教の自由にある。 ジョン・ロックとともにその元祖になったのが、スピノザである(当時はほとんど知られなかったが)。彼は書で「哲学は信仰と切り離すべきだ」とくり返し主張している。人々には自由に考え発言する自然権があるからだ。これは今では自明の話だが、17世紀のオランダでは危険思想とみなされ、彼は教会から破門された。

    国家は自由のためにある : 池田信夫 blog
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    kuro_66 2014/08/28
    "[すべての人々が同一の信念をもつことは不可能なので、最小限度の公理(「神は存在する」など)は教会が決め、政治問題は国家にゆだねて議会で決める民主制が望ましい。"
  • ハンセン病二人の闘士の死の意味

    ハンセン病患者、回復者への差別と闘ってきた二人の代表的人物が立て続けに亡くなられた。 一人は、全国ハンセン病療養所協議会会長の神美知宏(こう みちひろ)さん。 もう一人は、ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会会長の谺雄二(こだま ゆうじ)さん。 5月10日に神会長の、11日には谺会長の訃報が二日連続で流れ、哀しみと衝撃が胸に走った。そして、この二人の死は何か大きな意味があるように思え、重たい筆を綴っている。 お二人とも、ハンセン病による療養所への強制隔離を経験し、病気が治った後もハンセン病回復者の尊厳回復のために文字通り命懸けで闘ってこられた。医学的に治癒可能となり隔離が必要なくなった後も、実質上の隔離は続き、その根拠となったらい予防法は1996年と最近まで存続した。らい予防法や隔離政策はおかしいと差別の目をおそれずに訴え続けてきたのは、医師でも弁護士でもなく神さんや谺さんといった回復者

    ハンセン病二人の闘士の死の意味
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    kuro_66 2014/08/20
    "国の関与した強制隔離が極端なまでに徹底され、患者の断種・堕胎までが公然と行われてきたことだ。"
  • 情報隠匿の病理

    日経ビジネスが先週「東電の罪と罰」という特集を組んでくれたのでよく分かったことだが、東電の歴史をみると、情報の隠匿が次第に日常化していった歴史であるという事がよく分かる。最初の内部資料の改竄はアメリカから指摘を受けて発覚、歴代の実力会長にまで累が及ぶ大事件になったわけだが、次の発覚に際しては殆どお咎めがなく、その間、多くの内部告発も殆どが握りつぶされている。 これは「東電の政治工作が効を奏した」と言うより、初めから国の安全委員会とか保安院とかが東電と一体となって一つの方向性を決め、「民は知らしむべからず、依らしむべし」という方針に徹してきたと言うべきだろう。一旦そう決めれば、もはや真実などはどうでもよくなるのだから、そのうちに感覚が麻痺してくるのは当然だ。 「民は知らしむべからず」などという考えは、そもそも現在の日では絶対に認められてはない事だが、今回は、これが「原発事故」という国民の安

    情報隠匿の病理
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    kuro_66 2013/12/31
    "「情報隠匿」の病理を二つの要因から理解している。一つは「保身」或いは「組織防衛」であり、一つは「公衆の感情的な反発に対する警戒」である。"
  • 部落問題入門●近代日本のマイノリティ

    アメリカ合衆国発の金融恐慌が世界に波及し、同国では大統領がジョージ・W・ブッシュ・ジュニア氏からバラク・オバマ氏に交替、日でも小泉純一郎内閣の時代に推し進められた「構造改革」路線の見直しが始まり、かつて一世を風靡した新自由主義の「終焉」が叫ばれるようになりました。しかし、それは当なのでしょうか。私は、かつて自由主義が社会主義に「勝利」することで「歴史が終わった」と言われた時期があったことを懐かしく思い出します。ベルリンの壁崩壊をブラウン管越しに目撃してからの2~3年間、私はまだ小学生で、むろん当時は『歴史の終わり』という書物も議論も知りませんでしたが、それでも、「これからはきっと世の中はよくなっていくのだ」という漠然とした時代の空気がはちきれるように感じられたことを覚えています。その期待が幻滅へと変わり、そのような希望に満ちた瞬間があったという事実すら歴史のかなたに忘れ去られるまで、さ

    kuro_66
    kuro_66 2013/08/08
    "「新」自由主義者のフリードマンが……マイノリティに対する差別の問題は、市場化によって個々人の選択の自由を拡大するだけではなく、「行動と言葉」がなければ解決しないことを認めていたのです。"
  • 愛国心の進化 : 池田信夫 blog

    2006年08月23日21:02 カテゴリその他 愛国心の進化 毎年この季節になると、靖国神社をめぐる不毛な議論が繰り返される。メディアでは、首相の参拝に反対の意見が多いが、世論調査では逆だ。特に若い世代では、70%以上が賛成している。これは「中国韓国が介入するのは許せない」という感情的な反発によるものだろう。当ブログの『国家の品格』スレも、コメントが200に達してまだ続いているが、藤原氏を批判する人々がその事実誤認や論理の矛盾を指摘するのに対して、擁護する人々は「愛国心は理屈ではない」と反発するのが特徴だ。 教育法の改正でも、愛国心が論議になっているが、それは「伝統や郷土を愛する心」というような自然な感情ではない。愛国心が存在するためには、当然その対象である国家が存在しなければならないが、主権国家という概念は17世紀以降の西欧文化圏に固有の制度であり、家族や村落などの自然な共同体と

    愛国心の進化 : 池田信夫 blog
    kuro_66
    kuro_66 2013/08/01
    "主権国家という概念は17世紀以降の西欧文化圏に固有の制度であり……想像の共同体であり、具体的な実体をもたないがゆえに、それを愛する心は人工的につくらなければならないのである。"
  • ダーウィンの大聖堂 : 池田信夫 blog

    2013年02月17日12:57 カテゴリ科学/文化 ダーウィンの大聖堂 日が陥っているのは安倍首相が信じているような「デフレ不況」ではなく、慢性的な停滞である。その原因は高度成長期から続いてきた日型システムで達成可能な労働生産性の天井(アメリカの75%)にぶつかったからで、これを解決するために必要なのはマクロ政策ではなく組織や意思決定の革新である。 これは狭義の経済学を超える大きな問題だが、その一つの手がかりは宗教にある。山七平は「日教」の特徴はキリスト教のような普遍的な体系をもたず、村ごとの御神体の臨在感的把握によって人々が動くことだと指摘した。これはマルクス的にいうと「物神化」であり、人類にきわめて普遍的な現象だ。 書はこうした信じるという機能を生物学的に分析したものだ。それは自明ではなく、類人猿にはものを信じる行動はみられない。人間でも4歳児にならないとみられず、自閉症の

    ダーウィンの大聖堂 : 池田信夫 blog
    kuro_66
    kuro_66 2013/07/28
    "宗教的な権威は集団を統合する装置なので、共同体の中では同一だが他の共同体とは異なり、紛争が起こる。それを解決して「大きな社会」を統合するためには、ローカルな共同体を超える規範が必要だ。"
  • 「感情のポリティクス」が横行する背景に、「セカイ系」の人々が量産される現実があることを書きました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 「感情のポリティクス」が横行する背景に、「セカイ系」の人々が量産される現実があることを書きました « 『水の花』の木下雄介監督とのトークイベントのお知らせです | 最近「富田メモ」問題について対談した際の、宮台発言ピックアップです » ───────────────────────────────────── 〈世界〉のアレゴリカルな交響があるとする繊細な感性をアニメ版『時をかける少女』に、 〈世界〉に無関心であるがゆえの「セカイ系」特有の出鱈目をアニメ版『ゲド戦記』に見る ───────────────────────────────────── 【外宇宙から内宇宙へ】 ■沖縄を舞台にした映画を撮り続けてきた中川陽介監督は、沖縄に住みたいと思うのではない、沖縄の風景や街並みを見るとそれにふさわしいドラマを思いつくのだと、どこかのイ

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    kuro_66 2013/06/24
    "「セカイ系」の端緒は庵野秀明監督『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズ(中略)、「自分の謎」と「世界の謎」を提示した後、「自分の謎」が解消した途端に「世界の謎」も雲散するという、安易な構造だ。 "
  • 「ゼロリスク幻想」とソーシャル・リスクコミュニケーションの可能性 /山口浩 - SYNODOS

    2011年3月11日に発生した東日大震災と、それによって引き起こされた福島第一原発の事故は、1ヶ月以上経過した現在もなお、大きな余震や放射線漏れ、あるいは風評被害など、現在進行形のリスク要因としてわたしたちの生活を脅かしつづけている。 したがって、「今そこにある危機」をどう乗り切るかが重要な関心事となるのは当然だが、一方、一部では、「なぜこうなってしまったのか」に関する分析や考察が出はじめている。地震や津波が「想定外」の規模だったかどうかについては議論の余地があるらしいが、原発事故が人災であることは否定できないし、二度と繰り返したくないものであることもまちがいない。 わたしたちが何をして何をしなかったか、何がどういうふうに起きて現在の状況がもたらされたのかを検証していく作業には大きな意味がある。この手の話はえてして責任追及に関心が向きがちだが、それが重大なものであればあるほど、再発防止の

    「ゼロリスク幻想」とソーシャル・リスクコミュニケーションの可能性 /山口浩 - SYNODOS
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    kuro_66 2013/06/16
    "ヒューリスティック処理を行う一般の人々とのコミュニケーションは、詳細な情報よりも、共通の価値観をもつと思われる相手への共感を通じて成立する。"
  • 中島岳志×鈴木邦男 〜リベラル保守×新右翼〜(その1)「なぜ、保守と右翼なのか」-マガ9対談|マガジン9条

    091014up 中島岳志さん×鈴木邦男さん 〜リベラル保守×新右翼〜 (その1)「なぜ、保守と右翼なのか」 以前、「この人に聞きたい」でインタビューをお願いした中島岳志さんと、連載コラム執筆者の鈴木邦男さんとの対談が実現しました。なんとお二人はこれが初対面。その場所がなぜか「マガジン9条」。戦前から現代へとつながる、日の「思想」と「人間」について、じっくりとお二人に語っていただきました。 鈴木 邦男●すずき くにお1943年福島県に生まれ。1967年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、サンケイ新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。1972年に「一水会」を結成。1999年まで代表を務め、現在は顧問。テロを否定して「あくまで言論で闘うべき」と主張。愛国心、表現の自由などについてもいわゆる既存の「右翼」思想の枠にははまらない、独自の主張を展開している。著書に『愛国者は信用

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    kuro_66 2013/06/15
    "理想社会というのは過去にもなかったし永遠にこない、と考えるのが保守の立場…漸進的に改革をしていく英知しか存在しない…右翼というのは…過去に遡行することによって理想社会というものが可能であると考え…"
  • 資本主義の不安 : 池田信夫 blog

    2011年01月19日13:19 カテゴリ経済 資主義の不安 きのうのアゴラ連続セミナーでは『資論』を読んだ。この準備のために、10年ぶりぐらいに訳を読んだが、あらためてすごいだと思った。といっても、昨今のマルクスのように「プレカリアートの味方」だとか「人間疎外を告発した」とかいう話ではない。マルクスは、そういう凡庸な平等主義を否定していた。 一般には、マルクスの価値論はリカードの焼き直しだと思われているが、廣松渉も指摘するように、彼は価値実体論を疑い、あと一歩で労働価値説を否定するところまで行っている。たとえば等価形態を説明する部分には、有名な次のような叙述がある:この人が王であるのは、ただ他の人々が彼に対して臣下としてふるまうからでしかない。ところが彼らは反対に、彼が王だから自分たちは臣下だと思うのである。これは「価値は距離のようなもので、一物の価値というのはありえない」と

    資本主義の不安 : 池田信夫 blog
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    kuro_66 2013/06/10
    "伝統的社会では人的依存性によって互いをよく知っていた人々が都会に出てくると、彼らを結びつけるのは商品と貨幣によるく物的依存性だけになる。"
  • エリート論に関連してパターナリズム論を書きました。 - MIYADAI.com Blog

    今日パターナリズム研究が重要な理由 〜グローバル化と民主制の両立不能性〜 目次 【グローバル化による困難と、日であるがゆえの困難】 【グローバル化による困難:リスクの配分と感情の政治】 【日であるがゆえの困難:エリート層と非エリート層】 【今日も全く変わらぬ日の状況:尖閣諸島と北方領土】 【日的状況の進展の歴史:クレージークレーマー問題】 【共同体空洞化に見舞われた日を追いかける先進各国】 【共同体は全体主義のインキュベーターかストッパーか】 【自立的/依存的個人と、自立的/依存的共同体の関係】 【実践論へ:住民投票とワークショップの組合せの意味】 【民主制の条件が不十分ならばパターナリズムは不可避】 【グローバル化による困難と、日であるがゆえの困難】 ■今日パターナリズム研究が重要な理由は二つある。二つとも学の外側からつきつけられた要求である。第一は、グローバル化即ち〈資

    kuro_66
    kuro_66 2013/05/22
    "〈ファシズムを駆動する孤独で無知な付和雷同層〉の囲い込みと包摂" "知的ネットワークからの排除と孤独を緩和するのが包摂"
  • ネットの危険は【匿名性】ではなく、【疑心暗鬼化】(4)|AM(アム)恋愛メディア

    kuro_66
    kuro_66 2013/05/22
    "全国テレクラ調査の経験から言うと、匿名性の分水嶺は20万。20万よりも少ないと、デートで散歩しようがラブホに行こうが、誰かに見られる可能性が高い。"
  • 書評 - 大丈夫。がんばっているんだから : 404 Blog Not Found

    2010年12月07日23:30 カテゴリ書評/画評/品評Love 書評 - 大丈夫。がんばっているんだから 徳間書店高嶋様より献御礼。 大丈夫。がんばっているんだから 渡井さゆり 独りでがんばるのに疲れた人は、これを読むとよい。 親がいる人も、いない人も。 家族に頼れる人も、頼れない人も。 書「大丈夫、がんばっているんだから。」は、児童養護施設で育ち、苦学の末大学を卒業してからNPO法人 日向ぼっこの創設するまでの著者の人生を著者自ら語ったもの。 P. 150 高齢者には誰でもなるから世の中での関心も高い。障がいのある人には、代弁してくれる家族がいる。家族から見放された有権者でもない子供たちのことは、もと子供たち自身が声をあげていかなくてはよくなりっこないんだ… 書を読了して、著者をはじめ児童養護施設で育った子供たちが少しだけうらやましくなった。著者が童養護施設で育った時期というの

    書評 - 大丈夫。がんばっているんだから : 404 Blog Not Found
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    kuro_66 2013/05/12
    "親の庇護がない分人一倍がんばらねばならぬ子らは、褒めてくれる親なしでそれをやらなければならない。彼らの本当の不利はそこにこそあるのではないか?"
  • 年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台」鼎談2012年版が『週刊読書人』に掲載されます。中心的主題は民主制。 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台」鼎談2012年版が『週刊読書人』に掲載されます。中心的主題は民主制。 « 「私はこうして冤罪をつくりました」という帯のかかった『検事失格』を書かれた市川寛さんと議論しました | コミュニティスペース&駆け込み寺「Liver邸」に寄せたメッセージ » 皆さんお待ちかね、年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台真司」鼎談2012年版が『週刊読書人』に間もなく掲載されます。例によって宮台発言の一部をピックアップしておきます。今回は民主制の危機が中心的な主題でした。 〜〜〜〜〜 【宮台】『熟議が壊れるとき』は重要です。サンスティーンは「集団的極端化」を論じます。みんなで決めることでかえって極端な議論になること。ネトウヨ化現象やアメリカのティーパーティ運動を含めた共和党化現象が好例です。彼は集合的極端化が起こるのは二

    kuro_66
    kuro_66 2013/01/05
    "<我有化>とは分断線を乗り越えて<我々>に包摂していくこと。"/"共通前提が希薄になった現在は、内輪での議論に終わるか、広い全体に届けるための共通前提構築に膨大なコストをかけるかになっています。"
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