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ブックマーク / metamorph.hatenadiary.org (2)

  • ある種の行為における責任の領域 - metamorphの日記―Declaration and Testimony

    僕は前から少年犯罪に興味があるのだが、以前は少年法を原則的に維持していくべきだと考えていた。けれども、最近は厳罰化もやむなしかもしれないと思い始めている。ただ、そのための条件として、こどもが小さいうちから自分の行為に対してきちんと責任を取る練習ができるような段階的な教育カリキュラムや社会制度の整備がなされるのが先ではないかと思っている。 少年法自体をほとんど勉強していないのであくまで暫定的な考えだが、凶悪な少年犯罪が急激に増えたということもなく、むしろ60年代以降激減したという統計的な事実を考えると*1、日の少年法は比較的うまく機能してきたと考えるのが妥当であり、最近話題になることが多い被害者やその家族の感情にしてもあまりにストレートにそれが司法の場に持ち込まれてしまうのは危うい気がする。多少の改良は必要かもしれないが、根的に少年法を消滅させてしまおうとするような考え方には賛成できない

    ある種の行為における責任の領域 - metamorphの日記―Declaration and Testimony
  • 2007-07-23

    赤木智弘の論文『「丸山真男」をひっぱたきたい』を読んだのでそれについて思ったことをメモしておく。 この論文の依存する文脈 赤木は、この論文のタイトルに「丸山真男」という象徴的な名前をカッコつきで入れており、そしてそれに「ひっぱたきたい」と繋げた。このことは、「既存左翼の否定」を象徴的に表してるのではないかと思う。より正確には、そういう文脈の中に自ら取り込まれている、といえるのではないだろうか。 赤木論文が載ったのは2007年1月の『論座』だが、そこには『論座』が何かしらの変化を求めているということがあるように思った。それほど確証のあることではないのではっきりとはいえないが、最近見聞きするようになった議論として、「既存左翼がいかにダメであるか」ということを論じるものが増えている感触がある。具体的な例としては、内藤朝雄の「論点抱き合わせセット」批判、後藤和智の「俗流若者論左翼」批判があげられる

    2007-07-23
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