公開日 : 2018年8月4日 (2020年6月13日 更新) カテゴリー : アクセシビリティ ウェブコンテンツの中で、視覚的な情報提示としてグラフや図解を用いる場合、アクセシビリティ (特に視覚障害者に対する情報保障) はどのように両立したらよいでしょうか。主宰しているウェブアクセシビリティの勉強会で、質問が寄せられたので、考えてみました。 グラフも図解も「画像」なので、alt 属性で代替テキストを記述すれば...とまずは思うかもしれません。ただし、alt 属性内に要約をコンパクトにまとめられればよいのですが、多くの場合、グラフや図解は情報量が多いため、テキストに起こしてみると記述は説明的で長くなりがちです。また、alt 属性内のテキストはセマンティックに構造化することができず、長いテキストでも平坦な記述 (情報の優先度付けなどのない「べた書き」) にならざるを得ないため、スクリーンリ