面白い学術読み物教えてで出てきた本の中で気になったものを読んでみた。 b.hatena.ne.jp docs.google.com 動力だから燃焼機関ばかりかと思ったら、日本で発電事業が始まったあたりの著者自身の記憶も書かれているのがびっくりしたところ。もちろん表紙にあるように蒸気機関から2サイクル、4サイクルエンジン。ガスタービンエンジン、ガソリン、ディーゼルなど、それ以外の主流から外れていったものまで書かれている。 熱力学は工学をやっていたらやるがどうも苦手意識がある。カルノーサイクル、オットーサイクル、ランキンサイクル等の計算がどうも。 この本では理論家と実践家が両方出てくる。理論家が物を作れず実証できない。実践家は効率を上げるための知恵が足りない。それでも実践者を中心に発展が進んでいく。 www.youtube.com www.youtube.com 動力の歴史―動力にかけた男たち