漫画村の閉鎖から3年…海賊版サイトが再び拡大 大量の漫画を無断で公開している「海賊版サイト」。 3年前の2018年、悪質性が際立っていた「漫画村」が閉鎖され、しばらくは落ち着いていたが、再び、事態が悪化している。 出版社や著者、通信事業者などで構成される海賊版対策の団体、一般社団法人「ABJ」の担当者によると、海賊版サイトの上位10サイトの月間アクセス数が2020年1月以降、急速な増加傾向にあるというのだ。 一時は減っていたという海賊版サイトが、2020年1月以降、なぜ増加しているのか? また、こうした状況を受け、どのような対策がとられているのか? 一般社団法人「ABJ」の担当者に話を聞いた。 2020年1月以降、急速に増加 ――漫画の海賊版サイトによる被害が再び拡大。これはどのような調査で分かった? ABJでは、海賊版サイト上位10サイトの月間アクセス数を継続的に調べておりますが、202