ウクライナ・クリビーリフで、手製の多連装ロケット砲システムの横に立つ同国兵(2022年9月29日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【10月7日 AFP】ウクライナ南部の工業都市クリビーリフ(Kryvyi Rih)にある金属工場で、手製の対無人機システムが軍用トラックに搭載されようとしていた。鉄の筒に重機関銃を溶接した物で、対ロシア戦で有効性が確認された「DIY兵器」の一つだ。 南部前線に近い作業場でAFPの取材に応じたセルヒー・ボンダレンコさん(39)は「われわれには技術も設備もあるし、アイデアにも事欠かない」と語る。がっしりとした体つきで、長い黒ひげを蓄えたボンダレンコさんは、ウクライナ軍に属する領土防衛隊の地元指導者だ。 ボンダレンコさんによると、ウクライナ軍の兵器庫に収められているのは無人機が存在しなかったソビエト時代の物が多く、この手製兵器のような物は存在しなか
![「DIY兵器」、ウクライナ軍の戦力増強に一役](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c605a1f676da13eee5d9f1b58b4ae01b2265ac65/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2Fd%2F1000x%2Fimg_1d7da108ec4ca05cd279aaf73d150584282458.jpg)