日本航空(JAL)は、12月4日の沖縄/那覇発東京/羽田行きJL904便(ボーイング777-200型機、機体記号:JA8978)が飛行中、左エンジンに不具合が発生し、那覇空港に緊急着陸したトラブルについて、調査の状況を明らかにした。 現時点では、左エンジンのファンブレード22枚のうち2枚が損傷し、1枚は根元付近、1枚は中程から破断していることが判明している。ファンブレードの破断に伴う振動により、左右のエンジンカウルの留め具が飛行中に外れ、カウルの損傷に至った可能性が考えられるとしている。左側カウルの大部分、右側カウルの一部が欠損した。左側水平尾翼前縁部と左側胴体後方下部に損傷があるものの、外観上大きな損傷は見られかった。 JALでは、同機と同じプラットアンドホイットニー社製PW4000シリーズエンジンを装備する、ボーイング777型機全9機のエンジン18基のファンブレードの目視と触診による詳