大規模な仮想デスクトップ導入が相次ぐ2010年度末までに、仮想デスクトップを1万6000台まで増やす――。今週、米国サンフランシスコで開催された米VMwareの年次カンファレンス「VMworld 2010」で、三菱東京UFJ銀行が自行のデスクトップ仮想化導入事例を披露した。同行では、6万台を超えるPCを対象に、2008年からデスクトップ仮想化のプロジェクトを進めているという。昨年後半から、こうした大規模なデスクトップ仮想化の事例が相次いでいる。 仮想デスクトップを月額料金制で提供する、いわゆるDaaS（デスクトップ・アズ・ア・サービス）も低価格化が進み利用しやすくなってきた。月額で1000円台、2000円台から利用できるメニューもある。クライアントPCのリプレースを検討している企業は、仮想デスクトップも検討してみてはどうだろう。 導入事例 ［VMworld 2010］三菱東京UFJ銀行が「デスクトップ仮想化」事例を講演 三菱
