東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による、3日の日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会における女性理事についての発言は次の通り。 (会議がオンラインで報道陣に公開されており)テレビがあるからやりにくいが、女性理事4割は、これは文科省がうるさくいうんでね(※スポーツ庁が示した競技団体が守るべき指針のガバナンスコードでは、女性理事40%以上が目標)。女性がたくさん入っている理事会が時間がかかります。(日本)ラグ…
現代アート集団、カオス*ラウンジ(以下カオスラ)でセクシャルハラスメント・パワーハラスメントを受けたとして2月1日、勤務していた安西彩乃さん(25)が合同会社カオスラと元代表社員の黒瀬陽平氏(37)らを相手取り、416万円の損害賠償と解雇無効の地位確認を求めて提訴した。 訴状によると、カオスラは安西さんに対して違法な退職強要を行ったほか、2020年7月分の給与に関しても一方的に賃金を減額したという。安西さんは同年8月、自身が黒瀬氏らから受けたセクハラとパワハラの実態についてnoteに執筆、公開した。 カオスラは10月、名誉を毀損されたとしてnoteの削除と500万円の損害賠償を求め、安西さんを提訴している。
<この社会のあらゆる場でそうであるように、社会運動の場においても、私には「女性」として期待される役割がありました>。今年9月、ツイッターの匿名アカウントで、こんな書き出しで始まる声明が投稿された。さらに、性差別的な体験や性被害についてのアンケート結果も掲載され、50人以上の体験が記されていた。誰が、どんな思いで発信したのか。その思いに耳を傾けた。【塩田彩/統合デジタル取材センター】 「民主主義」のために沈黙した 匿名アカウントでの声明文は9月4日に出された。「すべての馬鹿げた革命に抗して」というタイトルを掲げ、次のように記されていた。 <最初は、その身近すぎる男性の将来のために黙りました。次に、一緒に活動する仲間たちのために黙りました。「話せばわかる人だから」という言葉に黙り、「反差別」や「民主主義」のために黙り、「社会運動の未来」のために黙りました> 記者はこれまで何度かデモや抗議活動を
オタクに優しいギャルに出会うにはどうしたらいいのか。 それは人間関係の投資家になることである。 黒い白鳥を見つけ方をここに記す。 オタクに優しいギャル 「オタクに優しいギャル」という概念がある。もちろんこの「オタク」とは、基本的に男性のオタクを指す。性別と趣味嗜好、自分と正反対に位置する存在なのに、偏見を持たず優しく接してくれるというギャップでオタクの心を掴んだのだ。 ヨッピーが黒ギャルとオタクの宅飲みをセッティングしたのは6年前のことである*1。だが2020年の現在でもオタクに優しいギャルは人気だ。いや、むしろ定着したと言っても良い。 最近はアニメでギャルっぽいキャラが出てくると「こいつ、オタクに優しいな」と言われがちだ。例えば今期のアニメだと『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の宮下愛がそれだろう。 『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』第4話 確かに彼女はオタク
入居していた元慰安婦の銅像が並ぶナヌムの家の入り口=ソウル郊外の京畿道広州市で2020年8月、堀山明子撮影 韓国社会で元慰安婦のハルモニ(おばあさん)を支えてきた車の両輪が両方外れ、迷走する事態になっている。運動団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連、旧・挺対協<ていたいきょう>)の寄付金不正流用疑惑で5月から検察が捜査に入ったのに続き、今度はハルモニが暮らす施設「ナヌムの家」(京畿道広州市=キョンギド・クァンジュシ)への寄付金のほとんどを、施設を運営する福祉法人が蓄財していた疑惑が浮上したのだ。 内部告発を受けて調べた京畿道の官民合同調査団は8月11日の中間報告でこの福祉法人「大韓仏教曹渓宗 ナヌムの家」について構造的問題を指摘し、自力更生への疑問まで投げかけた。 「ナヌム」は、韓国語で「分かち合い」。元慰安婦が韓国で初めて被害を告白した直後の1992年、韓国仏教の最
それは昨年3月末のことだった。 東京・紀尾井町にあるホテル・ニューオータニの大宴会場、1000名以上入れる部屋で日本政府主催の国際女性会議が開かれた。地方創生と女性のエンパワーメントをテーマにした分科会で、ある人物の前に長い列ができていた。 第5回国際女性会議WAW!/W20で講演する中貝市長(写真右):豊岡市提供 名刺交換と共に寄せられる感動の声を、驚きと共に受け止めていたのが、中貝宗治(なかがいむねはる)豊岡市長だ。豊岡市は兵庫県北部の自治体で、人口は約8万人。中貝市長の話は人口減少に悩む多くの地方都市関係者と、国会議員の心をつかんだ。 豊岡市は、国内にあるほかの多くの自治体と同様、働く女性や女性管理職を増やそうとしている。他の自治体と大きく異なるのは、こうした取り組みを「女性活躍」ではなく「ジェンダーギャップの解消」と呼んでいることだ。これは、単なることばの問題ではなく、中貝市長の大
これでもう「居場所」は消える。 そう思わせられる出来事が現在進行中だ。 「当事者研究」で有名な精神障害者の地域コミュニティ「べてるの家」が炎上している。 発端になったのは5月26日に公開されたこちらのnoteだ。 「べてるの家」をご存知でしょうか このnote記事記事によると、告発者のpirosmanihanaco氏は2015年ごろからヘルパーとして「べてるの家」の関連施設である「べてぶくろ」を手伝うようになっていたらしい。住み込みで働く最中、「べてぶくろ」の関係者であるA氏からキスをされる、性行為を持ちかけられるなどのセクシャルハラスメントを受けたらしい。 そのことについて「べてぶくろ」のスタッフR氏に相談したが、告発者の望む対応は得られず、より上位の責任者に相談してもそれは変わらなかったらしい。 そのような事件が(氏の主張によれば)2015年にあり、そこから5年経って、その経緯について
取材班は3月以降、新型コロナウイルスのクラスターとなってきたホストクラブの内情について、たびたび警鐘を鳴らしてきた。だが、当のホストたちやオーナーの耳には届いていないようだ。 6月中旬、10人以上の感染者を出したホストクラブ「A」グループの店舗関係者はこう証言する。 「店では、従業員がコロナに罹っても、濃厚接触者の検査もせず、感染者以外のホストで営業を続けて、『コロナに負けるな』と売り上げを上げることに必死です。こんな状況なので、店舗内の感染者は増える一方なんです」 ホストクラブ「A」は、歌舞伎町の中心地の雑居ビル2Fにあり、「A」のほかに「B」や「C」など複数の系列店が営業をしている。業界では中堅グループに位置付けられる。6月中旬に「A」で数名、「B」「C」でも複数の感染者が確認されている。 ホスト店の看板が並ぶ歌舞伎町の一画 ©文藝春秋 「店は4月の緊急事態宣言の直後も、1週間ほど休ん
政府は、安倍政権の看板政策の一つの「女性活躍」の目玉として掲げる「指導的地位に占める女性の割合を30%程度」に上昇させる目標の達成年限について、「2020年」から「30年までの可能な限り早期」に繰り延べする調整に入った。現状では女性管理職などの割合は30%にほど遠く、「20年の達成は現実的に不可能」(政府関係者)と判断した。年内にも策定する今後5年間の取り組みを示す第5次男女共同参画基本計画に盛り込む。 繰り延べ方針は、橋本聖子・男女共同参画担当相が25日、安倍晋三首相と首相官邸で会って報告した。 「20年30%」は小泉内閣時代の03年6月に、男女共同参画推進本部で決定した目標。「指導的地位」として想定するのは国会議員や、霞が関・民間企業の管理職だ。しかし15年に閣議決定した第4次男女共同参画基本計画の段階で「30%」は「努力目標」に格下げされていた。一方で「女性活躍」を政権の最重要政策の
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うづき @abiyuduki マサイ族の結婚は親同士が決めてしまう。今度、結婚するという青年に日本のテレビ局スタッフが「知らない人と結婚するのは嫌じゃないですか?」と質問したら「自分のことや恋愛よりも一族の繁栄の方が大切ですから」と何の迷いもなく答えていて、痛快であった。 2020-02-12 21:51:15 うづき @abiyuduki 日本も昔は似たような感じだったのだと思うが、身近な人に結婚相手を決めてもらうことは、一族の繁栄云々をさておいても、結局のところ多くの人にとってラクだったのかもしれない。 2020-02-12 21:53:35 うづき @abiyuduki このツイートに多く反響が寄せられたが、私が痛快と感じたのは「自由」(例えば自由恋愛にしても)という価値観は現代社会を生きる多くの人にとって疑いのない価値であるように考えられているが、実はそうとは限らないという当たり前
先日、朝日新聞社系のニュースサイト「withnews」の『単身赴任繰り返し、引っ越しは15回 「何のため、働いてきたのか」家族から孤立、50代転勤族の嘆き』という記事がネット上で話題になった。 会社に命じられるまま西へ東へと飛び回っているうちに、二重生活の出費が重くのしかかるだけではなく、家族との大事な時間まで失っていた、という「ハード単身赴任者」の訴えは大きな反響を呼び、コメント欄やSNSには「自分も転勤族の家で育ったのでよく分かる」「こんな時代遅れの制度はやめて欲しい」なんて声が溢れている。 ご存じのように、日本の転勤制度は世界の中でもかなり「異常」だ。 もちろん、どの国にも「転勤」という概念くらいはあるが、希望者が赴任するケースが大多数を占め、日本のように嫌がる者を説き伏せて赴任させるなんてことはない。世界では基本的に「契約社会」が多いので、労働者は会社に雇われた時点で互いに取り決め
当社従業員が、同人が妊娠したことに対して当社代表者がマタハラ(マタニティ・ハラスメント)に該当する発言を行ったかのような内容をTwitter上でツイートした件につき、お問合せが寄せられていますので、当社による事実確認結果につき、以下のとおりお知らせします。 ・ 2019年11月13日、当該従業員(部長職)が、当社代表者を会議室に呼んで、懐妊の事実を報告するとともに、いずれ自宅勤務を行いたい旨、及び、産休・育休の取得を希望する旨、申し出ました。 ・ この申出に対し、当社代表者は、同日その場で、自宅勤務に応じられる旨、返答しました。その際、併せて、これに伴って仮に就業時間が減少する場合には、それに応じて給与支給額が減少することに言及しましたが、「妊娠を理由とする減給」を提案した事実はありません。また、当然のことながら、当該面談の後、当社が当該従業員に支給した給与において減給など一切行っておらず
福岡銀行の取り付け騒ぎの風説の流布、デマ元の神真都Qの岡本一兵衛さんが偽計業務妨害の疑いで当然のごとく逮捕される
今年で9年目になる、中堅の女性です。 指導係として新人の子について色々と教えていたつもりでした。 田舎から出てきて親御さんもきっと心配していると思ったのでお姉さんのようになりたいと思ったのです。 ただ、その子が前から付き合っていた人と結婚することになったとうちの課の課長に先に報告したようです。 私はすごくその子に目をかけていたつもりだったので悲しかったです。 主任もその子を昼休みに呼び出して、いきなり課長に結婚報告をするなんておかしいし、私や指導係の紫陽花さんに一言伝えてから言うべきなのに非常識だと厳しく指導しましたが、本人の言い分としては直属の上司に報告するのが先とマナー本に書いていたからそうしたと言っていました。 あの厳しい課長が祝ってくれるなんて信じられないし私から話を聞いてあげるからと主任が言って、帰りにも1時間ほど色々彼女と話をしましたがその子はその後にもう辞めたいと裏で泣いてい
11月3日、米外食大手マクドナルドのCEO兼社長が解任された。理由は「従業員と関係を持った」こと。妻とは離婚しており、相手とは合意に基づく関係だったという。人事ジャーナリストの溝上憲文氏は「アメリカの多くの企業は、管理職と社員との恋愛を禁止する厳しい規定があります。社内恋愛を問題視しない日本は特殊といってもいい」という——。 CEOが従業員と「合意のH」でクビになるワケ 11月3日、米外食大手のマクドナルドのスティーブ・イースターブルック最高経営責任者(CEO)兼社長が解任された。 その理由は「従業員と関係を持った」ことが社内規程に違反したからだという。ただし「合意に基づく関係だった」とし、イースターブルック氏は妻とは離婚していたと報じられている。ということは相手の女性から告発されたセクハラではないことになる。 しかし、同社の社内規程では「管理職以上の社員が上下関係にある他の社員と恋愛関係
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